ジュビロ磐田 vs 大田ハナシチズン(練習試合)超主観的振り返り
リカルドグラッサと金子翔太がツインシュート!?
藤川虎太朗が貫禄の活躍。
ジュビロ磐田の鹿児島キャンプも大詰め。
2024年2月7日、キャンプ中の対外試合第3ラウンドとなる 大田(テジョン)ハナシチズン:韓国1部 との練習試合が行われました。
配信はありませんでしたが、【Go on.】episode24:激化するポジション争いとしてジュビロ磐田公式YouTubeチャンネルでハイライト動画がアップされました。
今回も、公式発表とメディア取材情報をまとめて振り返ります。
メディア情報
【日刊スポーツ】
【スポーツ報知】
【中日新聞(冒頭以外は会員のみ)】
1本目
情報なし。
両チームスコアレス。
2本目(得点:リカルドグラッサ)
11分、平川怜が左サイドから上げたボールにヘディングで競り合い、そのこぼれに対してリカルドグラッサと金子翔太がほぼ同時にボレーで蹴り込んでジュビロが1点を返します。
まるでツインシュート!?
記録ではリカルドグラッサのゴールとなりましたが、このプレーの直後は金子翔太は自らのゴールと思っていたようで、チームメイトに「俺じゃないの?」と確認するような仕草が見えますね。
このプレーについては試合後、リカルドグラッサと金子翔太の両者にインタビューした動画が公開されました。互いの意見を比べると面白いです。
更に、金子翔太は静岡新聞での取材にも応えています。
静岡新聞の取材では得点の経緯だけでなく、韓国のチームと戦えたことへのメリットと課題。平川怜との連携面など、ジュビロの現在地を語ってくれてます。
ジュビロでは山田大記と共に言語化能力に長けている金子翔太。実に判り易く状況を話してくれています。
その後15分に、ロングスローからジュビロが失点。
3本目(得点:藤原)
32分、敵陣ボックス内のボールに対し、左サイドから走り込んできた藤川虎太朗。ボールを右足でクロスを上げ、ゴールに走り込んできた藤原健介が押し込んでジュビロ2点目。
昨年は、ホーム秋田戦で「まるでクロース」とも呼ばれた素晴らしいゴールを決め、好調の波に乗りかけた直後に負傷してしまった藤原健介。久々に見る得点シーンは嬉しかったです。
2年前のJ1デビューは、既にJ2降格が決まったいたホーム最終節京都戦のラスト10分の出場のみでした。この試合は消化試合だっただけに、今季こそJ1の主力として戦う姿を披露して欲しいと願っています。
4本目(得点:藤川)
アディショナルタイム45+1分、鹿沼直生からパスを受けた藤川虎太朗が素早くターンし、相手DF陣をドリブルで切り裂いて見事なループシュートで3点目。
この試合、1ゴール1アシストとアピールに成功しました。
まだ若いと思っていた藤川虎太朗も2017年にジュビロ入団して今年でもう8年目なんですよね。試合終了後のインタビュー聞いていても、貫禄と落ち着きが増した感じがします。
J1初ゴールは、2019年。アウェイ清水戦の勝利に貢献した先制点でした。
2019年に終盤にブレイクした藤川虎太朗でしたが、2020年は主力メンバーに定着できず、その後熊本・北九州で武者修行を重ねました。
そして今年は、藤川虎太朗にとって、あの2019年以来のJ1の舞台。きっと期する想いがあるでしょう。
新戦力が多く、今年もポジション奪取は非常に厳しい状況ではありますが、ジュビロを引っ張ってくれる存在になって欲しいと願っています。
松原后が実戦復帰
昨年9月4日のアウェイ岡山戦で負傷し、右膝外側半月板損傷していた松原后。シーズンオフの11月に手術を受けており開幕戦出場は厳しいと思われていましたが、この練習試合で45分出場しました。
まだ、日刊スポーツの記事によれば、まだ体力的には厳しい様子。開幕戦出場については依然不透明ではありますが、昨年大車輪の活躍でジュビロのJ1昇格に貢献してくれた松原后の復帰は大きいです。
恐らく現時点の左サイドバックの最有力候補は高畑奎汰だと思いますが、松原后が復帰できれば高畑の負担軽減はもちろん、チーム内競争によるレベルアップも期待できます。
ただ、今回の松原后の復帰には伏線があって、2月3日の鹿児島ユナイテッドFCでのプレシーズンマッチ当日に行われた、45分×1本の練習試合で、松原后が出場していたことが公式Xの写真で明かされていました。
去年よりハードとされた鹿児島キャンプは、2月10日で終わります。
キャンプ最終日は清水エスパルスとの練習試合。
この記事を書いている時、公式Xからこのような配信が。
開幕まで間もないこの時期に、練習試合の配信なんかしたら、他クラブを利するだけでリスクしかないです。
ジュビロの試合は、開幕戦までワクワクして待つとしましょう。
鹿児島から元気に磐田に戻って来てくれることを待っています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。
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