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通り恋/indigo la End


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これは、音楽大好き文章大好きなワタクシかんだと、同じく音楽大好き文章大好きで私よりちょっとオカンでクレイジーな友達が意気投合して書くことになった、批評文もといゴリゴリオタクの感想である。
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そんな友達のやつがこれ👇👇
読み比べたら面白いよ


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音楽を聞いて、歌詞を見て、想像して、ため息をつく。

こういうことを日常茶飯事的にやってきている私たちが、ひとつの曲について真面目に考察して、批評・感想という名のため息をひけらかすのが今回の文章。

かなり主観的で調べきれていないところもあるうえ、なにより感情ダダ漏れでもうべちゃべちゃ、浸水しまくり、なので解釈違いや読みにくさは了承していただきたい。

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お題
【通り恋/indigo la End】
1500文字以内

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indigo la Endは切なくて繊細で、恋をしたことがある誰しもがぐわっとくるような音楽で人気のバンドである。多分。

川谷絵音ってすごいなあと小並感であるが思う。どんな恋愛を経験してきたんや…

そんなこのバンドの代名詞になりうるのがこの「通り恋」という楽曲。
「さよならベル」や「夏夜のマジック」もきゅーっとくる素敵な世界が描かれているが、こんなにストレートでキラキラした光が見える失恋ソングはなかったのではないか。神田の感覚ではもう段違いでこの曲が輝いているんだけど。


優しいドラムスが心地よい。
ギターも柔らかく複雑で、ベースは暖かい。
楽器で感情を表現することは可能なのだなあと、いつもこのイントロを聞いて思う。

「聞かれたら困る話だけど」


川谷絵音が語るように歌い出す。

「歌に乗せたらいいよね」

きっと、誰かに聞かれたら困ってしまうほど赤裸々な感情。なのに、叫ばずにはいられない。

それほど大きな感情を、この主人公はこの恋愛で得ることが出来た。

それはとても素敵で、羨ましいことだ。

また、「通り恋」という言葉。おそらく川谷の造語であるが、マジ川谷絵音やってんな〜という感じがする。
きっとみんな、「通り雨」を思い出すのではないだろうか。私はそうだった。

goo辞書に拠れば、「さっと降って、すぐやむ雨」とのこと。

この曲で描かれている恋は、主人公の体感としてそのようなものだったのだろう。2番頭で、私あの人のことなんも知らんかったんやな〜という感じの歌詞が出てくる。

曲全体を通して、この恋を振り返った時、振り返らないといけなくなった時の、リアルで細やかな感じがすごく伝わってくる。

とても大きいけど自分にとっての一部でしかない。
愛しているけど痛い。
記憶はあるけど実感はない。
感情はあっても実体はなく、長かったけど何も知らない。
忘れたいのに忘れられない、忘れたいのかも分からない。
輝かしい途中に悲惨な結果。

相反する要素と、それに伴うどうしようもない感情。


言葉にできない恋の終わりを、秀逸に表現しているなあと感じる。

そして、

「でもさ、やっぱり好きなんだ」


この歌詞にそんな気持ちの全てを込めているのかもしれない。


好き、とか、愛してる、とか、
これらの言葉はまやかしのようで、空想的で、ふわふわしてて、定義もわからなくて。
でもこれらの感情は、確かで、普遍的で、誰にでも伝わる。


言葉は感情の一部でしかない。



辛い、なんて言葉は彼女にとって薄っぺらくて、もっともっと重たくて真っ暗で長い闇を背負ってしまったような、失恋ってそんなものだから。

でもきっと、彼女はまたいつか、素敵な恋をする。
いや、してほしい。

これだけ一人の人を愛したことは、宝物のようなことだ。溢れ出る輝きが今は憎いかもしれないけれど、そっと心の中にしまい込んで、たまに見返して、思い出して欲しい。


という感じでかなり感情移入してしまったけど、オタクとはそういうもんである。多分友達もため息満載のnoteを書いてくるだろう。
歌詞に逐一触れてないしあんまりちゃんとした説明になってないけれど、まあ聞いてみたら多分わかるので聞いてみて欲しい。

過去の恋愛を思い出す人、こんな恋愛がしたいと思う人、様々だろうが、なにかこの曲を聴いて、私たちの文章を読んで、思うところがあってくれればそれほど嬉しいことは無い。


追伸
「ごめん字数無視した」

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