心の中の夢のこと
はじめまして。
notoに登録してみたので、なんか書いてみようかと思います。
登録してみようと思ったきっかけは、個人的に、少し怖くもあり、面白くもある「夢」のお話を残しておきたいなと思ったからです。
夢といっても、寝てる時に見る方の夢になります。
今となっては、なんだったんだろう?
メモを読み返しても覚えていないことも多いですが、とりあえず書いていこうかと思います。
▼▼▼
【心の中の夢のこと】
多分、アレ(夢)は、自分の心の中なのだと思う。
外側は、快晴。
広大な青々とした良い場所を俺は堂々と歩いている。
上下共に青色。
空の青と水面下のような青の上を歩いている。
周りには、何人かの人がいる。
その人物たちの顔は、皆、のっぺらぼう。
目や鼻、口の部分は、窪んでいるものの、何もないマネキンのよう。
これでも好きなように、日常を送り、話している人間なのだ。
中には、知り合いの姿もあった気がする。
でも、彼らは、しっかりとした目も口もないのっぺらぼう人間。
そんな周囲を気にすることなく、ひたすら無視をして、俺は、歩き続ける。
周りに、自分は、どう映っているのか?
自分ものっぺらぼう人間なのではないかと思って、顔に手を当てて触れてみる。
しかし、ちゃんと、眼球もあるし、鼻の穴もある。
口腔内には、歯が並び、赤い舌が蛇のように動いているのが目視出来ている。
「まともな人間」だと思った。
歩いていると、俺は大きな扉がある屋敷に入って行く。
その屋敷は、誰でも入って来られる自由な所。
それなのに、誰一人として入ろうとして来ない。
自分のように入ろうという気持ちも思わないのか、入ろうとする気配すらない。
この屋敷が怪しいのか、それとも、自分がおかしいのかわからない。
だが、自分では、まともだと思っている。
だから、先へと俺は、進んで行く。
二階へと続く階段がある。
お宝を探索するような冒険心と、何が待っているのかわからないワクワクな好奇心を持ち、俺は二階へと向かって行く。
すると、部屋には、様々な家具や食器などがあり、どれも埃をかぶっている。
中には、蜘蛛の巣を作って存在しているものもあった。
埃をかぶっているのに、よく見れば、どれもが錆びていない。
まるで、新品そのものが埃をかぶり、蜘蛛の巣を張っているようだった。
よくよく見れば、埃も蜘蛛の巣も光っていないか?
そんなわけがない。
でも、汚いとか嫌な感情もなく、所々、輝いている。
此処だけなのか不明であるが、時間が止まって、美品のように閉じ込められている。
倉庫か蔵なのかな?
そう思ったところで、目が覚めました。
この夢がなんなのか、わかりませんが、心の中にある光と闇の部分なのかなと解釈しています。
けれど、闇も不快感もなかったので、塩梅なバランスが保たれている世界。
周りの人たちに目鼻口がないのは、他人を気にせずに探求心のままに向かっている自分だからなのか、それとも……
関わり合いたくないという回避かなにかと思いました。
実際、俺は、人見知りなので、ちゃんと友人と呼べるような人もいませんし(笑)
あのような美しい世界で人々が楽しそうに談笑している平和な安寧を、俺は心から望んでいるのでしょうねぃ。
そして、誰にも干渉されたくないという自分だけの屋敷。