大津祐樹 2023年ジュビロ磐田と契約更新
正直に言って、大津祐樹は他クラブへの移籍も覚悟していました。
その理由はこのnoteの後半で述べます。
大津祐樹はジュビロ磐田で私が特に応援している選手の内の一人です。
1.モノクロ写真
ジュビロ磐田の2022シーズンは、J1最下位。一年でJ2降格となってしまいました。大津は最終節終了後の11月9日、Twitterでコメントを発信しました。
モノクロ写真。
御子息を抱っこして入場した最終節京都戦の写真です。
なぜモノクロだったのでしょうか?
その理由は大津本人しか分かりません。
よって、以下推測でしか語れませんが、このモノクロ写真には単なる「悔しい一年」だけでは語れない感情があったのかもしれません。
2022シーズン前の鹿児島キャンプ。
大津は以下のようにJ1への意気込みを語っていました。
しかし、2022年のジュビロは思い描いていたものとはほぼ遠い結果でした。
・年間6勝でJ1最下位。一年でJ2降格。
・大津自身、第10節を最後にゴール無し。
・突発性難聴で戦線離脱。
・伊藤彰監督のシーズン途中での更迭。
・古巣、横浜F・マリノスとの対戦。
・ファビアンゴンザレスの二重契約問題への制裁
決して満足できる一年ではなく、2022年の様々な思いが交錯したことがこの写真に込められたように感じました。
2.オフシーズンでの活動と交流
2022年12月中旬以降、ジュビロ磐田の選手の契約更新のリリースが出されました。
一方で、大津は母校である成立学園高の応援、浦和レッズの酒井宏樹選手と共に運営するFootballAssistの活動など、オフシーズンしかできない活動を精力的に取り組んでいたようです。
年が明け、2023年1月2日には自身が取締役を務めるスポーツブランド「KELME」のイベントでファン・サポーターと直接交流を深めました。
イベントに参加された方々が一緒に写真撮影したり、サインをもらった様子が次々とSNSでアップされている様子を見て心底羨ましかったですね。
東京に住んでいたら間違いなく参加してただろうなあ。
一方で、2020年以降のコロナ禍で、選手と直接交流できるイベントができない時期が続きましたが、2023年はこのような交流が再開できる年になるかもしれないと希望を抱かせてくれました。
その点では本当に良かったと思いました。
3.2022年内の契約更新リリース無し
冒頭に私自身が、
「他クラブへの移籍も覚悟していました。」
と書きました。
毎年参考にさせて頂いてますが、グラぽさんの「オフシーズンのためにサッカーのサポーターが知っておきたい移籍と契約のこと 2023年版」
グランパスサポさん向けなんですが、他サポでも共通する内容であり非常に分かり易い記事です。
その記事を踏まえて、冒頭の私の覚悟した理由は以下のためです。
ジュビロの背番号発表が1月9日。
大津祐樹の場合、その間際の1月6日になってもリリースがありませんでした。
シーズンオフに入ってから、ネットやSNSでは
「大津は移籍する見込み。」
のような投稿を何度か目にしました。
ただ、新聞報道があったわけではなく(少なくとも私は目にしてません)、ソースが無いものや憶測に過ぎないものばかりでしたので、スルーして公式リリースを待ち続けました。
4.1月7日 午前7時7分
そして、2023年1月7日の朝でした。
大津祐樹は2023年ジュビロ磐田と契約更新!
朝に更新リリースがあるのは珍しいですね。
過去、殆ど記憶にないです。
SNSでは、その時間に注目する人が多かったですね。
私も他の方の投稿で気づきました。
1月7日 午前7時7分。
朝のリリースはかなり珍しいケースなので、何らかの意図があったのかもしれませんが、定かではありませんね。
私は大津祐樹に限らず、選手の去就に関係する話題は、公式リリースが出るまではSNSやネットで発言したり、他の方の発言に反応することは極力控えています。
そのため、先日1月3日に更新リリースがあった大森晃太郎もそうでしたが、大津祐樹も越年となったので、非常にやきもきした日々を過ごしてました。
5.2023年の「挑戦」
公式リリース後、大津は自身のTwitterでコメントを発信しました。
大津が入団した2021年当時もJ2だったジュビロ。
入団当時「常に挑戦をし続けたい」と語っていました。
今度は、J2降格を経た上でのJ1昇格への再挑戦となるので、2021年当時とはまた違った心境だと思います。
単なるJ1昇格ではなく、J1上位で戦えるチームになって欲しい。
その中心に大津祐樹がいて欲しい。
2023年、大津祐樹の新たな挑戦が始まりが楽しみです。
今年もヤマハスタジアムでその姿を精一杯応援しようと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と大津祐樹のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。