杉本健勇 ジュビロ磐田に完全移籍加入決定
2023年1月4日、最も去就が注目された選手に公式リリースがありました。
浦和レッズからジュビロ磐田に期限付き移籍していた杉本健勇が、完全移籍加入することが決まりました。
ジュビロはセンターフォワードが手薄であり、1月3日時点で契約更新したのはファビアンゴンザレスとジャーメイン良の2名のみです。
ただ、ファビアンゴンザレスはFIFAから4か月の公式戦出場停止の制裁を受けているため、来季序盤は出場できない可能性があります。
従い、杉本健勇が来季もジュビロの選手として戦ってくれることは非常にありがたいです。
ただ、ここで一つの疑問が浮かびます。
ファビアンゴンザレスの二重契約問題でFIFAから制裁を受けたジュビロは、2023年夏の移籍期間まで選手補強ができない状態です。
私を含め、多くの方々が疑問に思ったのではないでしょうか?
【疑 問】
『ジュビロは、杉本健勇を獲得できるの?』
その疑問について、静岡新聞運動部がジュビロに取材しておりTwitterにアップされています。
またDAZN NEWSにも記載がありました。
ここで、改めて2022年10月19日にジュビロ磐田公式ホームページにアップされたFIFAからの制裁の内容を確認します。
制裁となるのは
・2023年第1登録期間(2023年1月6日~3月31日)
・2023年第2登録期間(2023年7月21日~8月18日)
の2回における新規選手登録の禁止です。
従って、疑問だった『ジュビロは、杉本健勇を獲得できるの?』に対する回答は以下となります。
【回 答】
『杉本健勇の獲得は可能。2022年にジュビロ磐田に期限付き移籍で選手登録されており、制裁対象期間の新規選手登録に該当しないため。』
2022年の杉本健勇の成績は、PKによる1ゴールのみでした。
前年にエースストライカーだったルキアンが福岡に移籍したため、杉本健勇には大きな期待が寄せられました。従って、決して満足できる成績ではありません。。
チームの課題として杉本健勇がFWとして最大限機能するにはどうしたらよいのか?横内昭展新監督を中心に再構築してくれることに期待したいと思います。
完全移籍にあたって、杉本健勇は以下のコメントを発信しています。
J2降格という結果に終わったことに対し、健勇自身期するものがあると思います。
2022年新体制発表記者会見で杉本健勇は「すべてを懸ける、死ぬ気でやる」という意気込みを語っていました。
しかし、PKによる1点のみという結果に、何より杉本健勇本人が「こんなはずでは無かった」と悔しい思いでいるはずです。
また、一年通して周囲からのプレッシャーも大きかったと思います。
かつてジュビロ磐田でFWとして活躍した森島康仁さんは、昨年結果が出ない杉本健勇に対してTwitterで以下のコメントを発信しています。
森島さんが仰るように、かつては黄金期とよばれた時期を経験したジュビロでFWとして結果を出すことの難しさは計り知れません。
今シーズンオフはどのような契約交渉が行われたのか定かではありませんが、J2に降格したジュビロ磐田に完全移籍し、今年の戦いに向け再度ファイティングポーズを示してくれた事には本当に感謝しています。
ジュビロに残ってくれる決断をしてくれた杉本健勇をヤマハスタジアムで精一杯応援したいと思います。
ジュビロに残ってくれてありがとう、健勇。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。