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手塚治虫からはじまった

 アラレちゃんや「ドラゴンボール」の作者、鳥山明(1955~2024.3.1)が亡くなり、ちびまるこの声優、TARAKO(1960~2024.3.4)が亡くなり、マンガのニュースが多く流れた。「ちびまる子ちゃん」の作者、さくらももこ(1965~2018)が亡くなってから、もう6年がたっているのか。
 尾田栄一郎(1975~)の「ワンピース」も世界中で知られているが、日本のコミックスやアニメの基礎を築いたのが手塚治虫(1928~1989.2.9)だ。
 アニメ「鉄腕アトム」は、「アストロボーイ」の名で海外に配信された。「ジャングル大帝」(1965年放送)もアメリカに輸出され、まったく同じキャラクターで「ライオンキング」(1994年公開)がつくられた。アニメ「ジャングル大帝」は1967年にはベネチア国際映画祭サンマルコ銀獅子賞を受賞している。完全なパクリだ。手塚はディズニーが好きだったので何も言わなかったが、アメリカの日本コミックファンは苦情を言った。リメイクの打診もせず制作された「ライオンキング」は今でもたくさんの収入を得ている。
 手塚治虫のことをもっと知ってほしいし、手塚の作品も読んでほしい。
 ドラえもんの藤子不二雄(藤本弘=藤子・F・不二雄1933~1996、安孫子素雄あびこもとお藤子不二雄A1934~2022)やバカボンの赤塚不二夫(1935~2008)、仮面ライダーの石ノ森章太郎(1938~1998)は、手塚治虫にあこがれてマンガ家になった。
 それまでの4コママンガのような絵を躍動的なものに変えたのが手塚。
 その手塚治虫が亡くなって30年以上がたっている。
 「火の鳥」や「ブラックジャック」は今でも色あせない。アニメで何度も復活する。テレビでは今、「ミッドナイト」のコマーシャルをしている。他の作品も何度も映像化された。

 私のノートには、手塚の死亡記事の新聞が貼ってある。このまま埋もれてしまうのなら、ネットに載せておこうと思った。図書館へ行って新聞記事をさがすより、ネットに載せておけば、探そうと思えば探しやすいだろう。
 そう思って載せておく。



 やっぱり読みにくい。撮影技術が悪いので、図書館で当時の新聞を探した方がいいな。

 手塚治虫のマンガも、読んで損はしないはずなので、何か一冊、手に取ってほしい。



「アポロの歌」より

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