2024皇后杯 3回戦「静岡SSUボニータ vs 日体大SMG横浜」 超主観的振り返り
2024年12月1日。
静岡SSUボニータは皇后杯 3回戦に臨みました。
場所は、福井県の「テクノポート福井スタジアム」。遠征したかったのですが、諸事情を鑑みて今回は断念しました。
ライブ中継無し、ハイライト動画無し、現地へ行って見るしかない皇后杯。
普段なでしこリーグ1部は、YouTubeで無料ライブ配信し、フルマッチのアーカイブを残してくれるだけに非常に残念ですよね。女子サッカー人気拡大、普及のために、JFAはハイライト動画くらい残して欲しいと切に願っているのですが。
よって、公式記録による結果しかわからない状況ですが、わかる範囲でnote記事に書き残しておきます。
さて、相手は同じなでしこリーグ1部に所属する日体大SMG横浜。よって厳しい戦いが予想されましたが4-0の快勝!皇后杯で二試合連続でクリーンシートで快勝したことは、ボニータが昨年よりも大きく成長したことを物語っています。
応援に行ってくれたBLUE GALLOPの皆さん、本当にお疲れ様でした。寒くて雨天だったそうで応援するのも厳しい状況だったと思います。風邪ひかないように暖かくしてくださいね。
日体大戦振り返り
日体大との2024年リーグ戦ではボニータの1勝1分0敗。
今季の相性は悪くありませんが、第18節ホームエコパスタジアムでの戦いで2-1でリードしていた試合を追いつかれてドロー決着に持ち込まれてしまいました。ホームでの勝ち点3を逃したため、悔しい思いが残る相手です。
スターティングメンバー
試合を見ていないのでフォーメーションは判りません。メンバー表のみ掲載しておきます。
山田優衣がスタメンに復帰。前回2回戦で負傷退場した彦坂桃花はベンチ外となりました。白井未来がベンチスタートとなり、服部花音がスタメンに入りました。
ベンチメンバーでは、岩本有叶と林知奈が皇后杯初のメンバー入りです。
開始2分で先制!土屋佑津季!
2分、右サイドからのパスを受けた土屋佑津季が、ドリブルで中央へ運び左足シュートで先制。
土屋佑津季が追加点!
60分、中島咲友菜からパスを受けた土屋佑津季がドリブルで中央に運んで左足でシュート。2点目
中島咲友菜が突き放す3点目!
88分、右サイドからの守屋栞奈のパスを受けた白井未来が前線の中島咲友菜へパス。右足シュートで3点目。
塩澤優がダメ押しの4点目!
後半アディショナルタイムの90+2分、服部花音のコーナーキック。塩澤優がダイレクトで右足で決めて4点目。
雑 感
前回の2回戦では、エース土屋佑津季が7本のシュートを放ちながら得点に結びつかなかったのが気掛かりでした。しかし、3回戦では開始早々2分でゴール。更に後半の60分で追加点と得点を決めることができました。一方で現地参戦のメンバーからの情報によると、先制点から2点目までの間は日体大に押し込まれる展開だったとのことです。
なでしこリーグ終了から皇后杯まで1か月くらい間が空いたので、2回戦の状況から土屋佑津季のコンディションが心配でした。しかし、今回2得点をあげたことで心配する必要は無さそうです。
試合後の土屋佑津季のインタビューでは、勝利に貢献できたことを喜んでいます。
期待は中島咲友菜。高卒ルーキーながらリーグ戦後半からスタメンに定着し、皇后杯もスタメンで出続けています。尚且つ、2回戦、3回戦と二試合連続で得点を決めており調子が良いです。今皇后杯だけでなく、来季のなでしこリーグでの飛躍も期待できると感じます。
シュート数を比較すると、
特に土屋佑津季は12本のシュートを放っています。更に決定力を上げれば、今後のボニータの得点力アップも見込めるのではないでしょうか?
守備面では、皇后杯2試合で無失点なのは素晴らしい所。リーグ戦では失点ワースト3だったので守備に課題のあったボニータでしたが、2部のFC今治、1部の日体大相手に連続無失点なのはポジティブ。しかもこの試合の後半は日体大をシュート0本に抑えることに成功しています。
4回戦に向けて
次なる4回戦の相手は、VONDS市原FCレディースに決まりました。なでしこリーグ2位のニッパツ横浜FCシーガルズを破って4回戦に進出しています。カテゴリは違いますが決して油断ならない相手です。
4回戦は、12月8日(日)14:00~藤枝総合運動公園サッカー場で行われます。再び藤枝での決戦。今度は現地で観戦できそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
静岡SSUボニータのファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。