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2023 J2 第8節「水戸ホーリーホックvs ジュビロ磐田」超主観的振り返り

水戸 1-5 磐田
【得点者】

水戸:寺沼 星文(後半25分)
磐田:ドゥドゥ(前半8分)、ドゥドゥ(前半16分)、上原力也(前半35分)、松原后(後半13分)、後藤啓介(後半14分)

雨天の中、ジュビロ磐田の選手達からから祝福を受ける中心には、昨年殆ど出場機会が無かった満面の笑みの選手がいました。

ジュビロ磐田 背番号33ドゥドゥ。

来日二年目でJリーグ初ゴール。しかも立て続けに2点。

2023年4月8日、J2リーグ第8節 アウェイで水戸ホーリーホックと対戦しました。1-5でジュビロ磐田は大差をつけて勝利。

DAZNで観戦していた私は、画面の前で歓喜の声を上げると共にドゥドゥの活躍に感慨深い想いでした。

スターティングメンバー

CBコンビは、中川創鈴木海音。開幕からフル回転だったリカルドグラッサはサブに回りました。この後首位町田戦を控えているため、結果的にリカルドグラッサをこの試合は温存することができたので、非常に大きかったですね。

ボランチには負傷の針谷岳晃に変わって予想通り上原力也が入りました。前節大分戦は敗戦ながらも1ゴールを決めた力也には今節も得点が期待できます。

トップ下も予想通り山田大記が入りました。これまで金子翔太がルヴァンカップ含めてフル回転でしたので、山田大記の帰還はやっぱり頼もしい。

そしてCFは大津祐樹後藤啓介を予想していましたがサブに回り途中出場。町田戦見据えての起用と考えられます。

ドゥドゥが遂に爆発!2得点!

前半8分!

戦半16分!

DAZNの前で完全に取り乱した自分がいました(苦笑)

去年出場機会に恵まれなかったドゥドゥ。

今年はスタメンの座を掴み遂に覚醒したドゥドゥの活躍が本当に嬉しかったんですよ。

特に2点目。解説の佐藤勇人さんも仰っていたように、ゴール前で完全に狙いすましてましたよね。決定力不足が課題だったジュビロにとって、試合開始早々の先制点だけでも大きかったのに、立て続けの2点。

ドゥドゥが今季スタメンで試合を重ねることでついに「掴んだ」瞬間だったのかもしれません。いや、きっとそうに違いない。そんな嬉しい嬉しい瞬間でした。

上原力也も続く!

負傷の針谷岳晃に変わってスタメン入りした上原力也。今年は岳ちゃんのプレーが素晴らしかっただけに、サブに回っていた力也ですが、言うまでも無く主力でバリバリスタメン張れる選手。

岳ちゃんがいない中盤で攻守に懸命に走り抜けます。

前半35分、ゴール前で山田大記が交わすプレー。これぞだーやまさんの真骨頂!

そして上原力也が狙いすましてシュート!3点目!

前節大分戦に続いて2試合連続のゴール。

解説の佐藤勇人さんに

「完璧じゃないですか!」

と言わしめたゴール。

前半で3得点は、2022年6月18日J1第17節、ファビアンゴンザレス大爆発で快勝したサガン鳥栖戦以来です。

あれだけ決定力に悩んでいたジュビロ磐田。ここまで得点する試合は本当に久しぶりなので、嬉しいと共に、目の前で起きている状況がにわかに信じられない自分が居ました。

止まらない!松原后も続く!

前半3-0で折り返したジュビロ。後半からはベテラン遠藤保仁はお役御免で鹿沼直生にバトンを渡します。

さらに後半11分には山田大記と大津祐樹がベンチ下がり、金子翔太後藤啓介がピッチに入ります。

連戦が続くジュビロにとって、できるだけ多くの選手を試合感覚掴んでもらい、負荷軽減のためにも、横内監督のこの選手起用はさすがです。

後半11分、上原力也の絶妙なスルーパスが松本昌也に渡ります。このスルーパスは、ご飯3杯食べられるくらい(←語彙力)何度も見られますね。

ドゥドゥを介して走り込んで来た松原后がシュートを決めて4点目!

いやあ、ゴール後にジュビロサポーターの下へ向かう松原后は、走りながらジュビロのエンブレムにキスしているんですよね。

幼い子ころジュビロ磐田の下部組織出身だったとはいえ、プロでは清水エスパルスの選手としてジュビロの前に立ち塞がってきた松原后。

その松原后が、エンブレムを愛しゴール裏のジュビロサポーターと共に歓喜の瞬間を味わう。

涙を誘うシーンでした。

また、今年、ジュビロクラブアンバサダーに就任したAtomic Skipper。ギターの神門弘也さん小学校から中学校まで9年間サッカーをしていた経験もあって次のようなツイートを上げています。上原力也のスルーパスを絶賛しています。

とどめは後藤啓介!

攻撃の手を緩めないジュビロ。

ゴールラッシュの最後を飾ったのは、現役高校生ルーキー後藤啓介

古川陽介など若手ゴールのアシストをしてきた松原后。今回も左サイドから大きくクロスを上げて後藤啓介がその191cmの長身を存分に活かしてドンピシャのヘッドで5点目!

解説の佐藤勇人さんがメチャ褒めてくれます。

「何度見ても綺麗なシュートですね」

実況を務めた原大吾さんも、試合後、後藤啓介の実況をしたことを手放しで喜んでくれた事が本当に嬉しいですね。

しかし課題はセットプレー・・・

5ゴールを決めた今節ですが、苦言を呈するならば、この試合は絶対にクリーンシートで勝つべきでした。

しかし、後半25分 武田英寿選手のフリーキックを寺沼星文選手がしっかり頭で合わせてゴール。

今季ジュビロの最大の課題と言ってもいいセットプレーからの失点。残念ながら今節も対策できない結果となりました。

お待たせ!FM Haroの実況

ジュビロ勝利のお楽しみ。FM Haro ジュビロライブスペシャルのハイライトです。今回の担当は石川智徳さん。『入ったあああああ!』の声が裏返ってます(笑)。

試合後に激を飛ばす横内監督

今季最多得点となった今節。試合終了後に【Go on.】spisode8としてゴールシーンと試合後の選手監督の様子をまとめた動画がジュビロ磐田公式YouTubeチャンネルに公開されました。

ゴール裏の声援に対し拍手で応える松原后、何度もインターセプトを決めてガッツポーズの鈴木海音

そしてなにより良かったのは横内監督の選手に対する激。

ナイスゲームとしつつ失点したことに対し気を引き締めて更にできることをしていこうと鼓舞する姿はイイですね。

山田大記は何度も頷いて聴いてましたし、選手達も次節の町田戦に向けて気持ちを新たにしているようでした。

総括と次戦に向けて

ゴールラッシュで沸いた今節でした。

5得点以上で勝利した公式試合は、昨年2022年6月1日、天皇杯2回戦松本山雅FC戦の5-1の勝利以来でした。

リーグ戦に限って言えば、2020年8月23日、J2リーグ第14節ツエーゲン金沢戦6-0勝利まで遡ります。約3年振りです。


特筆したいのが雨の中アウェイにもかかわらずジュビロサポーターの応援が素晴らしかったことです。

DAZNでも水戸サポーターに負けないくらいのチャントが聴こえて来たので、本当に感動しました。現地参戦で懸命に応援してくれたジュビロサポーターの皆さんに感謝です。

次の試合は4月12日、J2リーグ第9節ホームヤマハスタジアムにFC町田ゼルビアを迎え撃ちます。中3日で迎える過密日程が続きますが、首位町田に対し絶対に負けられません。序盤戦の大一番と言って良いでしょう。

平日のナイターになりますが、水戸で応援してくれたジュビロサポーターに負けない応援をヤマハスタジアムで選手達に届けましょう

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。



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