【DTM最短上達法】楽曲の耳コピをする際に心がけるべき3つのこと
前回の記事では、効率的に作曲を上達したいなら、作曲本や動画を学ぶより、楽曲のコピーをしよう!ということをお話しました。
楽曲のコピーには、大きく分けて、
耳で聞いて曲を再現する耳コピと、
楽譜を買ってきてそのとおりに打ち込む方法
の2つがあります。
その中でも、このnoteでは、初心者が最短で上達する方法として、耳コピをオススメしています。
では耳コピをする際に具体的にどんなことを心がければいいのでしょうか?
僕は、長いこと曲が出来なくて悩んでいたのですが、既存曲の耳コピをしたことで、一気に曲が作れるようになり、それ以来耳コピ信者になりました。
そこで、今回は、そんな耳コピ信者である僕が思う、楽曲の耳コピをする際に心がけるべき3つことについて、お話しします!
この3つを意識すると、短期間で劇的に上達していく土台ができますし、周りの人を一瞬でごぼう抜きすることも可能な大事なポイントばかりですので、ぜひチェックしてみて下さい。
それでは行ってみましょう!
(この記事は5分で読めます。)
なぜ耳コピがおすすめなのか
冒頭でも書きましたが、僕は耳コピ信者です。
それは耳コピが初心者の一番の悩み、曲ができないという悩みを一気に解決してくれる手段だからです。
耳コピにはいくつもメリットがあるのですが、今回はその中でも特に大きなものを紹介します。
以上のとおり、耳コピにはとてもメリットがあります。
特に初心者にとって、作曲技術を本や動画で学ぶより効率的に作曲力が身につく方法ですので、特におすすめしています。
それでは次の章からは、耳コピする上で心がけたいポイントを一つずつ紹介していきます。
1.自分の出来る技術で作る
まず最初は、自分の出来る技術で作る、ということです。
自分の出来る技術とは、自分の手持ちのDAWソフト、音源、エフェクター、機材などの、自分の持てる限りの環境、そして自分の今持てるテクニックということです。
道具のせいにしだすと、道具集めに時間が割かれ、曲は一向に作れなくなります。
だから、大事なのは、今の手持ちの道具でなんとかする、という思考です。
また、お手本となる曲選びにおいて難しい曲を選ばない、という点も重要です。
実際、曲を作れなかった僕でも出来るようになったのは、簡単で楽器数も少なく、シンプルな曲をコピーしたからです。
難しい曲、複雑な曲、速度が早すぎる曲などに憧れる気持ちはわかりますが、難易度は徐々に上げていくほうが結局近道です。
2.その都度調べる
2番めは、その都度調べる、ということです。
その都度とは、疑問点がでてきたら、すぐに調べる
ということです。
WEBの情報は検索性に優れるので、わからないことがあればgoogle検索すればほとんどのことは教えてもらえます。
よくありがちなのが、DAWソフトの使い方を調べることや、作曲知識を仕入れることが目的になってしまう、ということですね。
これは本当に気をつけないと、時間があっという間になくなります。
だから、ネットの情報は、辞書的に使うのが正解なんです。
そうしないと、知識が増えたことで満足してしまうのが人間ですので
気をつけて下さいね。
では具体的にどういう時に検索すれば良いのか、を上げてみますとだいたい次のような単語を検索するのが良いと思います。
英語の辞書を1ページずつ勉強する人はいません。
知りたい単語が出てきて初めて辞書を開くのと一緒で、DTMもわからないことが出てきたらその都度検索するのがもっとも最短で知識を身につける最強の方法です。
3.細部を大事にする
3番目は細部を大事にする、ということです。
神は細部に宿る、と言われます。
コピーするときは、だいたいあってればOKと思いがちです。
でも、細やかな部分まで聞き取り、再現できるようになるほど曲作りのクオリティは上がっていきます。
だから、細部に拘るのは超重要です。
お手本曲を構成する要素を極力、解像度高く、細やかに分析して、自分の環境下で再現する、その営みが、あなたの経験値を劇的に増やしてくれます。
細部を具体的に示すと代表的なものとしてはこの4つがぐらいかなと。
可能な限り、精度良く、サウンドも、フレーズも、リズムも各楽器の音の大きさもすべて、原曲と同じニュアンスを追求するのが耳コピの醍醐味であり、楽しみなんですね。
ぜひ、これらの4要素を意識してコピーしてみて下さい。
まとめ
以上、楽曲の耳コピをする際に心がけたいことを3つ紹介しました。
一つの曲を完コピすることで、先人が苦心して生み出した膨大な知識と経験を追体験する事ができます。
その経験を繰り返せば、オリジナルの曲のクオリティも当然上がるし、楽しいので良いことづくめ。
自分で新しいものを生み出すためには、実はすでにある優れた作品を模倣することが最短の方法です。
ぜひ、意識してみてくださいね。
あなたのDTMライフの参考になれば幸いです。
*********************
最後まで読んでいただき、
ありがとうございます!
少しでもあなたのお役に立てたら嬉しいです!
スキ、いいね、フォローをポチッっとしていただけたら、今後の活力になります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?