【それぞれの道】ジュビロ磐田 山本義道 ツエーゲン金沢へ完全移籍
ジュビロに来てくれて本当にありがとう(泣)
2023年12月31日。
ツエーゲン金沢に期限付き移籍していた山本義道(以下ノリと書かせて下さい。)が、ツエーゲン金沢に完全移籍することが発表されました。
私はジュビロ磐田では大森晃太郎、大津祐樹、そしてノリの3人を特に応援していました。
ノリを推していた経緯は、私がnoteを書き始めた頃の2022年6月29日に記事にしました。
しかし、大津祐樹は今季をもって現役を引退。
そしてノリもジュビロを去ることになりました。
内心、覚悟はしていました。
今年の7月に金沢へ期限付き移籍したのも、出場機会を考慮しての事だと思っていたからです。
来年2024年のCB候補は、伊藤槙人、鈴木海音、森岡陸。そして現時点去就未定のリカルドグラッサが残留するとなれば、ノリが期限付き移籍する前と同様に、厳しいポジション争いを勝ち抜かねば試合出場はできません。
思えば、2023年のノリは、シーズン序盤で負傷により戦列を離れてしまったことが非常に悔やまれます。
負傷から復帰後もリーグ戦のポジションを奪うことができませんでした。
ノリが2020年にジュビロに移籍して以降、リーグ戦に出場できなかったのは今年が初めての事でした。
2023シーズンを終えたノリは、あくまで推測として、
この選択で揺れたと思います(もちろん、金沢とジュビロの両チームの編成事情も絡むので一概には言えません)。
結果、ノリは金沢へ完全移籍してJ2昇格のために戦うことを選択しました。
以前にも似たようなシチュエーションがあった、と思ったのは私だけでしょうか?
それは、2020年オフ。
ノリがジュビロに完全移籍した時に似ている、と感じました。
2020年のジュビロは伸び悩み、思うように勝ち点を積み上げられませんでした。
そこへ夏の移籍期間に横浜F・マリノスから期限付き移籍で来てくれたのがノリでした。
しかし、その後もジュビロはJ1昇格争いに一度も絡むことは無くフベロ監督は解任。結果はジュビロ史上最低の成績のJ2で6位。
J1昇格は成し遂げられませんでした。
翌2021年は何としてもJ1に復帰を果たしたい。
そこへジュビロに完全移籍という形で残ってくれたノリ。あの時のジュビロサポーターのSNS上での歓喜は本当に凄かったことを忘れられません。
このシチュエーションが非常に似ていると思ったんです。
2023年の金沢はJ2リーグ最下位でJ3リーグに降格が決定しました。降格に対しノリは悔しさと申し訳無い思いをSNSで発信しています。
金沢サポーターに向けての言葉、
ここに、金沢を立ち直らせたかった強い気持ちと、結果を残したかったのに成し得なかった強い悔しさが込められています。
12月31日。金沢への完全移籍を決断したノリの金沢サポーターに向けてのコメントです。
自身のサッカー人生とチームの命運を重ねたコメント。
ノリのここまで強いコメントを見たのは初めてかもしれません。
ここまで強い思いで金沢のJ2昇格のために戦ってくれるノリ。
やっぱり素晴らしい選手です。
4年間ノリを応援してきて良かった。
一方でそんなノリが、ジュビロを離れてしまうことへの寂しさを感じました。
2021年、ジュビロ磐田はJ2優勝でJ1昇格を掴みました。
ノリは35試合・2841分出場、1得点でジュビロのJ2優勝に大きく貢献しました。
来年2024年、ノリはきっと並々ならぬ思いで金沢のJ3優勝に向けて全力で戦ってくれるはずです。
そしてノリには、来年強い味方が来てくれます。
2024シーズンの金沢は伊藤彰監督が指揮を執ります。
2022年、伊藤彰監督のもとでノリはJ1リーグを戦っています。
ノリを良く知っている彰さん。
彰さんのサッカーを知るノリ。
きっと良い相乗効果をもたらしてくれるはず。
来年、残念ながらジュビロで一緒に戦うことはできませんが、金沢で戦うノリを心から応援しています。
金沢をJ2に昇格させて来い!ノリ!
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と、山本義道のファンサポーターに歓喜が訪れることを願って。