メキシコペソFX堅実投資法を改めて解説
ども。投資軍師のかんべえです。
前回の南アフリカランドFX投資に引き続き、今回はメキシコペソ投資です。
メキシコペソも基本はやり方は同じです。
以下、見ていきましょう。
メキシコペソの金利
メキシコペソの政策金利ですが現在は4.25%です。
コロナの影響で世界的に利下げが続いていますが、メキシコペソは4%と比較的高い金利を維持しています。
FXで投資することでスワップ金利を得ることができ、2018年の高金利時代にはメキシコペソの人気は沸騰していました。
メキシコペソの為替の特徴
続いて、メキシコペソ円のチャートを見てみましょう。
このような感じで、基本的には下落トレンドです。
そして、定期的な暴落もあります。
2020年には大暴落4.2円まで暴落しています。
2018年~2019年、スワップ狙いでレバレッジをかけて投資していた投資家はロスカット・塩漬けを余儀なくされています。
ですが、その後、回復し、現在は5.2円まで上がってきています。
すなわち、メキシコペソの特徴として
・長期的には下落トレンド
・定期的な暴落はあるがその後戻りがある
この2点が大きくあります。
長期的には下落トレンドですので、毎月定額積立投資をしていても、勝率は低いと推測されます。
メキシコペソ堅実投資法
実践中のメキシコペソ堅実投資法をご紹介します。
・レバレッジは1倍~2倍以下に抑える
・取引単位は2000ペソずつ
・平常時はレバレッジ1倍以下
・暴落があったときに大きく買う(レバレッジを2倍に近づける)
・暴落後の戻りを売り、レバレッジを1倍以下にする
・以上を繰り返しつつ、スワップ金利も貯めていく
このような手法です。
まずはポイントは「平常時はレバレッジ1倍以下」にするということです。
相場安定時、上昇時にはどうしてもさらに上がると思って買いを増やしてしまうのですが、そうなると、暴落時に何もできなくなってしまいます。
2018年~2019年5円台後半のときにレバレッジ3~5倍にしていた場合、4.2円はロスカットも見えてきます。
これでは、平均取得単価が上がってしまい、長期トータルでプラスにならない可能性が高いです。
そこで、「平常時はレバレッジ1倍以下」にすることが重要になってくるわけです。
続いてのポイントは「暴落があったときに大きく買う(レバレッジを2倍に近づける)」です。
長期チャートを見てもわかる通り、暴落後には大きな戻りがあります。元値に戻るまではいきませんが、半分以上は戻してきていることがほとんどです。
ですので、しっかりと暴落時に買っておき平均取得単価を下げておけば、その後の戻りで含み益となるパターンが多いわけです。
直近では2020年3月の大暴落ですが
6円台から4.2円まで暴落しました。
そこで、しっかりと買っておくわけです。
このように指値をしかけておくわけです。
平常時レバレッジ1倍ですので、4.2円までの暴落でも焦らず買うことができるわけです。
ここでしっかり買っておき、レバレッジを2倍くらいまで上げます。
できるだけ、底値で買っておき、戻りを待ちます。
数か月後、5.2円まで回復しました。
結果として、ポジション損益も含み益まで回復することができています。
このあたりで、利確していき、またレバレッジを1倍以下に下げるというわけです。
この繰り返しで、スワップ金利+為替差益、両方を得ていくことがポイントになりますね。
メキシコペソFXにおすすめの口座
メキシコペソFXにおすすめの口座ですが
・スワップ金利が高い
・スプレッドが狭い
・1,000通貨単位で取引ができる
この3点を基準に選びましょう。
利下げもあり変動はしていきますが、現状はこのような感じです。
LIGHT FX、セントラル短資あたりがおすすめですね。
まとめ
以上、メキシコペソFX堅実投資法について改めて解説しました。
2020年11月時点では、概ね利確でき、レバレッジも1倍ほどになりましたので、また、次の暴落を待つのみですね。
確かにこのまま6円、7円と上がるかもしれませんが、それはそれでOKです。
今買って暴落して損をするリスクを取るほうが怖いと思います。
より堅実に長期トータルプラスを狙っていきましょう。
ではでは。ご不明点はお気軽に。