脳を知ろう③ダイナミックセンターコアとは?
こんばんは。
今日は前回お話しした、脳が感情のレッテルを貼った情報がどのように処理され、「思考」に繋がっていくのか?と言った点を話していけたらと思います。
レッテルを貼られた情報は、「前頭前野」に入ります。ここは情報を「理解、判断」する所です。自分にとってプラスの情報であると、その情報は「自己報酬神経群」に持ち込まれます。この情報を更に自分にとってためになる、または価値があるものにするために「線条体-基底核-視床」「海馬回、リンピック」に持ち込まれます。このようなら流れを作りながら、脳は考える機能を生み出すのです。
このように全てを総動員して情報を取り込み、人は「思考」しています。
前回述べた「A10神経群」と上記の神経群が一つの連合体として機能しておりこれを「ダイナミックセンターコア」と言います。
「心」「信念」や「記憶」などはダイナミックセンターコアで発生していると言われています。
また、その結びつきは繰り返される事で強くなっていくと言われています。
林先生の書籍においても、重要な事は繰り返し学習する事で結びつきが強くなり、そこから新しいアイディアを産むともおっしゃっていました。
例えば、患者さんの自主トレを指導する際は退院前に慌ててするのではなく、重要な事を早い段階から取り組んでもらう事で「記憶」「定着」に繋がると思います。
ご意見、ご質問等ありましたら宜しくお願いします🤲🤲🤲