「変わらない」が一番。
「3年ぶり?」「いやもっとかも!」が挨拶となった、
前職の同期と久しぶりの再会。
私がギランバレーにになった間もなく5年前、
彼女たちはリハビリ病院までお見舞いに来てくれました。
食事制限がないかを聞かれたうえで、甘いものを差し入れ。
全体の食事の時間が近づき、そろそろとなるまでの数時間、
病気になったのも、ここが病院だという事も忘れることが出来ました。
彼女たちを見送り、食事をとって、1人カーテンで仕切られた
自分のベッドの脇にあるテーブルに座って。
病気の事を気遣ってはくれつつ、全く変わりない会話に
どれだけ救われたか分かりません。
思えば友人たちが、急性期病院(治療を行う病院)や
回復期病院(リハビリ病院)にお見舞いに来てくれて、
それがきっかけで元の自分に戻れたというか、思い出したというか。
疲労感が強く、動けない事に打ちのめされていた心が
ふっと周りを見る気持ちになった、そんな瞬間でした。
スマホも使えず、全く人とのつながりがなく、
話すのは看護師や医師、あとは付き添いの家族。
内容は病気のことしかなかったし、TVを見る事も出来なかったので
社会から隔絶されている、そんな感覚でした。
当日会えた友人の内1人の子とは、何回か会えていたのですが、
もう1人の子とは、感染症が広まる前からなかなか会えずにいたので
本当に久しぶり。
ドキドキしながら待っていると、全く変わりない彼女が来ました。
会えていた方の友人が、ゆったりとした空間で食事のできるお店を
予約してくれていたのですが、思った以上に他のお客さんとの距離もあり
安心して食事を楽しむことが出来ました。
同期で入社した時の研修の話から、最近の職場事情、
持病の話やこれからのことなどを話して、時間はあっという間。
名残惜しいところでしたが、最近の残業疲れを忘れる程
楽しい時間を過ごせました。
でもまだあちこち行こうとか、元通りとは気持ち的には
なれずにいる自分もいて。
まだまだ私はマスクを手放せないし、自分なりに気を付けて
今後も対策していこうと思っています。
楽しかった! 本当にありがとう。またね。
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