【中断期間特別企画】静岡SSUボニータ 前期ハイライト!
なでしこリーグはサマーブレイクに入ったため、静岡SSUボニータの次の戦いは、9月1日ホームヤマハスタジアムで行われるASハリマアルビオン戦です。
約2か月ボニータの試合が無いのは、やっぱり寂しい。
そこで中断期間特別企画として、前期ハイライト集を作ってみました。
ボニータサポはもちろん、他サポの方でもなでしこリーグを愛する皆さんに見ていただけると嬉しいです。
第1節 vs ASハリマアルビオン(HOME)
山本心 涙の開幕戦ゴール
昨年2023年ルーキーイヤーで開幕戦ゴールを飾った山本心。ゴール前での抜群の突破力で2023シーズンの活躍が大いに期待されましたが、シーズン後半はなかなかゴールを決め切ることができず苦しい戦いを強いられました。結果2023シーズンは2ゴール。
嬉し涙が出たという二年連続開幕ゴール。今年の後期の活躍にも期待です。
第2節 vs ニッパツ横浜FCシーガルズ(AWAY)
土屋佑津季 今季第1号
今季ゴール量産態勢でゴールランキング2位の土屋佑津季。第一号は第2節。この試合はPKを2本献上するという厳しい展開。意地のゴールで一矢報いました。
第4節 vs スペランツァ大阪(AWAY)
髙橋美春の超ビッグセーブ
スコアレスドローに終わったアウェイ大阪戦はGK対決。互いのGKがゴールを割らせません。75分の髙橋美春のビッグセーブはボニータを救いました。
第5節 vs 愛媛FCレディース(AWAY)
金丸翔子の同点ゴール
1点ビハインドの35分。梅津真央がキレキレのドリブルで一人二人交わす姿はお見事!左足を振り抜いてシュートしますが、GK小松里弥選手が辛くも弾きますが、そのこぼれ球に金丸翔子が押し込み同点!
よくぞそこにいた!というのが金丸翔子の良い所!
土屋佑津季の逆転ゴール
53分、GK小松里弥選手に送ったバックパスに対し、猛然と駆け寄る土屋佑津季。やや焦ったか、小松里弥選手の足下からやや後方にボールが流れた所を見逃さずに蹴り込みゴールに突き刺さり逆転!
第7節 vs ASハリマアルビオン(AWAY)
中島咲友菜デビュー戦
中島咲友菜のなでしこリーグ1部デビュー戦。今後の活躍を期待させるプレーを見せました。森和奏選手が迫る中、中島咲友菜は滑り込んでシュート!これは惜しくもにゴール左側に外れましたが、得点力を感じさせてくれました。
第8節 vs バニーズ群馬FCホワイトスター(HOME)
白井未来のドンピシャヘッド
渡辺彩香のコーナーキック。インスイングのボールはファーサイドへ大きな弧を描き、そこへジャンプで合わせてきたのが白井未来!ドンピシャのタイミングでバニーズのゴールに突き刺さってボニータ先制!
土屋佑津季の追加点!
63分、白井未来がボールを持った瞬間に、土屋佑津季が走り出します。裏のスペースに絶妙のスルーパスを出した白井未来。土屋佑津季が受けて左サイドからスピード上げて仕掛ける得意な形。GK松本紗和選手と一対一になり、左脚でボールを蹴り込む土屋佑津季。そのボールは真っすぐにゴールネット上面に突き刺さる。
ちなみに、この直前のプレーで実況の栗田直樹さんが塩澤優と岩本有叶を間違えたのは御愛嬌(笑)
第9節 vs 日体大SMG横浜(AWAY)
山本心の先制弾
高島絢音のプレス。フォローした土屋佑津季がすかさずボールを奪い、ボックス内に進入し左足一閃。しかし、これは左ゴールポストを叩いて、大きく跳ね返る。そのこぼれ球に対し山本心が猛然と走り込み、右脚を振り抜くナイスシュート。
金丸翔子のコントロールショット
三輪玲奈が背後からインターセプト。右サイドからカットインでどんどん運んでいくがパスを選択。待ち受けていたのは金丸翔子。狙いすましてダイレクトシュート!これが横っ飛びしたキーパーを大きく超えて、綺麗にゴール右側に吸い込まれる見事なコントロールショット。
塩澤優のヘディングシュート
44分、ボニータのコーナーキック。キッカーは梅津真央。ニアサイドに入ってきたボールに塩澤優がヘディングシュート。GKがいないスペースにボールを飛ばした。
土屋佑津季のドリブルシュート
三輪玲奈が蹴り上げたボールを土屋佑津季が受けてドリブル開始。一気にトップスピードに乗せる得意な形。日体大の選手も追いかけますが間に合いません。一気にボックス内に運びGKと一対一。左脚を振り抜いたボールは、GKの頭上を越えてゴールネットに突き刺さりました。
塩澤優ダメ押しの5点目
ボニータのコーナーキック。キッカーは梅津真央。ニアサイドに蹴り込まれたボールに対し、するするっとボールに向かった塩澤優がかがみこむような形でスラして、ボールは見事ゴールネットへ。
第10節 vs 伊賀FCくノ一三重(AWAY)
山本心の同点弾
梅津真央が敵陣左サイドへ蹴り出したボールに対し、金丸翔子が追いつきます。後方の渡辺彩香にパス。渡辺彩香には、平田ひなの選手と西林里恵選手がマークに付きますが、2人の選手を引きつけておいてその間をドリブルで抜き去ります。これ、隠れたナイスプレー。渡辺彩香は、得意の左足でのクロス!ワンバウンドでボールを受けた山本心がゴールに蹴り込んで同点!
土屋佑津季の逆転弾
52分、三輪玲奈が山なりのボールを蹴り、相手の裏へ落とす。そのボールを見た瞬間、土屋佑津季がスプリント!髙山 菜々香選手と秦 美結選手が先にボールを追いかけていましたがその二人の間を押し退け、一気に前に出ます。実況の「一気に行くぞ!一気に行くぞ!」が印象的。得意な形で逆転ゴール。
土屋佑津季ビルドアップからの追加点
GK安間帆乃香から山田優衣、塩澤優、高島絢音と細かいパスをつなぎ、再びボールを受けた塩澤優が三輪玲奈へ。三輪玲奈は、林知奈へ縦パスを入れて攻撃のスイッチを入れます。
林知奈はドリブルで駆け上がり、右サイドの守屋栞奈にパス。守屋栞奈は前線に走り込む選手を確認しグラウンダーのクロス。
林知奈がおさめて金丸翔子へボールを渡しそのままシュート。しかしGK後藤優香選手に弾かれます。そのこぼれ球に待っていたのは、土屋佑津季!そのまま蹴り込んで3点目!
上手くビルドアップしましたよね。全員で点を奪いに行ったナイスプレーでした。
第11節 vs スフィーダ世田谷FC(HOME)
林知奈のループシュート:前期ベストゴール
安間帆乃香のロングフィードが相手裏の絶妙な位置に落ちます。そこへ走って来たのが林知奈。スフィーダの選手もボールを追いかけますが、林知奈が一歩早く前に出る。GKと一対一に。ここで林知奈が選択したのは、なんとループシュート!ボックス外から蹴り上げた山なりのボールは、GKの頭上を悠々と超えて綺麗な放物線を描いてゴールネットへ!
前期ベストゴールに挙げたい!
第12節 vs 朝日インテック・ラブリッジ名古屋(AWAY):前期ベストゲーム
土屋佑津季の先制ゴール
2分、渡辺彩香がロングフィードしたボールに対し、名古屋の逸見桃子選手がヘディングで後方へ。そのボールが中途半端な形になったところを、後方から走っていた土屋佑津季がすかさず奪います。GK垣内愛菜選手が飛び出して防ごうと試みますが、土屋佑津季が頭を超えるボールを蹴りあげ、見事ゴールネットを揺らしボニータが先制!
三輪玲奈の同点ゴール
ボニータのスローイン。梅津真央がワンタッチで前線にボールを送ります。そのボールを受けた三輪玲奈がドリブルで運び、前を走る土屋佑津季にパス。ボックス内右サイドに運んだ土屋佑津季に対し、走り込んできた三輪玲奈は「ここへ」という仕草でパスを要求。土屋佑津季がクロスを上げてダイレクトでシュート!ゴールポストに跳ね返りながら、ゴール右隅に入りボニータが同点に追いつく!
山本心 劇的!試合終了の逆転弾!
後半のアディショナルタイムの目安3分を迎えそうな瞬間でした。永田晶子選手が運ぶボールに対して、山田優衣が抜群のタイミングで右足を出してボールを奪取。すかさず守屋栞奈が右サイドへボールを送る。広大なスペースで待ち受けていたのが山本心。ドリブルスタート!名古屋の選手も全速力で追いかけます。相手ディフェンダーがスライディングで防ぎに行く一歩先にシュート!ボールはゴール右隅をぶち抜く!
ボニータが試合終了直前に逆転!
その瞬間に試合終了のホイッスル!
劇的な幕切れ!
前期ベストゲームに挙げたい!
第13節 vs スペランツァ大阪(HOME)
山田優衣の同点ゴール
試合終了も迫ってきた86分、ボニータのフリーキック。キッカーは高島絢音。ファーに流れてきたボールに対して、山田優衣がヘディングで上げた山なりのボールは、前回対戦で何度もシュートを防がれてしまったGK井上加菜美選手の両手をかすめてゴールネットを揺らした!
第14節 vs 愛媛FCレディース(HOME)
中島咲友菜の先制ゴール
8分、村上朱音選手のパスをインターセプトした土屋佑津季がドリブルで一気に駆け上がる。追いかけてきた村上朱音選手を上手くかわし、筬島彩佳選手がスライディングで防ぎに来ますが一瞬速く土屋佑津季がシュート。GK小松里弥選手がパンチングで弾く。そのこぼれ球に落ち着いて流し込んだ中島咲友菜が見事先制ゴール!
土屋佑津季の追加点
左サイドで金丸翔子、梅津真央、白井未来、高島絢音が細かくパスを繋いでかわしていきます。金丸翔子が前線の土屋佑津季にボールをあずけドリブル開始。筬島彩佳選手の股抜きドリブル!左サイドからボックス内に入り込むこれも得意な形。GK小松里弥選手と一対一になり、シュートしたボールは小松里弥選手の股を抜いてゴールへ!
第15節 vs ヴィアマテラス宮崎(AWAY)
安間帆乃香のビッグセーブ
61分。板倉楓選手が左サイドからグラウンダーのクロス。そこに嘉数飛鳥選手がワンタッチでゴールへ蹴り込む!GK安間帆乃香は完全に逆を突かれた形になりましたが、倒れながらもなんとか右手一本でボールを掻き出すビッグセーブ!
安間帆乃香がPKを防ぐ!
このPK献上に至ったファウルは、今見ても納得いかないのですが・・・・。
キッカーは宮崎のキャプテン嘉数飛鳥選手。蹴り込んだボールは左上へ。しかし安間帆乃香は完全に読み切っていました。両手でボールを弾いてボニータのピンチを救うビッグセーブ!
土屋佑津季の同点ゴール
残り時間は10分少々となり、試合終盤。83分、塩澤優が大きく前に蹴り込んだボール。ボールが落ちたところに宮崎の2選手が若干お見合いする感じになった隙を見逃さなかった土屋佑津季がボールを奪ってドリブル開始。GKと一対一になる得意な形からシュート!ゴールネットを突き刺して同点!
改めてハイライトとしてまとめてみますと、序盤は去年に続くような厳しい試合内容でしたが、尻上がりに調子を上げましたね。昨年より得点力が上がり、明らかに成長していることがわかります。
特に土屋佑津季の好調ぶりには目を見張るものがあります。ぜひ、得点王も狙って欲しい所です。
後期は更に順位を上げて、賞金がゲットできる3位以内を目指して欲しいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
静岡SSUボニータのファンサポーターに歓喜が訪れることを願って。