クラインフォーゲルバッハの運動学〜背臥位姿勢におけるブリッジ活動の整理〜
こんばんは。
明日以降の台風が心配ですが、今出来る準備をしっかりとして被害が少ない事を祈りたいと思います。
さて、今日は背臥位姿勢におけるブリッジ活動について整理していきたいと思います。
背臥位のブリッジ活動
・背臥位のブリッジ動作は骨盤を移動させる事が主な活動である。
aのブリッジ動作では背部を支持面に押しつけて、腰部を反らして腰部伸展筋とハムストリングを優位に働かせています。
臨床場面でみる事が多いですが、腰椎への負担や殿筋群への入力がしづらいのが分かります。
bのブリッジ動作では殿部の単関節筋(大殿筋、中殿筋)と腹部筋の協調が図られていると思います。この動きに着目して、骨盤挙上と傾斜の方向を評価、確認する事が重要となってきます。
ブリッジ活動では、大きな力で動作の補助を可能としますが動作によっては代償的に身体部位に過剰な筋緊張が生じたり、それに伴う疼痛が出現します。このような問題を見逃さないように評価の整理を進めていきたいです。
お気軽に質問、ご意見等いただけると幸いです🤲🤲🤲