繋がり
こんにちは、トムーンスです。
コロナもだいぶ落ち着いて、飲み会や海外からの旅行客、ライブでの声出し解禁と日常に戻りつつあるなと感じてます。
陸上競技も同様、トラックシーズンが始まり観客が戻りつつあることでしょう。
今回はロードシーズンの最終戦である
日本選手権35km競歩 輪島大会について書きます。
ワクワク?ドキドキ?
ここ2年、トラックもロードでも自己ベストを更新できていなかった。
2月の日本選手権神戸競歩、3月の全日本能美競歩の20kmWでは1時間30分以内の予定だったが、どちらも1時間31分かかり、両レース共に15kmから垂れる(ペースが落ちる)内容だった。
そして、去年の輪島35kmも後半に激垂れし、めちゃくちゃキツイ思い出と不安しかなかった。ポイント練習もできたり・できなかったりと内心不安いっぱいだった事もあった。
今大会の目標タイムは2時間46分(女子の派遣設定記録)だった。昨年と同じ目標ではあるが、冒頭の通り後半のペースダウンで2時間51分かかったため、リベンジの意味も込めてこのタイムに設定した。
さらに神戸競歩後、とある女子選手より派遣設定記録切りたいからペーサーお願い!された。(結局ペーサーすることにはならなかったが、28kmまでは設定通り4:40~45/kmでおせた。後半垂れて追い抜かれたけど…)
前回の反省を踏まえ、慌てずイーブンペースで貫く事だけを考えた。
レース前日、21:30に布団に入ったが0時に目が覚めた。移動の飛行機とバスでは昼寝せず、現地は少し雨が降っていたが軽く練習、そしてマイ枕&マイブランケットも持参。にも関わらず全然眠れなかった😳
起床&朝食を4時予定だったが、寝れずお腹も減っていたので3時に朝食をとった🍙🍡
食べた影響か少しだけ眠れた。
天候が悪い予報だったが、雲の切れ間から陽射しが差し込み、風も穏やかなコンディションであった。
スタートの号砲が2回失敗して、3回目で35kmが始まった。設定した通りの4:40~45/kmを28kmまでひとり旅だった(そこから5:00/kmに落ち込んで しまったので今後の課題)。
風間(2023スピードウォークの覇者)やなべさん(ちゅーきょーほ)による動きのアドバイス
ちば興銀のかわいい2人による給水
沿道の応援
今回はサポートと感謝を感じる大会だった。
その結果、2時間47分59秒(第12位)と昨年より4分近くPBを更新することができた。目標のタイムには届かなかったが、サポートがなければこの記録には繋がらなかっただろう。8位まで10分差あったので、それを埋めるべきことへの課題や来年はやってやるぞ!の気持ちが芽生えた。
ゴール後、脚だけチカラが入らなくなり車イスに乗ることになりました😅輪島4回出場して2回目のご乗車♿️笑 (救護室行ったら佐賀がの空気になってた)
来年も車イスに乗ったらインダビューされるそうです😂
選ばれたのは○○でした👟
今シーズンは強度の高い練習中や練習後、通常歩行が困難になるほど膝に痛みがあり調子が悪かった。9月全日本実業団と10月栃木国体が痛みのピークで、普段パドルを貰わないが失格・警告2つと酷い状態だった。
それを改善するため厚底シューズにトライした。東京五輪ぐらいから大柄な海外選手が使用していた。国内でも使用する選手がいたのでトライした。
ミッドソールがあんなに分厚いのに軽い!!そして膝への負担が減った。意外とスピードも出る。
と思ったが、ロング練習で足底に痛みがあったり、20kmのレースで思ったより記録も出ない(練習不足もあると思ったけど)。
ギリギリまで厚底で練習した結果、
選ばれたのはミムラボでした!!
厚底が悪いのではなく、自分の歩き方とマッチしなかっただけ。対応できるようにこれからも使い続ける予定。
応援は選手に対してだけじゃない
石川県の能登半島という端っこで行われた輪島競歩。羽田-能登✈️+🚗30分、大阪-金沢🚄+🚗2時間、かなり遠い。福岡からは移動時間だけで半日を要する。
そんな所にも関わらず、家族や友人が団扇やカウベルを持って応援にきた。萩ちゃんや桃ちゃんも競歩を初観戦に来るなど、沿道に知ってる顔がいるだけでチカラが湧き上がる。ほんとにありがたいことである。
競歩大好きNさんが今年も輪島民の方に団扇を渡して一緒に応援してた。その輪島民の方が石川県の同人誌?に、トムーンスとの出会いについて書かれていた。
これを読んで応援は選手だけへのものではなく、新たに応援する人が生まれる・応援者同士が繋がる、非常に面白い現象だと感じた。
富士通競歩大好きご夫婦も来ており(松永選手の大きな写真を持って)、今回もめちゃくちゃ応援してくれた。
トムーンス選手、行ってらっしゃーい!帰ってきてねー✋
おかえり〜待ってたよー!
周回コースなので、そりゃ帰ってくるわ(笑)と笑顔で答えた。これを見た他の観客や他社(愛知製鋼さん、NTNさん)の応援団からも、トムーンス頑張れ!神澤頑張れ!と応援してくれた。
企業の垣根や現地の空気感は、競歩ならではだなと感じた。
競歩を通して、トムーンスやムーンスターの事を知ってもらえるきっかけに
トムーンスから競歩に興味をもつきっかけ
になれればこんなに嬉しいことはない。
サラリーマンしながら競技するのは大変だが、身体が動く限り歩き続けていきたい。
いつも応援ありがとうございます。
沿道やSNSでの応援はめちゃくちゃチカラになってます。ありがとうございます🙇♂️
3月能美競歩から海外選手が来て、コロナ前に戻りつつあるなーと感じました。
レース後に海外選手と交流する度に、僕の目標である🇪🇸ラコルーニャ大会出場への思いがより一層強くなりました。2024年は実業団枠派遣がなければ実費覚悟で出場したいと考えており、今年は合宿に参加したいと思うので、応援よろしくお願いします💪(あと英語も鍛えます😅)
以上