やめるともったいない、とも限らない
やめるともったいない、とも限らない。
大手生命保険の定期と終身がセットになった商品のことだ。
とにかく、この手の保険は、どこまでお金が残るのかが、わかりにくい。
それでいて、将来に備えられそうな、キャッチーな名前が付いている。
パンフレットも綺麗だ。
だから、一度、保険の担当者に説明してもらったほうが身のためだ。
40歳、50歳と進むにつれて、疑問が生じても「やめたらもったいない」と説得される。
じゃあ、何処がどうもったいないのか。
どの部分が終身なのか、定期(掛け捨て)の金額は?
払う金額が月に5万円、なんて額になるのに、そのうちいくらが終身に充てられるのか、わからずに掛けていた時期があった。
もちろん、自己責任。
すべての決断の責任は、自分にある。
とはいえ、40歳代、50歳代となると、健康診断もネックだ。
そうなんだよなあ。
ぼくの場合、20歳代、30歳代のような、検診を何回受けようがコメント無し、なんて状況は40歳を超えると期待できなくなった。
だから、選択肢が減る前に、若い人は保険の仕組みは知っておいてほしい。
終身と定期の違いすらわからずに入っていた、ぼくみたいな勉強不足を他山の石として。