ジュビロ磐田 鈴木海音がU-22日本代表に選出
今年はルヴァンカップも戦うジュビロは連戦が続いていますが、今週は前節アウェイ長崎戦から、次節ホーム秋田戦まで珍しく一週間空くので、次の試合まで長く感じます。
この貴重な時間をジュビロの選手達は、リフレッシュしてもらって秋田戦に向けて良い準備をして欲しいですね。
さて、6月に入って嬉しいニュースが!
ジュビロ磐田の鈴木海音がU-22日本代表に選出されました。
6月14日、欧州征メンバーとしてU-22オランダ代表と対戦します。
鈴木海音がU-22代表として選出されるのは今年で2回目。前回は、3月19日~3月29日に欧州遠征に臨みました。
前回は「怒涛の9連戦」が始まったころ。特にホーム栃木戦は、CBの伊藤槙人、山本義道、森岡陸が離脱しており、本職のCBは中川創とリカルドグラッサのたった2人という、非常に厳しい時期でした。
チームとしては厳しい状況だったのですが、欧州遠征を経て帰って来た鈴木海音は、ベルギー代表と戦ったことで明らかに自分のレベルが上がったことを語っています。
このことは、5月22日にジュビロ磐田公式YouTubeチャンネル公開された【DREAMS】#8 鈴木海音「W杯で優勝すること。」で語られています。
たった1試合なのですが、一段も二段も高いレベルの選手を相手に試合することでしっかりレベルアップして帰って来た鈴木海音。
今シーズン序盤戦は、スタメンから外れる試合が多かったのですが、帰国後に出場した第8節アウェイ水戸戦以降、全試合スタメンフル出場を果たしています。
今度の欧州遠征も1試合のみですが、前回の遠征同様にさらにパワーアップした鈴木海音が見られるかと思うと、楽しみしかないです。
当然ながら、鈴木海音が目指している先には来年のパリ五輪代表を見据えています。そして更にはワールドカップ代表を視野に入れているはずです。
今年は鈴木海音にとって本当に重要な一年になります。是非爪痕を残してきて欲しいと願っています。
鈴木海音の遠征期間は6月4日(日)から6月15日(木)。
この期間のジュビロ磐田の試合日程は、
3月の欧州遠征時と状況が異なるのは、離脱していた選手の多くが帰還している事です。
伊藤槙人は5月24日のルヴァンカップ鳥栖戦で復帰。
山本義道も報道では練習には参加しているようで、近々復帰する可能性があります。
鈴木海音が抜けたポジションを、中川創、伊藤槙人、山本義道が争います。負傷離脱中だった森岡陸もそろそろ参戦して欲しいですね。
特に天皇杯2回戦はリーグ戦を考慮して、リカルドグラッサをサブ、もしくはベンチ外にするのではないかと予想しています。そうなるとCB2つのポジションを中川創、伊藤槙人、山本義道、(森岡陸)がプレーする可能性があり、山本義道推しの私にとって非常に楽しみな試合です。
鈴木海音はオランダ代表と戦ってレベルアップ。
国内組は、空いたポジションを巡って競争。
そして、「帰還した鈴木海音 vs 国内競争組CB」で更なる競争。
横内監督は「チーム内競争無くしてチームの成長は無い」と常々口にします。
ようやく控えメンバー含めてCBの陣容が整ってきたジュビロ磐田。
そして、鈴木海音が夢見るパリ五輪。
鈴木海音とジュビロ磐田の戦いはまだまだこれからです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と鈴木海音のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。