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作曲初心者に知ってほしい、曲を完成させられないたった1つの理由

作曲初心者の頃、ちょっとしたメロディなら作れるようになったものの、
曲を完成できず、13年間悶々としていたダサメロンパンです。

同じように
「メロディをどうやったら一つの曲にできるのかが分からない」
「色々勉強しているけど、どこから手を付ければいいかわからない」
と悩んでないですか?

作曲をするからには、やっぱり、
曲を完成させて、人に聞いてもらいたいですよね。

僕はその悩みから13年抜け出せなかったので、
気持ちは凄い分かります。

そのために
youtubeで勉強したり、
音楽理論を学んだり、
楽器を練習したり、
教則本を読んだりしましたが、
一向に曲はできませんでした。

その後、紆余曲折あって曲を作れるようになった時、
「曲を完成させられない理由はたった1つだけ」
という事実に気づきました。

そこで今回は、曲を完成できないその理由についてご紹介します。

この理由を知れば、作曲の経験や知識量に関係なく、
誰でも曲を作れるようになるはずです。

では早速行ってみましょう。
(この記事は5分で読めます。)


曲を完成させられない理由は「作曲技術を学ぼうとするから」



結論から言うと、曲ができないたった1つの理由とは、
「作曲技術を学ぼうとするから」ということです。

(作曲技術は以下に記載)

「えっ?作曲技術が無いから曲が完成できないんじゃないの?逆じゃないの?」
と思いますよね。

※ここで作曲技術とは、以下を指します

<作曲技術とは>
・メロディの作り方
・コード進行の作り方
・各楽器のフレーズを生み出す技術
・ドラムやパーカッションなどのリズムパターンを作り方
・イントロからAメロ、Bメロ、サビ、エンディングなどの曲の展開・構成
・楽器のサウンド作り
・それらをDTMソフト上で再現する技術
・上記の各楽器をまとめ上げて、違和感のないように調整するミックス技術
・マスタリングと言われる曲の仕上げ作業

さらにボカロ曲の投稿となるとこれらも必要
・作詞技術・ボーカロイドの声を、違和感のないように調整する技術
・動画作成技術(字幕のみであっても、初心者には敷居が高い)
 etc…

作曲にチャレンジするような音楽好きであれば、
日頃からプロの作るメジャー作品や有名ボカロPの作る高いクオリティの曲を聞いていると思います。

すると、無意識のうちに、普段聞いている曲くらいのクオリティがないと作品を公開する資格がないと思いこんでしまうわけです。

DTMをはじめたばかりのときは、どんな人でも、自分の作るメロディとサウンドのショボさに衝撃を受けます。

そして、ここからが罠なんですが、
真面目で理想が高い人ほど、それを市販曲のようなクオリティに近づけようとします。

そのために、
「メロディをもっと洗練させよう」とか、
「サウンドのクオリティアップのために、有名なプラグインを導入しよう」とか、
「音楽理論を学ぼう」という勉強意欲が燃えてくるんです。

この勉強意欲こそが、曲の完成を妨げる罠です。

勉強や試行錯誤が楽しくなり、曲をいつまでもいじり続けて、
気がつけば、十数年、ということになります(体験談)

これは怖いです。

お金も時間も、気力も吸い取られ、
結果、自分には才能がないという事実だけが残り、
自己肯定感は段々と下がっていきます。

僕は、人に作曲しているなんて、とても言えない、いわば「作曲コンプレックス」を長年抱いていました。

そんな僕が曲を作れるようになったのは、
あることをきっかけに、「自分の曲をとにかく完成させる」
という執念が芽生えたからなんですが、

今までと同じやり方では、また挫折してしまうことだけは分かりました。

そこで、僕がとったのが、
「クオリティアップの勉強は一切やめ、今の技術で曲を完成させる」という作戦です。

まず、youtubeの作曲動画や、プラグインのセール情報を見るのをやめました。そして、その分のパワーを、曲を完成させることだけに向けました。

どうしても分からないことがあった時だけ、必要な知識を調べるようにしました。

その結果、30日という期間で、今まで作りかけのメロディの断片をまとめあげ、3曲の曲を仕上げることができたんです。

この経験は、自分にとって大きな成功体験になりました。

苦労して仕上げた作品は、決して市販の曲と比べて高いクオリティでは有りませんが、本当に宝物です。

そして、この、他の誰でもない自分だけの曲が作れた、という成功体験によって、僕の「作曲できないというコンプレックス」が吹き飛んだのは良い思い出です。

作曲技術を学ぶのをやめて、
曲を完成させるために必要なことだけに集中する。

たったこれだけのことで、13年迷いに迷った僕でも曲を作れるようになりましたし、
だからこそ、誰でも曲を作れるようになれる、と胸を張って言えます。


 

結論 作曲初心者は、曲を完成させることだけに集中しよう


以上、「作曲初心者が曲ができない理由は、作曲技術を学ぼうとするから」ということを紹介しましたが、いかがでしょうか。

「こんな簡単なことで」と思うかもしれませんが、
単純なことほど気づきません。

実際、僕が苦しんでいた頃でも、多くの発信者の方が、
それこそ懇切丁寧に作曲技術を教えてくれていましたので、
その勉強をやめる、なんて思いもしませんでした。

「作曲技術の勉強をやめて、作品を完成させる勇気を持つ」
これだけで大丈夫です。

作曲の楽しさは、完成させてこそ味わえます。
そのために、とにかく曲を完成させることに集中してみてください。

あなたのDTMライフの参考になれば幸いです。

PS.

僕が曲を作れるようになった方法はこちらの記事で解説しています。↓

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