胸糞マーダーミステリーが出来ました
私は、どうしても悪人を書くのが苦手（だと思っていて）
あまり、こうメチャクチャ悪い人間を描くことが無かった（ような気がしている）のですが、ここに来て、メチャクチャ胸糞悪いマーダーミステリーを作ってしまいました。
とりあえず脳みそグチャグチャになります
「さあ！GAMEをはじめよう！」
見知らぬ部屋で目覚めたあなたたちに
目の前の男は満面の笑みを浮かべ「DEG（DETECTIVE ESCAPE GAME）」の開始を宣言した。
【 森アスカ（もりあすか） 】
この女性の死の真相を突き止めるGAME。
そして、彼女を殺した犯人はこの中にいるというのだ。
困惑する男女8人。
しかし、その困惑はゲームが始まったからではない。
そう、あなたたちは全員、記憶のすべてのを失っていたのだ。
記憶喪失ものです。
見知らぬ部屋に集められてGAMEをします。
記憶喪失ものって、ともすれば、ちょっとまえに流行った感じでしょうか？
「かわぐちが記憶喪失ものを書いたらこんな感じ」
そんなマーダーミステリーです。
マーダーミステリーなので内容を詳しく言えないのですが、先日、テストプレイをやった際に「かんちょー性格悪いよね」というお言葉いただきました。
これはどちらかと言うと、システムについての話ですが、システムも性格悪ければ、登場人物も胸糞で、話も胸糞です。（なんてこった）
あと、メチャクチャ情報量多いです。
たぶん脳みそグチャグチャになります。
テーブルも情報で埋まります。
でも、そんな膨大な情報も、ある工夫により、「何それ知らないわー」みたいなことが結構ないようになっているかなと思います。
そして、終わる頃には、個々の背景は気になると思いますが、メチャクチャ満腹感「情報お腹いっぱい」です。
その割に「でも、結局いまどういう状況？」って感じにもなって、モヤッとするかもしれません。しかし、それも終わると見えて……きます。きっと。
そんな作品です。（詳しくは言えないもどかしさ）
制作期間3年っちゃ3年
インビジブル・メモリーは、3年前に大枠がほぼ出来ていて、なんとなく「そろそろ形にしなきゃ」って感じで掘り起こした作品です。
決して感動的な終わり方をする作品ではないですし、胸糞悪く終わることが殆どかと思います。推理も恐らく難しいです。色んな可能性を絞り切らずにわざと残しています。
じゃあ推理しない作品かと言えば、推理は必須です。ちゃんと犯人絞ってください。じゃなければ、しあわせにはなれません。
3年前に作ったお話ですが、システムはここ1ヶ月くらいで考えたので、古臭さは無いと思います。スタッフがとても大変なシステムです。これぞ「公演型」といったところでしょうか？
ただ、大変すぎてもアレなので、負担軽減のために動画も作りました。
それでも「進行表作ってください」と言われるくらいは難し目の進行になると思います。解説含め。
故に、私が案内する分にはすぐにできますが、スタッフにお願いするにはもうちょっと時間がかかりそうなタイトルでもあります。
怒られそうですが
心配なのは、若干ですがセンシティブな内容が含まれる点です。
若干と思っているのは私だけかもしれませんが、若干です。
キャラはビジュアルなど無く、性別のみで選んで貰うため、「きっとこんなキャラだろう」みたいな先入観も無ければ、危機回避的なものも出来ないのが苦しい部分かもしれません。
ただ、私自身、センシティブな表現はあまり好きではないので、文章や単語レベルでなるべくセンシティブな書き方にならないように配慮はしているつもりです。
「胸糞悪いマーダーミステリー」という点からも、意図している部分でもあるので、ご容赦いただけると嬉しいです。
とにかく、色々な意味で胸糞悪い作品になっていると思います。
ただ、それを加味しても情報の渦に飲まれ、考え、混乱する。
その「楽しさ」の詰まった「マーダーミステリー」になっているかと思いますので、是非×∞ 遊んでいただけると嬉しいです！
あと、今、色々お話し戴いていて、それもメッチャ楽しくて、一時期のモチベダウンが嘘のように、もっともっと作りたい気分になっています（笑）
ご依頼お待ちしております。
監修でもなんでも、お声がけください！
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マーダーミステリー白書
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