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アフォーダンスとは…?

おはようございます!!

写真は和歌山県の新宮市に研修で行った際の電車内での一枚です。なかなか可愛いですよね(^^)

さて、タイトルにもある通りアフォーダンスという言葉について触れていきたいと思います。

アフォーダンスとは、先日述べたギブソンさんがつくったオリジナルの言葉で英語の「アフォード」すなわち「与える、提供する」という意味の動詞を名詞化した生態心理学のキーワードの言葉です。

つまり、環境が、その中で生きる動物に与えてくれる行為の機会の事を指します。

生態心理学では、人間や動物たちはこのアフォーダンスを環境の中で知覚し、それによって自分の行動を調整していると考えられています。

つまり、個人の運動機能や体格で環境が持つアフォーダンスをピックアップして知覚しているとも考えられます。

リハビリの場面ではどうでしょう?

患者さんは障がいを持った身体で動作を行う際、今までと同じように動こうとします。しかし、麻痺や骨折などで今までとは違う身体で環境に対して働きかけるため、上手く動けない…といった場面がよく見られます。

例えば、今まで簡単に座っていた椅子に今まで通り座ろうとしたら膝折れが起きて座れなかった…といったケースもあります。

こういった経験が動作に対する恐怖心を強め、過度に全身の筋緊張を高めてしまうといった負の連鎖に繋がる可能性も高いです。

何となくイメージはつきますか?笑

転倒の大きな原因にも繋がったりしますのでリハビリテーション分野に従事する方なら知っていて損はないと思います(^^)

明日は何故そのような差が生まれるのか?知覚の等価性、知覚循環について話していけたらと思いますm(__)m

気軽にコメント、ご意見よろしくお願いします🤲





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