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親不知を抜くまでの思い出

※最初の内容は、昨晩のものです。
※追記あります。


今日、病院に行って、左側の親不知を抜きました。
数年前にも抜いたことがあったのですが、その時も一気に抜いて、凄く痛たかったのを覚えています。 

最初は、物を噛む時に奥歯が痛いというか変だなぁということで掛かり付けの歯医者さんに行きました。
夕方の予約でしたので、仕事終わりに向かうと、自分の前に、一人の男の子がお母さんと来ていました。
彼は、診察前から恐怖に怯え、呼ばれて行った際には、その限界がピークに達してしまったのか泣き出してしまいました。
そして、自分も呼ばれてレントゲンを撮っている間、彼のわんわんと泣く声を聞きながら待っていました。
先生方たちの「大丈夫だよ」に合わせるように彼は『痛くない』『痛くないよ』と繰り返しては、泣きながら治療を受けていました。
自己暗示をかけることで、痛みを和らげようと必死さが伝わりまして、自分も子供の頃は、歯医者さん怖かったもんなぁと思い出しました。
小学生になる頃には、慣れましたが(笑)

彼の治療が終わる頃、自分の番でしたが、先生がレントゲンを見て、難しい顔をしました。
以前の経験上、どうせ此処では抜けないから病院に行ってくれだろうと思っていたら、案の定、紹介状を書くからと言われてしまいました。
どうやら、今回の親不知は、変な方向で生えてきたらしい。
しかも、歯茎が覆い被さるようになって、親不知が隠れてしまって、大変だというものでした。
そんなことになっていたとは知らず、虫歯にでもなったんかなぁ。だから周りの歯や歯茎が痛いのかなぁ程度でした。

早速、紹介状を持って病院へと診察。
2時間近く待たされたり、レントゲン取ったり色々して、呼ばれました。
女医さんで、言葉がキツく、なかなかパンチの効いた先生。すぐに苦手かもと思いました。
だが、親不知の説明を聞くと何やら気泡のようなものもあり、それが何だかわからないから、検査していこうね。
また、下を向いたりして、歯を食い縛ったりすることで、下の歯に圧力がかかっていることや、本来ならば、上下の歯には舌など入れたりして隙間を作っているものと教えられました。
自然なことを俺は、無意識に無理矢理噛み合わせようとしていたんだと自覚。
よくよく考えてみれば、仕事上、下を向いて力仕事をしていた。
とにかく『歯と歯を意識して離す』ことが大切と教えられて実践しました。
すると意識しただけで、下の歯の周りの痛みが和らいで楽になりました。
次の診察の時、意気揚々と先生に伝えようとしたら、先生は前回とは、別人のように優しい態度で説明してくれました。歯よりも先生の態度の一変に驚かされた感じです。
その時、次回の診察の時は、歯は、頑固なので数日に切り分けて、徐々に切除してゆくみたいなお話でした。
おかしな方向に向いた歯なのだから、段階的にするものだと思っていました。
次回の診察まで1ヶ月……
あと3日後には、歯を削るのかぁと思っていた矢先、急に奥歯が痛み、物が噛み辛いぐらい歯茎が晴れて、また痛い思いをしました。慌てて薬を飲んで、少しずつ治まった。
どうやら『意識』することを忘れてしまったようだ。
痛いと思いながら、本日、行って参りました。

診察台に寝かされ、部分麻酔だからそんなに痛くないはずと思いました、が───

とんでもない!!!!
めっちゃっ、いてぇぞッッ!!
とにかく、痛くて痛くて、かなわんッッ!!(涙)!!

痛かったら言って下さいねと言われても、歯も顎も首も痛い。おまけに点滴の針も痛い。
目も頭も痛くなって、どれも痛くてたまらなかったので
『だ、大丈夫ですぅぅ…』
この痛みを耐えるという選択を俺は決めた。
ギュイィィーンはなんとか耐えたが、細いやつで掘り起こされたり引っかけられたりするのは、アカーンッッ!! 

『ムリムリムリムリィィ!!』
『意識が、意識が持ってかれそうじゃッッ』
『痛い、痛いよォォ!!』 

バタつきたいぐらいの痛みに俺はヒーンとなった。
痛みで身体は硬直しているが、震えている。
硬直しているから身動き取れなくて痛い。
なので少しでも痛みを和らげ、耐える為に俺は、ひたすら『自己暗示』決意した。
『痛くない』『痛くないよ』と繰り返し言い聞かせること。
正にあの時の男の子の彼が取った手法である。
それプラス、包丁で指をズバッ!!してしまったあの痛みに比べたらという思いで堪えた。
とにかく痛くないと意識させる…….が、気を抜くとグハッ!!としてしまう痛みに襲われて悶えたくなる。
快楽と痛み同時に味わうという拷問。

『顎が痛いが、痛みを耐えなければ終わらない』
『痛いと言ったところで痛いのをされる』
『越えなければ、歯を抜かなければ……
んん??』

とあ事に気づく。
そういえば数日かけて徐々に削るみたいな予定じゃなかったけ??
抜くのは、最終的じゃないのかと。

此処で、今日中に「1日で抜く」
徐々には「時間をかけて、段階的に削る」

前回の説明では、そういうことだったのではないかと思った。
先生と自分の中の解釈が食い違っていた、もしくは自分の聞き間違えだということに。
しかし、もうそんなことはどうでもよい。
『最終段階』に突入していたのだから。

顎が限界、意識がヤバそうと思った時に、終わった、らしい。
ようやく頑固モノと別れを告げ、解放された瞬間。
あっという間の出来事であった。

正直、全身麻酔された方が良かった。
入院するという手法もあったが、仕事を休むわけには、いかないので断った。
でも、痛くて、痛くて、泣いた。
でもね『人生の試練』なのだと言い聞かせた。
お陰で、耐えきったよ。
あとは、腫れと切除後の痛みと苦痛に耐えるという『ノルマ』を達成すること。
『ミッション』だと思って、今は、横になって、書いています。
身体だるぅぅ~!!

結局、明日の出勤、休みに変更してもらいました。
痛みで仕事に集中できなかったら、迷惑だからねぇ。
代わりの日に、頑張りますわ。

親不知、どのように皆さんは、乗り越えてきたのでしょうか。
ひと思いになのか、耐えきってなのか。
んん? 痛みを耐えるを選択した俺と同じってことは、もしや……mっ系ってことじゃないかと思いつつ…フフッ( *´艸`)
さて、優しい食事をして来ようかと思います。



▼▼▼
[追記] 

投稿したら、昨日の出来事になっていましたね。
気泡は、観察経過か場合によっては、切除?らしい。
何日かに分けて、ガーゼ交換したりで治るようだ。
良かった。
まだ気になる歯があるので、今回の痛い経験を受けて、歯医者には定期的に行くようにしようと思ったね。
 
抜歯後の食事は、流動食や柔らかい物と調べた。
そうか。わかったスープとかお粥かな。
ちなみに、昨晩の実際の食事は、柔らかい煮付け魚と一欠片のレバーと小さな唐揚げ2つ。
それらを煮付けの汁に浸して食べました。
それから水とぬるめのお茶。
細かくして、ちびちび、ゆっくりと。
歯が痛くても、腹は普通に減る!!以上!!

#歯 #親不知 #痛み #治療 #歯医者 #病院  
#日常 #日記 #思い出

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