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ジュビロのスピードスターへ -ジャーメイン良-

2022年12月31日、ジャーメイン良がジュビロ磐田との契約を更新しました。

2022年のジュビロは29得点(ワースト5位)、57失点(ワースト1位)と言う結果であり、攻撃も守備も振るわない結果に終わりました。

一方で失点ワースト2位のコンサドーレ札幌は55失点。ジュビロと2点しか差がないのですが45得点であり、得点力ではジュビロを大幅に上回って10位でJ1残留を決めています。

守備の立て直しは2023年の大きな課題ですが、失点してもカバーできる得点力も欲しい所です。

2022年は特に夏場の7月と8月の8試合で、たった1点しか取れないという極度の得点力不足に泣き、敗戦を重ねました。夏場の不振が結果として最後まで挽回できずにJ2降格に至ったと言えます。

そこで、2023年のジャーメイン良には覚醒を期待しています。長身で利き足が左のストライカーは貴重です。

また、2022年のチームの得点王のファビアンゴンザレスは、二重契約問題による4か月の出場停止処分を受けてますので、シーズン序盤戦はファビアンゴンザレス抜きで戦うことになるかもしれません。

従い、貴重なFWのジャーメイン良にかかる期待は大きいのです。

2022年のジャーメイン良はリーグ戦で3得点。チーム内3位とは言え、J1昇格とJ1上位で戦えるようになるためには、もっとゴールを量産して欲しいですね。

ジュビロ磐田2022年 J1リーグ得点ランキング

ここまで期待してしまうのは、飛びぬけたスピードのあるFWって、ジュビロの全選手の中でもジャーメイン良くらいで、このようなハッキリ特徴のある選手って観ていてワクワクするので、個人的に好きなんです。

決定力を磨けば大化けする選手と思っていますので、横内昭展新監督がどのような起用をするのか楽しみです。

・・・

所で2022年のジャーメイン良は、印象に残るゴールが多かったですね。
全て試合終了間際に決める得点でした。振り返ってみます。

■ 2月19日 第1節 アウェイ福岡戦
1点を先制されるも後半アディショナルタイムで同点弾。しかも逆足の右足シュート。勝ち点1をもぎ取りました。

■ 3月5日 第3節 アウェイ京都戦
大津祐樹が先制点、鈴木雄斗が2点追加し、試合終了間際90分ににダメ押しの4点目。

■ 7月20日 天皇杯 ラウンド16 アウェイ東京V戦
後半に先制され、敗戦濃厚と思われた後半アディショナルタイムに気持ちが乗り移ったヘッドで同点弾!

■ 10月22日 第31節 アウェイ清水戦
残留争い佳境の絶対負けられない「静岡ダービー」。0-1でリードされ後半アディショナルタイムに入って絶体絶命かと思われた中で、古川陽介が粘って折り返したボールを蹴り込み同点!

この試合は私も現地アイスタにいましたが、なかなか得点できず、更には試合途中で選手やベンチも荒れた展開になったのでフラストレーションがたまってました。でも、この同点弾決まった瞬間、ジュビロサポーターは歓喜の渦。この瞬間は今でも忘れられません。

1月2日現在で、FWの杉本健勇大津祐樹の去就が未定です。また、前述のようにファビアンゴンザレスも序盤戦には間に合わないかもしれません。

従って、ジャーメイン良にとって、初めてのJ2での戦いになりますが、期待は大きいのです。

ゴールを量産して、J1昇格の立役者になってくれることを信じて応援していきます。

最後までお読みいただきありがとうございました。
ジュビロ磐田とジャーメイン良のファン・サポーターに歓喜が訪れることを願って。

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