加藤智陽 再起の道:元ジュビロ戦士とファンの絆
嬉しい投稿でした。
2021年にジュビロ磐田に所属した加藤智陽。
現在は神奈川県社会人リーグの品川CCに所属しています。
品川CCには、ジュビロサポーターにはおなじみの松浦拓弥選手も所属し、太田吉彰さんもロールモデルプレーヤーとして所属しています。
加藤智陽がジュビロ磐田に所属したのは2021年の一年間のみ。
リーグ戦の出場は無し。
公式戦出場は天皇杯準々決勝大分トリニータ戦の一試合のみ、それもアディショナルタイムでの途中出場のわずか数分のみでした。
2021年は、J2優勝したジュビロ磐田でしたが、メンバー固定して戦ってましたからね。
今年パリオリンピック出場も果たした鈴木海音も、この年はリーグ戦の出場時間はゼロ。若手や新戦力にとって、かなり厳しい年でした。
しかも当時はコロナ禍。
大久保グラウンドでの練習公開も一切なく、当然ジュビロデーやファンサもありませんでした。選手とファンの交流も一切ない状態でしたので、試合に出ていない選手の状況を知ることは、ほぼできませんでした。
2021年はJ2優勝という最高の結果を出したジュビロでしたが、残念ながら加藤智陽はリーグ戦で貢献することなく2021年のみで退団となりました。
その後は、新天地を目指した合同トライアウトで大きな負傷をするという非常に苦しい時期を過ごした加藤智陽。それでもSNSを通じて近況を報告してくれました。
ジュビロ退団から3年。
いまでもボールを蹴り続ける加藤智陽の姿を応援するために集まってくれたジュビロサポーター。
ジュビロではたった数分しかプレー時間を観ることはできなかったけど、それでもかつて同じサックスブルーのユニフォームに袖を通してくれた仲間ということで、チームが変わっても応援に駆け付けるジュビロサポーター。
感激の一言。
同じジュビロサポーターでよかったなあ。と感じた瞬間でした。
Jリーグを応援し続けていると、こんな喜びや楽しみもあるんだ、と改めて感じた瞬間でした。
かつて共に戦った選手達がJリーグ以外のチームで戦うことで、そのリーグや新天地のチームに興味を抱き、スタジアムに人が集まる。
このような形でのファン・サポーターの広がり方って、その選手本人にとっても素敵なことだし、Jリーグ以外のカテゴリの裾野が広がるということでも大きなメリットにもなると感じました。
加藤智陽は1996年生まれの28歳。
ジュビロ磐田では上原力也、松原后、渡邉りょうといったチーム中心選手と同学年。まだまだ、十分活躍できる年代だし、場合によってはさらに上のカテゴリを目指せる可能性もあると思います。
そんな加藤智陽を今でも忘れないジュビロサポーターを誇りに感じました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と加藤智陽のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。