ペーパーヒーローズ -復活編-
「いつかヒーローものをやってみたい」
マーダーミステリーを作り始めた当初から抱えていたこの思いを、なんとか形にすることができました。
正直に言えば、ヒーローもののプロットはまだ2本あって、どちらも形に出来ればと思ってはいるのですが、とりあえずペーパーヒーローズが形になったのと、この世界観でもう何本か書きたい思いもあって、世に出るのは相当先か、もしくは世には出ないかもしれません。
そのくらい、今作が個人的に好きな作品になったと感じています。
ゲームはノンストップ!
「第一章/第二章」とフェイズ分けされている作品が多い中で、ペーパーヒーローズ -復活編- は、フェイズ進行を一切捨てました。
1つの判断の遅れが、等しく「時間」のリソースを削っていきます。
マーダーミステリーにはせっかく「時間制限」があるので、この制限により緊張感を持たせたいと思いました。とはいえ、そこまで短時間ということもありませんのでご安心を。
ただ、考えるべきところと、そうではないところの取捨選択は必要になるかと思いますので、ぜひ、これを制約と捉えず、ドキドキを持続させるための「ワクワク装置」だと思っていただけたら嬉しいです。
プレイヤー人数は8人!
時間は解説等を含めて200時間前後
オフならではの楽しさと、驚きと、キャラクターへの愛おしさを詰め込んだ作品です!
7/20 21:59までは「先行貸切予約」を受付中です。
7/20 22:00~ お1人様から参加できる日程が出ますので、ご確認ください!
本当に遊んでいただきたい作品ができました。
ぜひ!ご予約お待ちしております!
---------------以下はオマケ
私の永遠のヒーロー「ウイングマン」
私の中で永遠のヒーローは「ウイングマン」です。
桂正和先生の代表作の一つだと思いますが、そう考えると、ウイングマン単体というより、私の中のヒーロー像は、桂先生の描く世界そのものな気もします。
桂先生の描くヒーローは、完璧には程遠くて、愛らしかったり、切なかったり。正に「100%のヒーローなんているわけない」という、ウイングマンのEDテーマの歌詞そのもの。それでも、そんな不完全ヒーローが、学園内から世界まですべからく救うわけです。
昨今ではとてもスタンダードなヒーロー像かもしれませんが、昭和の仮面ライダーや、ウルトラマンに代表されるジャパニーズヒーローたちは、特にこれといった欠点がなく、時にはピンチになりつつも、次々と敵や怪獣を倒していく存在でした。
そういう意味では、桂先生のヒーロー像はアメリカンヒーローの系譜で、マーベルコミックスなどを読んでいた方には新しくはなかったのかもしれませんが、海外の作品を知らない幼少時代の私には、とても新しいヒーロー像だったわけです。
ペーパーヒーローズは、人より優れた「ギフト」を持ち、ヒーローライセンスを持っていながら、全く活躍出来ていない者たち。そんな「完璧じゃないヒーローたち」をそのまま描いた作品です。
不完全だからこそマーダーミステリーになる
マーダーミステリーは、登場人物が少し至らないくらいが面白いと私は考えています。
不完全だからこそ、時には非合理的な行動をしてしまうし、感情に左右される。そこに、事件を混乱させる何かや、事件外の思惑の交錯があるのではないでしょうか。
まさに、ペーパーヒーローたちはうってつけ。
ギフトを活用できず、ぜんぜんヒーローとしての活動が上手く行っていない。そんなペーパーヒーローだからこそ、悩み、苦しみ、非合理的な行動をとることもあって、どこか愛おしい。
完璧なヒーローたちなら、もっと上手く立ち回っていたかもしれない。
彼らだからこそ出来た物語。
キャラクターのプロフィールなど、も公開しておりますので、ぜひ、チェックしてみてくださいませ。
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マーダーミステリー白書
マーダーミステリーについて私(かわぐち)の考えや、ちょっとした情報などを書いて行こうかと思います。
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