パリ五輪メモリアルイヤー。ジュビロ磐田 鈴木海音にエールを!
Jリーグ開幕が待ち遠しくて仕方ない日々。
1月23日に2024シーズンの日程が発表されますが、待ち切れないですね。今年はどこに遠征に行こうか早く計画を立てたい。
そして、2024年はジュビロサポーターにとって、もう一つ大きなイベントがあります。
それは、
これまでパリ五輪世代の日本代表で戦ってきたジュビロ磐田の鈴木海音。
遂にメモリアルイヤーを迎えます。
2024年1月15日のスポーツ報知で、鈴木海音は毎年恒例の秋葉神社参拝で五輪への意気込みを語っています。
私はジュビロサポーターになって今年で6年目。
これまで、五輪やW杯の日本代表に「ジュビロ磐田から選出!」という経験を味わってません。
一方で、2021年の東京五輪に当時ジュビロ磐田に所属していた小川航基が選出されなかったという悔しい経験を味わいました。
確かに。
ジュビロ出身の伊藤洋輝がW杯に出場したのはメチャ嬉しかった。でも当時伊藤洋輝はジュビロを退団しており、VfBシュトゥットガルト所属でした。
よくサッカー中継の画面下に、出場選手の経歴が表示されますが、その時に、
って表記されるのが誇らしいんですよね。
オリンピックは、普段Jリーグを見ていない多くの人達が観戦する舞台。そんな人たちが、「ジュビロからも出場しているんだ」って感じてくれれば鈴木海音への注目や評価が上がるのは勿論、オリンピック後に鈴木海音を目当てでヤマハスタジアムに足を運んでくれる人もいるかもしれない。
鈴木海音にとって、J2ではなくJ1でアピールできる機会を得たことは本当に良かったと思います。
そのためにはジュビロでポジション争いを勝ち抜くことが必須。
昨年2023シーズンを振り返ると、シーズン前半では、伊藤槙人、森岡陸、山本義道が負傷で戦線離脱。鈴木海音、リカルドグラッサ、中川創がCBのスタメンとして出場していました。
しかし、伊藤槙人が戦列に復帰したシーズン中盤以降は、サブメンバーであったり、ベンチ入りできない試合が多くなりました。
2024年もリカルドグラッサと伊藤槙人は健在。これに森岡陸がケガ無くシーズンインすれば更にライバルが増える形になります。先ずはジュビロ内での競争に勝ち抜くことが第一条件です。
また鈴木海音にとって大きいのは、代表レベルを知る横内昭展監督の存在です。ただ、横内監督は昨年ジュビロの監督に就任した当時から、鈴木海音に限らず、
と発言しており、競争でポジションをつかみ取る主義を徹底しています。
ゆえに、五輪目前という理由だけで、鈴木海音にリーグ戦のポジションを与えることはあり得ないと思います。
更に、横内監督は2023年11月23日のFOOTBALL ZONEの記事に掲載されたように「海音には辛口で」として、2023年10月に行われた藤枝MYFCの練習試合での結果を踏まえ、課題と伊藤槙人との差を指摘しています。
ただ、「海音には辛口で」という横内監督の言葉は期待の裏返しのはず。
リカルドグラッサと伊藤槙人の壁は厚いかもしれませんが、ぜひぶち破って欲しいと思います。
また、鈴木海音がJ1でスタメンの座を掴み、大きなアピールが必要なもう一つの理由があって、大岩剛代表監督がCBでオーバーエージ枠を適用する可能性を示唆しているからです。
この記事が出た後の2023年11月18日。アイスタで行われた「U-22日本代表 vs U-22アルゼンチン代表」を現地で観戦したのですが、鈴木海音はベンチ入りしてはいたものの、残念ながら出場することはできませんでした。
改めて、CBの代表としては厳しい状況であることを知った昨年のU-22アルゼンチン戦。
しかし、この日出場したCBのライバルになる西尾隆矢選手(C大阪)や木村誠二選手(FC東京)は2023年にJ1で戦っていますが、下記Football LABを参照してもらえればわかるように、年間通してスタメンで戦っている訳ではありません。
それだけに、今年2024年の鈴木海音のJ1での実績が非常に重要になることは言うまでもありません。
今後のU-23の日程は以下の通りです。
パリ五輪出場には、AFCアジアカップで3位以内に入ること(4位の場合はプレーオフへ)。
そして、五輪までかなりタイトなスケジュールです。
鈴木海音が五輪出場するためには、Jリーグ開幕スタメンを勝ち取って、AFCアジアカップまでの実質約1か月の期間に結果を残して欲しい。
ジュビロ磐田のJ1戦いと、パリ五輪出場に臨む鈴木海音の活躍にエールを送ろうじゃないですか。
2024年7月。
パリでSAMURAI BLUEのユニフォームを纏い、国歌を斉唱する鈴木海音の姿が見られることを楽しみしています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。