勤め先から年末調整の連絡が届いた。

ふるさと納税と医療費控除の関係で、いずれにしても、ぼくは確定申告があるので、近年はサクッと済ませてしまう。

さらにシンプルにするため、息子の扶養家族控除の恩恵も、カミさんに使ってもらっている。

生命保険(県民共済だが)の控除も、書類が揃っていなかったら、確定申告で取り戻す。

ただ、2024年は「定額減税」のせいか、引っかかる記述が増えている。

扶養家族が多い家庭は、理解するだけでも大変だろう。

岸田文雄さんは「所得増(減税)を実感して欲しい」からと、細かい経理の仕事を実務者に押し付けた形だ。

年末になって、その当事者が「感謝すべきなんだろうけれど、手間も増えたなあ」と実感している。

しかも、今年(2024年)だけだ。

その意味では、ニュースで話題のいわゆる103万円の壁、基礎控除や給与所得控除の引き上げは、パラメーターの変更だけですむ。

書類の郵送も銀行口座の確認も要らない。

シンプルだし、地方自治体も企業の経理部も、みんな、手間が増えないし、中間業者も出てこない。

ぜひ、実現してほしいものだ。


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