生態心理学 基礎的定位システムとは??
皆さんおはようございます。
昨日はコロナ収束、少しの安らぎを願い全国一斉に花火が打ち上げられたとの事ですが、皆さんは観れましたか??
私の自宅からは見えませんでしたが、テレビ越しの映像を観るだけでも今日の1日頑張るぞ!って気持ちになれた方も多かったと思います。
自分なりの良い1日を変わらず過ごせるようがんばって行きます。
さて、先日知覚システムについて簡単に話をさせていただき、今日は基礎的定位システムについてお話し出来たらと思います。
まず、定位とは
身体内部の相互関係および身体と環境との相互関係の知覚に基づき、保持・調節出来る働きかけ
とあります。つまり定位とは簡単にいうとその人にあった姿勢調整と理解する事も出来ます。
そして、基礎的定位システムを考える時に忘れてはいけないのが重力(変化しない情報)です。
地球上のすべての動物は、重力を基準として、永続的に姿勢調整を続けており、前庭(重力加速)と支持接触面の皮膚変形(支持反力)体性感覚(重力垂直軸からの身体のズレ)によって、重力を基準とした定位を行います。
つまり、基礎的定位とは
体性感覚を主体とした知覚システムによって重力の方向や支持面との接触を知覚し、それを身体と関連付ける事と言えます。
バランス戦略の一つである平衡反応や立ち直り反応もこのシステムが下支えにあってこそです。
(冨田先生 講習会資料より)
人が産まれてから生きていく中で重力場で生きていくために必要不可欠なシステムだなーと再認識しております。
難しい内容だと思いますが、学ぶ価値は大いにあると思います(^-^)
次回は知覚システムの中の空間的定位についてお話し出来たらと思います。
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