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2024 J1 第31節「ジュビロ磐田 vs アビスパ福岡」 超主観的振り返り

磐田 0-0 福岡
【得点者】
磐田:-

福岡:-

2024年9月21日。

ジュビロ磐田はホームヤマハスタジアムにアビスパ福岡を迎え撃ちました。

私は現地で観戦。

残り9試合。残留に向けて絶対に負けられない一戦だったのですが、スコアレスドロー。

得点できそうな惜しいシーンもあったんですが、チャンスをものにすることができず。今節での降格圏脱出なりませんでした。

悔しい一戦でしたが振り返ります。


前回対戦振り返り

前回対戦は、4月20日アウェイベスト電器スタジアムでの戦い。

私にとって初めての九州遠征。
ワクワクしながら空路で向かいました。

ジャーメイン良が2点先制して「これはいけるだろう」と思った試合でしたが、シャハブ ザヘディ選手に後半2ゴールを決められてドロー決着。

改めて「2-0は危険なスコア」だということを痛感し、悔しくて天を仰いだ福岡の空でした。


スターティングメンバー

ジュビロ磐田

前節アウェイ柏戦とスタメン・ベンチメンバー変わらず。柏戦で快勝した勢いそのままに、と言ったところでしょう。高畑奎汰はヤマハスタジアムでの初スタメンとなりました。


アビスパ福岡

負傷の影響もあって前節までサブゴールキーパーだった永石拓海選手がスタメンに復帰。

個人的に手強いなあと思ったのが、ドウグラスグローリ選手が前節から復帰したことでしたね。堅守福岡の象徴のとも言うべき存在でしたので、なかなか得点するのが厳しくなると感じました。


スキラッチ氏追悼

1994年から1997年までジュビロ磐田に在籍したサルヴァトーレ・スキラッチ氏が9月18日に59歳の若さで亡くなられました。

スキラッチ氏が活躍した当時、私はまだあまりサッカーを観ておらず、ジュビロサポーターでもありませんでした。それでも当時の磐田は黄金時代でしたからその強さは知っていましたし、スキラッチ氏の存在も知っていました。

そんな私ですら知っているスキラッチ氏。いかに偉大な選手だったことがわかります。

ヤマハスタジアムのジュビロ広場に設けられた献花台には多くの人が訪れ、その死を悼みました。キックオフ前には選手・スタッフ・両サポーターと共に黙とうを捧げました。

安らかな眠りにつかれますよう心よりお祈り申し上げます。


高畑奎汰のシュート

19分、高畑奎汰がこぼれ球からのミドルシュート。しかしこれはゴールキーパー永石拓海選手のビッグセーブに阻まれました。

33分、またも高畑奎汰渡邉りょうからのスルーパスを受けて再び左足一閃。しかしこれも永石拓海選手にセーブされます。

いずれも非常に惜しいシュートでした。
高畑奎汰は試合後、以下のように振り返っています。

――前半ミドルシュートを放った場面は狙い通りでしたか?
狙いとは違って正面に行っちゃったので、ああいったプレッシャーのかかる場面でも精度を上げていかないといけないと思いました。逆サイドのサイドネットを狙いましたが、力んでしまったので正面に行ってしまったなと。次はもっと力まず打てるようにしていきたいと思います。

ジュビロ磐田公式ホームページより

確かにゴール正面に飛んだんですよね。狙い通りサイド側だったら、タイミングや、ボールの勢いを考えてもゴールネットを揺らした可能性が高かったですね。非常に惜しいプレーでした。

金子翔太藤川虎太朗を押し退けてスタメン左サイドハーフとして二列目でスタメンを獲得した高畑奎汰。確かにコンディションは良いと感じます。横内監督もその点を見定めて起用したのでしょう。

二試合連続スタメンの高畑奎汰


川島永嗣のビッグセーブ

逆に大ピンチだったのは41分、ウェリントン選手のヘディングシュート。これは川島永嗣がナイスセーブ。

ここを防ぎ切ったのは大きかったですね。先制されて追いかけるという、いつもの負けパターンに陥りかねない状況でしたが、結果クリーンシートに繋がった素晴らしいプレーでした。

ナイスセーブでクリーンシート 川島永嗣


ジャーメイン良のシュート

再びチャンスが訪れたのは61分。松原后に通ったスルーパス。折り返したボールをジャーメイン良が左足で合わせますが、これは僅かにクロスバーの上を越えていきました。

改めて観ても本当に惜しかった。時間帯的に、もし決まっていたら試合を決定できそうなシュートでしたね。悔しい。悔し過ぎる。

ボックス外から惜しいシュートを放ったジャーメイン良


次節に向けて

とにかく一点が遠かったですね。

前半、後半通して終始膠着した試合展開。前述のように少ないチャンスで決め切れなかったのは痛かったです。

気掛かりなのは、ハッサンヒルが後半負傷退場してしまったこと。リカルドグラッサとのセンターバックコンビで無失点に貢献していただけに心配です。

ポジティブな点を挙げれば、前節アウェイ柏戦に続き二試合続けて無失点であったこと。今年の磐田は失点がとにかく多くて勝ち切れない試合が続いています(9月21日時点で49失点:リーグワースト三位)。

無失点であれば最低でも勝ち点1は積み上げられます。残留争いに巻き込まれている終盤戦で勝ち点3を獲れなかったのは悔しいですが、今後の試合でこの勝ち点1が貴重だったと思える戦いをして欲しいです。

目標の勝ち点40ラインは以下の通り。今節では上に突き抜けることができませんでした。残り8試合。相手チームを考えると勝ち点40では足りない可能性が高いです。ここからの連勝に期待しましょう。

次節は、9月28日アウェイ名古屋グランパス戦。ホームヤマハで敗戦したリベンジを果たして勝ち点3を奪いましょう。


最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れる事を願って!

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