バランス活動について〜臨床における評価の序章〜
こんばんわ。
今日は臨床におけるバランス活動について話していきたいと思います。
バランス活動を踏まえて姿勢、運動パターンの分析を行う際には全身への影響を含めた意味を持つ徴候を見つける事が重要となります。
バランス活動の問題を有するケースでは、姿勢保持の段階ですでに有意な戦略(CAが作用しにくい徴候、過度なCWの活性化など)が立ち上がっており、課題遂行の過程で切り替えられなくなっている事が多いです。
例えば、端座位で骨盤後傾位であれば股関節のCAが作用しにくい徴候として解釈出来ます。
足部が床に設置していなければ膝関節は軽度伸展(CWの活性化)の戦略をとります。
戦略の変化を追う中で課題内容に変化を与えて、想定される支援活動を確認することが重要です。
何となくで動作分析を行わず、変化を加えながら行う事で見える部分も多いと思います。
是非臨床に繋げて悩みを共有できたらと思います✨
CAの説明については以前のブログに記載しておりますので参考程度に(^ ^)