ジュビロ磐田 中島佳太郎 育成型期限付き移籍から復帰
ジュビロ磐田の窮地を救うために、帰ってきてくれました。
2024年7月10日。
栃木SCに育成型期限付き移籍していた中島佳太郎が、ジュビロ磐田に復帰することが発表されました。
この人事はやっぱり、というか、予想はしていました。冒頭に書いたようにジュビロ磐田のGKチームが大ピンチ。
正GKの川島永嗣が、7月6日のホーム川崎フロンターレ戦で足を負傷し途中交代しました。そのため、サブGKの杉本光希がスクランブル出場。2-2のドロー決着に貢献しました。
が、しかし、今後の試合で杉本光希以外には二種登録のジュビロ磐田U18飯田恵然しか目途が立つGKがいないと思われます。
・・・思われます。
という曖昧な表現にしたのは、他のGKの状況について公式発表が無いためです。
川島永嗣と杉本光希以外には、昨年まで正GKで活躍した三浦龍輝がいますが、4月3日ホーム新潟戦にサブGKとしてメンバー入りしたのを最後にベンチ入りしていません。
また、三浦龍輝メンバー外の期間は坪井湧也がサブGKとして控えていましたが、6月16日のアウェイFC東京戦にサブGKとしてメンバー入りしたのを最後にベンチ入りしていません。
三浦龍輝と坪井湧也について、公式発表されていないので断言はできないのですが、状況から鑑みるに何らかのコンディション不良の可能性が高いです。
GKを緊急補強するのも簡単ではない事は容易に想像できますので、この状況で中島佳太郎が復帰するのは選択肢として当然かと思います。
ここで、ふと疑問がわきませんでしたか?
中島佳太郎の育成型期限付き移籍が発表されたのが2023年12月29日。
期限付き移籍期間は、2025年1月31日まででした。
ここで「育成型期限付き移籍」についておさらい。
JFAホームページに掲載されている「プロサッカー選手の契約、登録および移籍に関する規則」に規定されています。
https://www.jfa.jp/documents/pdf/basic/br20.pdf
判り易く解説しているのがこちらの記事。
要点は以下
一方の「期限付き移籍」では上記①②の縛りがありません。今回は②を適用して磐田側が途中解約したものと考えられます。
育成型期限付き移籍を途中解約して帰還させたということは、川島永嗣、三浦龍輝、坪井湧也の出場が難しいことを意味していると推測します。
恐らく今後は、杉本光希、中島佳太郎のGK二人体制でリーグ戦を戦っていくものと思います。
磐田の中堅、ベテランGKが出場できないという緊急事態。
しかし、杉本光希と中島佳太郎にとってはまたとないビッグチャンス到来。GKはたった一つのポジションのため、なかなか奪取するのが難しい。
川島永嗣、三浦龍輝、坪井湧也が万全の状態だったならば、出場機会を掴むのは厳しかったと思います。
杉本光希と中島佳太郎は同い年で大卒ルーキー。
この機会をポジティブに捉えて欲しいです。
復帰発表当日のジュビロ磐田公式Xには、既に練習に合流している写真がアップされました。
戦いの舞台はJ1リーグ。
絶好のアピールの場と捉えて大活躍してくれることを願ってます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田と中島佳太郎のファンサポーターに歓喜が訪れることを願って
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