ジュビロ磐田 渋谷洋樹監督 初勝利
ジュビロ磐田の渋谷洋樹監督が就任6試合目にしてようやく勝利を掴みました。
2022年10月12日。明治安田J1 第27節 vs. 横浜F・マリノス。
日産スタジアムで優勝決めるべく意気上がるマリノス。
J1残留に向けて後が無いジュビロ。
ジュビロは、古川陽介の値千金のゴールで大金星を挙げると共にJ1残留に望みを繋ぎました。
試合終了後、ゴール裏へ挨拶に向かうジュビロの選手達の一歩後ろからお辞儀をする渋谷監督の姿がありました。その姿に毎試合ゴール裏に挨拶にきていた前任の伊藤彰前監督が重なりました。
遡ること8月13日。ホームエコパスタジアムでの浦和レッズ戦。
ジュビロは0-6という歴史的な大敗を喫しました。
翌8月14日。成績不振と浦和戦大敗を受けて伊藤彰監督の解任を発表。
監督不在の空白期間がありましたが、8月18日に渋谷洋樹ヘッドコーチが後任監督に就任することが発表されました。
改めて就任記者会見でのコメントを振り返ります。
小野社長は「カンフル剤が必要」として伊藤彰監督を解任しました。
その上で、火中の栗を拾う形で手を挙げてくれた渋谷監督には感謝しかありません。
渋谷監督就任時点で残り9試合でした。
しかし、就任後もジュビロの成績が上昇することはなく、マリノス戦直前まで5試合消化して0勝3分2敗。勝ち点はわずか3しか獲得できませんでした。
しかし、直近2試合のJ1上位であるセレッソ大阪、鹿島アントラーズとの戦いではドロー決着とするなど、以前のような一方的な敗戦を喫することはなくなりました(鹿島戦は、試合終了間際までリードしていただけに今でも悔しいですが)。
そして、最大の難関と言ってもいい首位マリノスを撃破し、J1残留に首の皮一枚ですが望みを繋ぐことができました。
これまで渋谷監督にとって内外からのプレッシャーは相当厳しかったと推測します。ひとまず初勝利を挙げたことに対して良かったと思います。おめでとうございます。
しかし、マリノスに勝つことが最終目標ではない事は言うまでもありません。
残り3試合。全勝してJ1残留を果たす。
最終節のヤマハスタジアムで選手、監督、スタッフ、サポーター笑顔で2022シーズンを終えることを願ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン、サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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