紫陽花が日毎に好きになる。

昔から、紫陽花は好きでした。
特に青い紫陽花。

何故かピンクの紫陽花は苦手で、
キレイだと思うのはいつも青の方。

今では白も赤も好きだけど、
ダントツ好きなのは青。
何故かは自分でも分からない。

紫陽花の花言葉は
「移り気」「冷淡」「辛抱強さ」「冷酷」「無情」「高慢」
最近になって「家族」「団らん」「和気藹々」もあると
知りましたが、それまでは良い印象がありませんでした。

特に苦手だったピンクの花言葉は「元気な女性」「強い愛情」。
母の日のカタログに紫陽花があるのが不思議だったのですが
これを知ってようやく納得できました。

半面、大好きな青や紫の紫陽花はというと、
青は「冷淡」「無情」「高慢」と散々で
紫が「謙虚」「清澄」「神秘」。
何、この違い。

でもなんだかんだ言ってやっぱり青が好き。
手の障害で傘をさすのは苦手ですが、
雨に濡れた紫陽花は何とも言えない風情というか
美しさがあって、梅雨も悪くないと思います。

紫陽花をテーマにした歌やイラスト、写真も
素敵なものはたくさんありますけど、
本当にこの花が好きだと思うきっかけをくれたのは
同じあゆかんのあゆちゃんの言葉でした。

「紫陽花は小さい花が集まっている花。
   1つ1つ形も大きさも違い、一見不格好に見える
   花もあるけど、それもまたキレイだなと思える、
   そんな社会になればいいなと思う」

正確にお伝え出来なくて、心からごめんなさい
なのですが、あゆちゃんの言葉って素敵だなと
改めて思ったのです。

あゆちゃんが紫陽花を好きな理由だそうなのですが
今年紫陽花が咲いているのを見るにつけ、本当に
同じ様に見えて1つ1つ違うんだなと。
そしてまた、やっぱりどれも全部きれいだなと
感じるのは確かで、それでいいんだと思うのです。

あゆちゃんはこういう表現がすごく素敵だ。
これからも、紫陽花を見るたびにこの言葉を思い出すんだろうな。

前の家には紫陽花があったんだけど、今はないのが寂しい。
来年、買っちゃうかもしれないな。