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ワーホリ海外でバリスタしたいなって思ってる人☕️渡航までにまだ余裕あるなら日本でカフェバイトしといたらめっちゃ強いでっていう話



簡単な自己紹介

⚫︎ 経歴

・ワーホリでカナダ滞在中
・ローカルカフェに半年以上勤務
・日本でカフェバイト経験あり

⚫︎ 勤務開始当初の英語力

・3年前に 3ヶ月短期留学した
・にも関わらず話せない...
コレどこに置けばいい?
 の言い方分からずググるレベル
・カナダでは語学学校ナシ


こんな人でもなんとか半年以上働くことができている。そして、働く中でひしひしと感じたのであった。
カフェバイトしててよかったー!!と。

それではなぜ、海外でバリスタしてみたい人が日本でカフェバイトをしておくと強いのか。
その理由は以下のとおり。




①「経験」つよすぎ


先ほども申しましたが、私の英語(会話)力は、コレどこに置けばいい?の聞き方がわからないレベルだった。

義務教育+受験勉強もしてきたから英語の基礎的なことはわかるつもりだったし、(3年も前だが)語学学校に3ヶ月行ったこともあった。
それでもこんな簡単なことが英語にできない。
お勉強の英語と、
生活で使う英語は、
ちがう!!!!


そんな私がローカルカフェの仕事をgetできたのは、まぎれもなく経験のおかげ。それ以外に説明のつけようがない。

私のケースだけでなく、カフェで働くようになってからは内側からの採用事情も見てきたけれども、結局言えることは、
「どんなに素敵でいい人でも店にメリットがないと採らない
ということ。

そして、カフェ経験者のメリットは
教えることが少なくて済む
ということ。

スタッフの募集は、人手が足りない時にかける。人手が足りない時は正直、悠長にイチから教えている間なんてない。経験者であってくれるだけで、正直めちゃくちゃありがたいのだ。

しかもCraigslistなんかに募集をのせた次の日には、レジュメドロップの人が次々とやって来る。こちらももちろん、そのたくさんある選択肢の中から一番都合が良い人を選ばせていただくことになる。

基本的にレジュメドロップに来る人たちは、私よりもはるかに英語がペラペラな人たちばかりだったが、どんなに感じの良い人でも経験がないからと落とされていたりした。
経験は時に語学にも勝る...

バリスタって手に職なんやな
と言った友人がいたが、
ほんまにそう。


②覚えることが少ない=ストレスも少ない


これは採用する側だけでなく、自分にとってもメリットという話。

日本だろうが海外だろうが、バイト・仕事の初日ってめちゃくちゃ大変じゃない?
主に心が。

スタッフの名前、関係性、モノの名前、配置、店のルール、目に映るもの、何から何までぜーーーーーんぶが新情報として自分に降りかかってくる

しかもそれが海外で、全部英語だとしたら?
もしもあなたが私のように、英語が全ンンン然話せない人で、しかもカフェ未経験だったとしたら...それはもう想像を絶するストレスフルさなんですよ。

だがしかし
カフェでの働き方を習得していたら、その分のストレスを大幅に削ることができる。

カフェって日本だろうが海外だろうが、やることはほぼ一緒。

少しずつ違ってくる部分、
・ドリンクのレシピ、配合
・道具の配置
・食器(どのメニューにどれ)
・その店の独自ルール

さえ頭に入れてしまえば、そんなにやることは変わらないんで、英語できなくても体が覚えてる〜ってかんじでなんとかできてしまうのですよ。

むしろ、もうすでに知っていることを英語で学べるので、わたしのような英弱にとっては学習効率が良い(多分)


③日本ほど教育がちゃんとしているとは限らない


海外で、懇切丁寧に1から100まで教えてくれるようなことはないと思った方がいい。

大きなチェーン店などは別なのかもしれないが、少なくともわたしはそうだった。

初日から普通に忙しくて、ハイじゃあ注文とってと言われていきなり分からないままに必死に取ったし、電話の出方も予約の取り方も、丁寧に教えてもらったことなんて一度もない。

全部、とりあえずやってみて!ってかんじ。
実践、実践、実践 and 実践
研修とかそんなものは、無。

もちろん店によるとは思いますよ
でもネットでいろいろ似たような話見たこともあるし、必ずしも丁寧な教育をしてくれるわけではないということですよ。

日本で、日本語で、丁寧に教えてもらえる機会があるんだったら、絶対そっちで基礎を学んだ方がいいと思うんですよ!! 


④渡航前に向き不向きを知る


オシャレな空間で、おだやかでゆ〜ったりとした時間の中、ニコニコしながら優雅に働いてる

みたいなイメージは、実はカフェで過ごすお客様側だけで、スタッフ側からすると、そこは戦場でもあったりもする。

店や時間帯にもよるが、時には消えない長蛇の列を捌きまくる必要がある。
この「捌きまくる」ことに快を覚える人間もいれば、これが大きなストレスになる人間もいる。

わたしはどっちかというとストレスタイプで、捌いても捌いても復活するお客様の列に内心悲鳴をあげながら、「もう無理、この場から消えたい…」などと思っている時に、隣で「楽しいですね」と言っている同僚を見て引いたことがある。
それくらい人によって感じ方は違う。

「全然おもてたんと違った」と、わざわざ海外に来てからショックを受けるよりも、日本であらかじめその幻想をとっぱらっておいた方がその後の可能性が広がっていいような気がする。


Q.日本で働いてみるならどんなカフェを選べばいいのか



A.「エスプレッソマシンを使う店」


極論これさえ守ってたらいいと思う。
ハンドドリップとかある店もあるけど、日本の喫茶店みたいに、ハンドドリップだけでやらしてもろてますみたいなことはまずない。
カフェと名乗る限り、エスプレッソマシンが絶対にある。

最低限、エスプレッソマシンでスチームミルクを作れることは必須。
ラテアートはできた方がよりよいが、できなくてもなんとかなる。ソースは私

私の働いたカフェはたまたま日本もカナダもラテアートを重視する店ではなかった。
これまで一緒に働いてきた同僚たちも、上手くできる人とできない人半々ぐらいだった。
別にできないからといってお客さんに怒られるなんてこともなかった。

そもそもラテアートってサービスですもんね。
同じ材料で同じ分量で作ってるけど、ちょっと注ぎ方変えたらオシャレになるんよっていう粋な計らいですもんね。

だからラテアートは時間のある時に出来る同僚に聞いて教えてもらったりしている。
出来るに越したことはないが、できなくても大丈夫。マシンが使えれば!


経験は武器


ネットで見ていると、未経験ながらもカフェで雇われましたという人もいる。
でも、決して簡単な道ではないと思うし、めっちゃラッキーな人だなと思う。

だが経験は、時によわよわな英語をもカバーする。経験があるだけで、チャンスに恵まれる可能性がグッッッと高くなる。
経験は海外において最強の武器なのだ。

もしあなたの海外でのやりたいことリストに「カフェで働いてみたい」が入っていて、渡航までにまだまだ時間があるのなら、日本のカフェでバイトしてみといたらめっちゃ強いよ超おすすめだよ、という話でした。

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