2023 J2 第17節「ジュビロ磐田vsいわきFC」超主観的振り返り
ドゥドゥ砲が炸裂!
しかし、またもセットプレーに泣く。
2023年5月21日、J2リーグ第17節。ジュビロ磐田はホームヤマハスタジアムでいわきFCを迎え撃ちましたが1-1でドロー。
あと数分耐えられたら勝利を手にすることができたジュビロ。
しかし、試合終了間際の90分に今季ジュビロの最大の課題であるセットプレーでまたしても失点し、4連勝を逃しました。
現地ヤマハスタジアムで観戦しましたが、あまりの非情な結果に試合終了後のホイッスルが鳴った瞬間、
バックススタンドの席で呆然としてしまいました。
ジュビウォーク
この日は、試合前にJR御厨駅からヤマハスタジアムまでを歩くイベントジュビウォークが開催されました。
ジュビウォークの運営には、何と静岡SSUボニータの選手達も参加していることが告知されました!ジュビロ磐田の公式Twitterの写真には土屋佑津季選手と寺田郁美選手の姿が!
もともとこの試合はヤマハスタジアムで観戦する予定でしたが、できるならボニータの選手に会いたい!
そんな願いを込めてヤマハスタジアムへ。
ジュビウォークのゴールである第40駐車場に向かうと、寺田郁美選手と土屋佑津季選手の姿が!お仕事の合間をうかがってお声がけさせていただきました。
御二人とも気さくに対応してくれて、写真まで撮らせていただき本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
土屋佑津季選手はボニータの背番号9を背負うFW。昨年なでしこリーグ2部の戦いではチーム最多5得点を記録し2部優勝に貢献。今季も1ゴールを決めてます。
寺田郁美選手はサブGK。ベンチから大きな声でボニータの選手達を鼓舞しています。
ぜひ静岡SSUボニータも応援してくれると嬉しいです。
遠藤保仁・川口能活コーチセレモニー
今年はJリーグが誕生して30周年のメモリアルイヤー。
30年間のMVPに遠藤保仁、ベストイレブンのGKに川口能活コーチが選ばれました。ジュビロ磐田に二人の受賞者がいることは本当に誇らしい。
試合前には受賞セレモニーが行われました。
私はバックスタンドで観戦していましたので、遠藤保仁の背中の動画になりますが、スタンドからのチャントに手を振って応えるシーンを撮影できました。
ヤットさんのコーナーキックは毎度カメラのシャッターを切ります。
ジュビロ磐田の選手としてヤマハスタジアムでそのプレーが間近で観られることが嬉しいです。
MVPおめでとう!ヤットさん。
スターティングメンバー
まずドゥドゥのスタメンに驚きました。前節藤枝MYFC戦で負傷退場し、中3日での試合だったため、おそらくベンチ外と予想していましたが嬉しい誤算でした。
遠藤保仁は、前節藤枝戦はベンチ外でしたがスタメンに戻ってきました。
そして、小川大貴が負傷から復帰しました。4月19日のルヴァンカップGS第4節横浜F・マリノス戦で負傷して以来約1か月振り。負傷者が多いジュビロにとって、小川大貴の復帰は心強いです。
いわきの堅い守備
前半、いわきはがっちり守備を固めましたね。ジュビロは何度もいわきゴールで迫りますが、まともにシュートさせてくれません。
決められるときに決めておかないと、後で反撃にあうことがよくありますので、何とか先制して欲しかったですがお互いスコアレスで前半を終えます。
後半も攻めあぐねるジュビロ
後半もジュビロはなかなか決定機を決められません。逆にいわきが少しずつ反撃にでます。
後半14分、山口大輝選手がボックス内からシュート。これは三浦龍輝が龍神セーブを発動し得点を許しません。ナイスセーブ。
後半18分、ファビアンゴンザレスと古川陽介をピッチに送ります。
ファビアンゴンザレスは後半20分にヘッドで合わせてゴールを狙いますが惜しくも枠の外へ。
ドゥドゥ砲が炸裂!!
前半からじりじりした展開が続くいわき戦。スコアレスの我慢の時間が続きます。
残り時間が気になりだした後半36分、均衡を破ったのはドゥドゥ!
ジャーメイン良からのパスをゴール目がけて一閃!ボールは地を這うように一直線にいわきゴールに突き刺さりました。
バックスタンドで観戦していた私の目の前で、綺麗な直線を描いてゴールに吸い込まれたゴールにヤマハスタジアムは大歓声!
なかなか点が入らず溜まっていたジュビロサポーターの気持ちが爆発したかのような大騒ぎ。
私も近くの見ず知らずのジュビロサポーターとハイタッチやら何やらで無茶苦茶になってしまいました!何を叫んだか覚えていませんが、とにかくドゥドゥに向けて絶叫していたことだけは覚えてます(苦笑)。
バックスタンドからもゴール裏サポーターに対し大ジャンプで喜ぶドゥドゥの姿が見えました。公式Twitterにはナイスな写真が。
昨年、不遇の一年を過ごしたドゥドゥでしたが、今季ジュビロの誰よりも躍動し、ジュビロでサッカーをすることが本当に楽しそうで本当に嬉しい。
さあ、残り10分少々。
絶対に勝てる。4連勝するんだ。
そう思っていた。
そう信じていたのですが・・・・。
セットプレーの悪夢
試合終盤になってもいわきFCの運動量は落ちません。
ジュビロは自陣で守る場面が増えます。相手に何度もコーナーキックを与えてしまい、遂に後半45分のコーナーキック。
ニアサイドに蹴り込まれたボールに遠藤凌選手が頭であわせてそのままゴールへ。
試合終了間際の土壇場で同点に追いつかれてしまいました。
このニアに入れ込まれて失点するパターンを今年何度見たことか。
あと数分耐えたら勝利だったのに。
私がいた位置からは遠目ではありましたが、ボールがゴールに入る様子がはっきり見えました。
いわきFCの選手が喜び合う姿に、感情なく見つめている私がいました。
残りはアディショナルタイムのみ。勝ち越しを信じて最後の猛攻を応援しましたが、ジュビロにその時間は残されていませんでした。
試合終了のホイッスルが鳴り響くと、ジュビロの多くの選手達は悔しさと疲労で膝から崩れ落ちました。
総括と次節に向けて
藤枝戦での負傷を乗り越えて、スーパーゴールを決めてくれたドゥドゥ。この試合ヒーローとしてスタジアム全体でドゥドゥの活躍を祝ってあげたかった。
ゴール裏に挨拶に来た選手達には笑顔は有りませんでした。
ドゥドゥも神妙な面持ちでスタンドからのチャントに応えていました。
この悔しい思いを次につなげよう。
4連勝は逃しましたが5月は3勝2分0敗で負けていません。
次の試合は、中2日で
5月24日ルヴァンカップGS第5節アウェイでサガン鳥栖戦。
更に、中2日で
5月27日J2リーグ第18節アウェイでV・ファーレン長崎戦。
ここにきて中2日での九州遠征2連戦。非常に厳しい試合日程をこなさなければならないジュビロ磐田。
ルヴァンカップは既に敗退が決まっていますが、長崎戦を見据えて控えメンバー中心になることは間違いないでしょう。
エルゴラッソのTwitterでは高野遼の復帰可能性が高いことが報道されました。
このほか、大森晃太郎、山本義道、金子翔太、後藤啓介、針谷岳晃、森岡陸、伊藤槙人など試合出場から遠ざかっている選手達がどこまで復帰できるか?
次のルヴァン鳥栖戦に挑むメンバーは、今後も総力戦で挑むジュビロの大きな力になってくれるはずです。期待しています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。