FXでドルを買う方法を改めて解説(レバレッジ1倍がおすすめ)
ども。投資軍師のかんべえです。
noteも書いて行こうと思います。
11月19日現在、円高が進んでいますね。ドル円は103円台と、ここ最近の相場でもかなり円高ドル安となってきています。
ドル円が下がってくると、ドルを今のうちに買っておこうと考える人も増えてきます。
ですが、ドルを買う方法として外貨預金はおすすめできません。
おすすめは「FXでドルをレバレッジを低く少額から買う」という方法です。
今回、改めて解説します。
外貨預金がおすすめできない理由
本題に入る前に、なぜ、外貨預金がおすすめできないか。
・手数料が高すぎる(1ドル50銭~1円等)
・定期預金が前提
・少額から投資ができない
といった感じです。
外貨預金は1日何度も取引することが想定されているFXとは違い、手数料が高いです。
そのため、金利以上に手数料がかかってしまい、元本割れしてしまいます。
もちろん、ドルが値上がりすれば利益にはなりますが・・・。あえて、手数料の高い外貨預金をする意味がありません。
また、定期預金でないと金利が安いところがほとんどです。定期預金の場合、満期のたびに手数料がかかりますし、売りたいときに売れない(売ると手数料が高くなるなど)等、取引の自由度はかなり低いです。
正直、外貨預金は、貯金の運用に困っているお年寄り等をターゲットにした商品ですので、利用しないことをおすすめします。
FXでドルをリスクを低く少額から買う方法
ドルを買うのであれば、FXがおすすめです。
・FXなら取引コストがほとんどない(0.2銭前後)
・金利もしっかりつく(スワップ金利)
・1ドルからも取引可能(SBI FXトレード等)
・満期がなく長期保有可能
・レバレッジをかけなければロスカットリスクはほぼゼロに
FXをされたことがない方は専門用語等、理解できないところも多いかとおもいます。
順に解説していきます。
・FXとはそもそもなんなのか?
FXは簡単に言うと、外貨を取引できるツールです。
FX口座があれば、ドルを買ったりユーロを買ったり、メキシコペソを買ったりすることが可能です。
ですが、ドルを買ったとしても、実際にドル札をATMから引き出して手元に出すことはできません。
FXは「決済することが前提」です。
つまり、ドルを買ったとしても、最終的には決済します。差額の利益が口座に入り、プラスやマイナスになるわけですね。
FX口座でドルを103円の時に1万ドル買って、105円の時に売れば、2万円の差額が利益となり、2万円儲かるわけです。逆に101円に下がったときに決済すれば、2万円損するわけです。
レバレッジとは?
FXはレバレッジを25倍までかけることができます。レバレッジとは倍率のことです。
仮にFX口座に10万円入金したとしたら、その25倍の250万円分までドルやユーロを売買することができます。
これが、FXがハイリスクハイリターンといわれるゆえんです。
仮に1ドル100円とすると、250万円分のドルは25,000ドルです。
25,000ドルを買って、仮に4円値上がりしたら?
4円×25,000ドル=100,000円の利益です。
10万円しか口座にいれていないのに、ドル円が4円上がっただけで、資産が倍になるわけです。
ですが、逆に下がれば、一気に資金を失います。
含み損がFX口座の資金を上回ると、強制的にロスカット(退場)となってしまいます。
これが、FXがハイリスクハイリターンと言われる理由です。
ですが、レバレッジはかけないこともできます。
FX口座に10万円預けたのであれば、1000ドルしか買わなければ、含み損が10万円になることは通貨がデフォルトしたとき以外起きないわけですから、理論上、外貨預金のように、ずっと保有することができるわけです。
ですので、FXはレバレッジ管理をしっかりすれば、全く怖くはないのです。むしろ、良い資産運用ツールになるわけです。
・FXなら取引コストがほとんどない(0.2銭前後)
FXには取引手数料というものがありません。その代わりに、スプレッドという買値と売値の差が実質的な手数料となります。
このように買値が103.924円となっており、売値が103.926円となっています。
差が0.2銭です。
つまり、ドルを買って、即売れば、1ドル当たり、0.2銭損するというわけです。
これがスプレッド、FXにおける手数料です。
外貨預金の50銭~、と比べると、圧倒的に取引コストは安いわけです。
・金利もしっかりつく(スワップ金利)
FXでも金利に相当するスワップポイントというものがつきます。しかも、毎日入金されます。
現状は、米国利下げにより、ドル円の金利は下がっていますが・・・。
(SBIFXトレードスワップカレンダー)
例えばドル円ですが、11月6日に買い0.0008円となっています。これは1ドル保有したときに1日に入るスワップ金利です。
1万ドル保有すれば、毎日8円入ってくるわけです。銀行預金ですと年間で20円くらいですから、金利面ではいまだに米ドルは魅力的ですよね。
・1ドルからも取引可能(SBI FXトレード等)
FXはFX会社によって最小取引単位が異なります。
私も愛用しているSBI FXトレードであれば、1ドルから取引ができますが
GMO:10,000ドル
DMM:10,000ドル
みんなのFX:1,000ドル
ヒロセ通商:1,000ドル
となっていて、1回当たりの取引額が大きくなってしまいます。
CMでもおなじみのDMMを使ってしまうと、10,000ドル単位で取引をしなければならず、約100万円、ちょっと、リスクの高い取引になるわけです。初心者にはおすすめしません。
ですが、SBI FXトレードを使えば、1ドルから取引ができますので、少額からも取引可能というわけです。
・満期がなく長期保有可能
FXには満期というものがありません。ずっと保有することができます。この点も外貨預金より優れているというわけです。
・レバレッジをかけなければロスカットリスクはほぼゼロに
上述しましたが、FXはレバレッジを25倍までかけることができます。ですが、1倍でも大丈夫です。
10万円口座に預けて、1000ドルしか買わなければ、ロスカットリスクはほぼゼロとなり、長期保有、ほったらかし運用が可能になります。
FXでドルを買う方法を改めて解説
FXでドルを買う方法ですが
①FX口座を開設(SBI FXトレードがおすすめ)
②口座に入金する(投資したい資金だけ)
③指値注文でドルを買う(レバレッジ1倍で)
④約定するまで待つ
⑤約定したら決済指値注文をしておく
⑥約定するまでスワップ金利を貯めながら待つ
基本的には注文は株取引等とも同じ感じです。
では、順に解説します。
①FX口座を開設(SBI FXトレードがおすすめ)
まずは、口座を開設します。
少額から、例えば、100ドルから投資したいのであれば、1ドルから取引ができるSBI FXトレードを選ぶのが良いでしょう。
スペックも高いので、おすすめです。
②口座に入金する(投資したい資金だけ)
続いて、FX口座に入金します。
毎月1万円ずつといった感じでもいいですし、一気に10万円でもいいでしょう。
買いたいと思ってるドルの金額に合わせて入金するのがおすすめです。
③指値注文でドルを買う(レバレッジ1倍で)
SBI FXトレードはアプリもありますので、スマホで簡単に取引が可能です。
このような感じで、指値注文をすることができます。
・例えば103.5円で、100ドル注文、無期限、で注文をしておきます。
すると、ドル円が103.5円まで下がったら、勝手に約定してくれるようになります。
④約定するまで待つ
ドルが下がるまでほったらかしでOKです。
すると約定します。
こちらは既に私が以前約定した500ドルのドル円ですが
このように103.4円でドル円が約定し、含み益が222円出ています。そして、右下の5.7円がスワップ金利です。
⑤約定したら決済指値注文をしておく
約定したらそのドルを売る注文もしておきましょう。
先ほどの500ドルを104.8円で指値注文しておきます。
想定歴が722円と出ています。
⑥約定するまでスワップ金利を貯めながら待つ
スワップ金利は毎日発生しつつ、値上がりしたら売却益も狙うスタイルで。
またドルが上がるまでほったらかしで待つことができます。
この繰り返しで、私は、ドルが下がるたびにFXで買うようにしています。
ドルは堅実ですので、下がっても、比較的早く回復してくれます。
特に最近の相場は一瞬の暴落が多いので、FXでしっかりと安値で買えるように指値注文を仕掛けておきましょう。
ご不明点はお気軽に
以上、FXでドルを買う方法を解説しました。
円高ドル安が続いていますので、今のうちにドルを買いたいと思っている人はぜひ参考に。
なかなか最初はFXはなじみがないかもしれませんが、慣れれば、全然簡単ですので、おすすめです。
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