本の感想をいただきました(*^-^*)
『パートナーが発達障害かも?と思ったときに読む本』(すばる舎)
次のような感想が届いています。
① とても読み易くわかりやすい本です。そしてこの本にもう少し早く出会えていたら私ももう少し楽に生きていけたのかなぁと思ったりもします。私はカサンドラに陥りやすい性格だって事も当てはまりましたし、元旦那に対する期待や自分の理想を押し付けてた部分あったなぁ、と思ったりもしました。この本読んで一人でも多くのカサンドラさんが救われたら良いのにって思います。(40代 女性)
② 専門的な情報が盛り込まれつつも、事例や具体的な行動が出来るようなアドバイスが可愛いイラストや漫画と共に入っていて、とても読みやすく、内容が濃い本だなと感じました!きっと、読むだけで少し気持ちが軽くなる人もいるのではないでしょうか。勿論、人間関係の問題は、すぐに改善することは難しい部分もありますが、実際に、神田さんご自身やクライアントさんの経験からの話なので説得力がありますし、読者が共感できるような言葉も随所に書いてあり、カサンドラさんにとっては、困った時に何度も読み返すようなバイブル的な本になるのではないかと思います。 私自身、発達障害の知識はそれほどなかったというのもあり大変勉強になりました。ありがとうございます。(30代 女性)
③書評家の高橋一彰さんから、次の書評が届きました。
・本書は、発達障害・カサンドラ症候群専門カウンセラーで、カウンセラー歴35年の著者が、発達障害のあるパートナーや家族のいる人たちが相互関係が築けないために陥る「カサンドラ症候群」に陥らないために、どのように改善していくかのヒントが紹介された1冊。
・世の中には、
□夫が忘れっぽく困り果てている
□食事中もゲームをする夫に悩む
□結婚して25年経つのにずっと夫のことがわからず、夫との別居を検討する
など、パートナーと関係に悩む方々がいる。
・これらの問題ごとや困り事の背景には、パートナーの発達障害が存在している場合が考えられるのだ。
※取り上げた3つの事例はマンガ形式で紹介されている。どんなマンガかは本書をお読みください。
・発達障害のパートナーに困り感を抱いている場合、あなたは「カサンドラ症候群」かもしれない。
・カサンドラ症候群は、「発達障害の夫や妻、パートナーと情緒的な相互関係が築けないために、体重減少や吐き気、めまいなどの身体的症状、抑うつ的気分やパニック・不安障害などの精神的症状を有する症状」を統合して呼んでいる。
(カサンドラ症候群は正式な医学用語ではないが、注目がされているのだ)
・カサンドラ症候群はエビデンスや定義が整えられていないが、先に紹介した3つの事例のような症状や困り感を支えている方は決して少なくない。しかし、カサンドラさんがパートナーとの関係に耐えられず、周囲に悩みを打ち明けたときに「うちも似たようなもの」と諭されてしまう話をよく耳にする。
それはなぜかというと、誰にでも性格や能力、言動には凸凹があるから、こうした困り感は一般的な夫婦関係でもあり得る話だからだ。
・ただ、発達障害のあるパートナーはそれが極端なので、こちら(カサンドラさん)の影響も大きいということか周囲には伝わりにくいのだ。
※カサンドラ症候群になりやすい性格は5つのタイプにまとめられているが、そのタイプの詳細は本書をお読みください。
・カサンドラさんであっても、現在の望ましくない状況への正しい対応を実践していけば、幸せになる可能性は十分にある。
・発達障害(グレーゾーンも含む)のパートナーがいても、楽しく生活している家庭はたくさんあり、その共通点は、
①家族が発達障害の特性を十分に理解して対応している
②家族自身の気持ちに余裕がある。
③②のために、特性や失敗を笑い飛ばすことができる
など5つ挙げられている。
・カサンドラ症候群においての重要なキーワードとは、「理解」と「自立」。これらがなされていない場合、症状が改善されないまま、ずるずるとつらい状況が続くことになる。
・特性をサポートする大変さを横に置けば、パートナーに発達障害があることが判明して以降、いつまで経っても結論を出せずに同じところに留まるのは、むしろカサンドラさん自身に課題が取り残されている、とも言えるかもしれない。
※発達障害のパートナーとの改善方法の詳細については、本書をお読みください。
・本書では、「カサンドラ症候群の概要」「カサンドラ症候群になりやすい性格」「発達障害の種類(自閉症・自閉症スペクトラム・注意欠如・多動症など)」「発達障害のパートナー対応法」「カサンドラさんから卒業する方法」など、パートナーが発達障害であるカサンドラさんのお悩みや葛藤についてどのように解決ならびに対応すればよいかについて、事例を交えて解説された内容となっている。
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