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Day 21. タンザニアを出てザンビアへ入国🇿🇲一日中バスの日🚌
250212水 今日のハイライト
-客引きローカルと交流-
-バス乗車
-ボーダー付近でトゥクトゥク
-ザンビア国境越え
-バス乗車
-ずーっとバス
深夜、チケットを買ったバスオフィスの外でたばこを吸っているとローカルの人たちが何人か来て話してくれる。彼らはバスの客引きたちだ。朝に帰って寝るらしい。
気を許してくれて、寒くてジャケットを着ていた俺たちの前に炭の入った七輪を持ってきてくれたニキがいて、5人くらいでその七輪を囲んでGoogle翻訳を使ってずーっと話していた。暖かいし、暖かい人たちだった。
ほんとたくさんいろんな話をした。日本の女の子が大好きだから日本に行きたいけど金が無いから日本に行けない、俺たちの旅の話、普段の生活の話、スワヒリ語の話、アフリカの政治の話、筋トレの話、ルサカまでの行き方の話、、、
普段は圧強めの客引きだが、しっかりとした考えを持って、みんな必死に生きてていい人たちだった。俺がお金もちだったらこういう旅を通して仲良くなった人たちをみんな日本に招待してあげたい。繋がりを持っていたら、別に非現実的な話じゃないと思った。昨日の一番仲良くなったニキとは、電話番号を交換した。彼はスマホを持っていないけど、4月頃までに頑張って手に入れたいって言ってた。そしたらWhatsAppで連絡すると。
彼らはtakerだと前日のnoteで書いたけど、確かにそうだけどなんかgiverになりたくなるような人たちだとおもった。俺はケータイ盗まれたとき用に持ってきているベトナムで買ったoppoをあげようかと思ったけど、追分が冷静に盗まれたら困るからと止めてくれた。
日本が好きとのことだったので、何かあげたくて、何もない中思いつきで、日本の100円玉をあげた。ここでは機能しないからと断る彼だったが、出会いの証しだからと言うと喜んで受け取ってくれた。
その彼が、ルサカまでの行き方を教えてくれた。まずここムベヤからルサカまでの直通バスはないらしい。それを売っているベンダーは別の会社と連携して割高で売っているらしい。彼いわく、ムベヤからタンザニア側の国境の町トゥドゥンマまで5,000、国境を越えてからルサカまでは55,000で行けるので、合計60,000(3,600円弱)だと教えてくれた。おれたちが妥当だと判断した80,000より20,000も安い。ましてはじめに提示された110,000はクソほど高い。
ここまでの数時間、タンザニアで最後にほんとにいい思い出ができて、また会いたいと思える人に出会えたのに、なんと写真を1枚も取らないという失態を犯してしまった。そのため、あんなに会話してたのにもう彼の顔は思い出せない。ちなみに彼とMussaという。
4:30、そうこうしているとバスの用意ができたみたいで乗れと言われる。七輪の周りでの楽しい雑談もここまで、早すぎだろと思ったが彼らに別れを告げバスに向かう。
大きなバスだが今までで最悪だ。まず座席は絶対に人の手で後付けされていて、座席間の長さが一定でない。斜めを向いていたりする。さらに座席間が狭すぎる。盛りなしでぴったり奥まで腰掛けても膝が前の席にめり込んで痛い。
まだ乗客が少なくまだまだ出発する気配はなかったので、一人2席を確保し斜め向きに2席使いながら座って就寝。5:30頃、乗客が増えて出発。
走り出して1時間ほどで俺のところにも乗客が来てここから2時間ほど直角に座り膝をめり込ませて耐えた。
8:30、国境の町トゥドゥマについた。バスから降ろされ新しい男について行く。ここから国境まではまだ距離があるからそこまでバイクかトゥクトゥクで行き、国境を越えたらでかいバスがあるよとのこと。そしてそのトゥクトゥクは1人4ドル計8ドルかかるという。
そんなアホな話があるかと俺ら、戦闘態勢。俺達はもう80,000ずつ払ってんだぞ。と。それはバス代だろ、と。もはや俺達は英語日本語まじりでそれはおかしい、フェアじゃない。はじめに言え。ムベヤのバスの男に電話して払ってもらってなどキレてたら別の男がやってきて、その男について行きトゥクトゥクに乗る。俺たちは払わないよと言うがokokと言われ、乗る。
国境の町に着いたら新しい男のところに行く。元のバス会社のところらしい。ここからルサカまでは一切お金を払う必要はないよ。と教えてくれた。そういう一言が欲しかった。その男に両替もしてもらい、国境越えまで歩きで案内してくれた。
9:15、国境越え。日本のパスポートはザンビアへビザなしで入れる。書類を書くのにペンが欲しくて近くの男性に聞くと、そのまま書類も記入してくれた。予想通り書き終わったあとに何かくれと言われたのでビスケットをあげた。彼はビスケットをボリボリ食いながら金が欲しいんだよと言う。俺が英語わからないんだごめん。と小ボケをかますとちゃんと笑ってくれる良いやつだが、ザンビア内までついてきたがめついやつだ。
確かにやってもらったが俺は頼んでもないし、小さいお金を持っていなかったので、最後、I won't payとはっきりいうと帰っていった。
イミグレでは余裕でスタンプをもらい、うんこを済ませ、ザンビア側の国境の町ナコンでへ。ザンビアのバス男に案内されバス乗り場まで向かう。
8:30、ザンビア入国しここで時差で1時間戻る。何とも不思議な感覚だ。バスの出発は10:00とこのとだったので、しばらく待機。バナナを買ったりビスケットを買ったりして過ごす。
そのバス乗り場にタクシーやバイタクが来るたびに、乱闘ばりに客引きが寄っていく。激しさは圧倒的にこれまでで、一番だ。客引き同士はもはや乱闘してるし客も客で色んな人に引っ張られもみくちゃにされている。俺たちはムベヤからルサカまで相場より20,000多く払ったが、この乱闘に巻き込まれずに済むならぜんぜん良しだと思えた。
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ザンビアの初手の印象は、土臭い、空気も悪い、気性が荒い、これまでの国より金をせびってくる。て感じ。客引きたちの客引きしてない普通の時の絡みを見ていても、日本で言う中学生ノリみたいな感じで荒々しく、若々しかった。
10:00、全くバスが出発する気配を放たない。
11:00、同じく。
12:00、ようやく雰囲気が出始める。
12:30、2時間半遅れで出発。俺たちは何にもないここで4時間半も待った。アフリカのバスは基本人が満員にならないと出発しない。
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15:00、はじめの休憩。と言っても道端に止まっただけで、みんな草むらで用を足していた。俺もした。ザンビア、ここまで本当に何もない。人もいない。
18:30、2度目の休憩。今度は屋台などがあるところへ。ここでうんこをしようと思ったが、何と出なかった。ソーセージとポテトフライ50クワチャ275円。少々高いが仕方がない。腹が減っていた。味は普通。
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24:00、3度目の休憩。ガソスタだ。おしっこをした。
深夜3:00、4度目の休憩。おしっこをした。
夜のバス旅は、本当に寝るだけ。外の景色も暗くて見えない。
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いつの間にかなんか牽引してる俺等のバス
今日はこのまま寝て終わり。早朝から晩までバスだけ。こんな日もある。またまたおやすみ。