極東の半島に居住する、ある外国人のつぶやき。(11)
《注:あくまでも、半島居住通算25年目の一人のおばさんの主観です。》
実はですね、客観的に今回の韓国への輸出管理&優遇処置の取り止めは、この国にとって「良かったのかもしれないな」と思ってます。
何が良かったかというと・・・
今まで文政権やマスコミに煽動されていたこの国の方々も「これは違うんじゃない?」と思い、現政権に対する批判的意見が以前よりも多くなったからなんですね。
例えば、【その①】
私はソウルの知識人や経営者のある集まりに参加しているのですが、そのライン(カカオトーク)内での会話が、最近は文政権を批判する内容が随分増えました。それに対して文政権を支持する人たちは、相変わらず感情的に反日を叫んでいますが、それを北欧の元大使さんや国際裁判官さんや日本の大学の教授さんなどが、逆に論理的に制圧する流れがありますね。
【その②】
現在私が所属する文学会で、20日に寿城池の公園で「詩画展」があるのですが、今日初めてお会いした方が「娘が産業デザイン関係の仕事をしているので、日本に行って学びたいといってる。」というので、「現在、国がこういう状態ですけど、大丈夫ですか?」と尋ねると、突然、文政権に対する批判の嵐が飛んできました。(後で聞いたところによると、この方は進歩派の文政権とは反対の、熱烈な保守派でしたね。)
【その③】
日本語のクラスの人たちは、以前から文政権に対する批判が絶えませんでしたが、最近は呆れて会話にも出てきません。「いったい、この国をつぶす気か?!」などは、言ってましたね。
【その④】
先日の記事の大学生の男の子は、日本語のスタディーグループを2つ持っているのですが、そのメンバーのほとんどが、この夏休みに日本旅行するそうです。その中に「自分が日本旅行することによって、売国奴になってしまうのではないか?」と心配する人も一人いるそうですが、その程度です。
【その⑤】
私の友人の友達は「日本のような大国を相手に、小さな韓国が何ができるというのか、恥ずかしい。」と言っていたり、大学病院のお医者さんである旦那さんは「経済規制と徴用工問題は全く違うのに、反日で国民の感情を煽り立てて、文政権は何がしたいのか。」といっているそうです。
特に上記の人たちは、最近マスコミ自体信じられないので、テレビのニュースなどはほとんど見ないといっていました。
私も日本のNHKとこちらのニュースをたまに比較しますが、まるっきり違う報道しているのを見ると、本当に驚きますね。
地政学的にこの半島は、常に難しいなぁ~と思います・・・
いつも、お騒がせしてすみません。 ありがとうございます。