加藤智陽が近況報告してくれた(元ジュビロ磐田)
2021年にジュビロ磐田に所属したDF加藤智陽(かとう ちはる)。残念ながら1年間で契約満了となり、現在は無所属である。
8月10日、自身のインスタグラムを更新し近況を公開した。
「身体が動くようになるに連れ」とあるが、智陽は2021年12月の合同トライアウトで負傷し「後十字靭帯損傷」の診断を受け、リハビリを続けていた。
また、ジュビロ在籍中の2021年を通して「膝蓋腱炎」という膝の痛みと戦っていた。
これらは、ジュビロ退団後の2022年1月に自身のインスタグラムで公表している。
ジュビロを離れ、新天地を目指した合同トライアウトで大きな負傷をしてしまったことは当時本当に心が痛んだ。
その智陽がリハビリを経て回復しつつあるのは嬉しい限りだ。
2021年のジュビロはJ2優勝という最高の結果を得たが、経験豊富な固定メンバーで戦う傾向にあった。そのため、前年2020年に比べ、控え・若手選手のリーグ戦出場機会は減少した。
智陽も控えメンバーだったため、リーグ戦の出場機会はゼロだった。ただ、 智陽の場合は膝の痛みを抱えていたことが影響した可能性がある。
2020年・2021年の若手選手の出場時間の比較については、以前にnoteでまとめたので、見ていただけると幸いだ。
智陽の公式戦の出場は、2021年10月27日、天皇杯準々決勝 大分トリニータ戦の1試合のみ。それもスタメンではなく、後半アディショナルに森岡陸との交代で出場したわずか数分のみだった。
膝の痛みに悩まされ、試合出場も天皇杯のたった数分のみ。智陽にとってジュビロ磐田での1年間は辛い期間だったのではないかと思う。
しかし、ジュビロ退団時の智陽のコメントはジュビロ磐田そしてファン・サポーターへの感謝の言葉で綴られており、彼の人柄の良さが溢れていた。
現時点、智陽はまだ本来のコンディションに戻っていないのかもしれない。しかし、智陽は「よりハングリー精神で」という言葉と共に再びプレーすることを目指して励んでいる。
無所属と言う立場でトレーニングを続けることがどれだけ大変なことか、素人の私には想像を絶するものがある。モチベーションを維持するもの非常に難しいと思う。
かつてジュビロ磐田で一緒に戦い、たくさんの感謝の言葉と共にジュビロを去っていった智陽には、一日も早く新天地で元気にサッカーができる日が来ることを心から祈っている。
最後までお読みいただきありがとうございました。
加藤智陽のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
(トップ画:Markus SpiskeによるPixabayからの画像)
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