ウィンナー珈琲|金澤屋流お家カフェVol.10
喫茶店の定番メニュー「ウィンナー珈琲」のお話。ウィンナー珈琲と言えば、コーヒーの上にふんわりとしたホイップクリームを浮かべた飲み物です。そんな事説明されなくてもわかる!という位定番の飲み物ですが最近の若いスタッフは、あまり馴染みがないようでウィンナーと言うとソーセージ⁉︎が入った珈琲なんてぶっ飛んだ発想も出てきております。そもそもウィンナーって何だ?今日は、人気のウィンナー珈琲をピックアップしてみました。
ウィンナー珈琲とは
あたたかい深煎りの珈琲にふわふわホイップクリームを浮かべた
苦いけど甘いコーヒー。たまに無償に飲みたくなる…そんな珈琲です。
真っ白なふわふわホイップクリーム。
コーヒーの上に浮かんでいます。
子どもの頃、喫茶店で飲む大好きなメニューでした。
小さい頃は、コーヒーはブラックでは飲めなかったので
大人の真似事をして注文するコーヒーのオーダーは、いつもウィンナー珈琲。
甘いクリームとほろ苦いコーヒーが
絶妙に合うのです。
ウィンナー珈琲はウィーン風のコーヒーですが・・・ウィーンにはウィンナーコーヒーはない!?
意味的には、ウィーン風の珈琲。
でも、ウィーンには、日本のウィンナー珈琲は存在しないらしいのです。
ウィーンと言えばオーストリアの首都ウィーン。オーストリアの首都ウィーンは、カフェ文化の発祥地でもあります。色々な飲み方がありますが、ウィーンにはウィンナーコーヒーがなく、なじみもありません。ただ似たようなメニューは沢山あるのでそこから来ているのかもと言うのが有力です。
日本では、ウィンナーコーヒーの名で呼ばれるメニューに近いのが
「アインシュベナー」や、伝統ある「ウィンナーメランジュ」はウィーンの定番のメニュー。「アインシュペンナー」は、ダブルエスプレッソの上にたっぷりのホイップを浮かべます。「ウィンナーメランジュ」は、エスプレッソにミルクの泡を浮かべて飲むもの。
基本的にウィーンではエスプレッソが私たちでいう毎日のむ
ドリップコーヒーという感覚ですね。
コーヒーにホイップクリームを浮かべて飲むというスタイルはこの辺から来ているのでしょうね。
「ウィンナー珈琲」の直訳を見ると…
「Vienna sausage coffee」
と訳され(^_^;)
つまり日本語に戻すと「ソーセージ珈琲」
これは、面白い!
店頭でも翻訳アプリでメニューを解読してらっしゃる方も多いのですが
最近は、日本のウィンナーコーヒー。
海外の方に通じるようで注文も受けております。
日本語 ウィンナーコーヒー
英語 Wiener coffee(ウィンナーコーヒー)
ウィーン風のと言う事でオーストリアの公用語ドイツ語で呼ぶと
ドイツ語 Wiener Kaffee(ヴィエナカフェ)
海外の方がウィンナーコーヒーを
ヴィエナカフェというのはその流れなんですね。
つまりウィンナー珈琲は日本生まれ
本場ウィーンでは
濃厚なエスプレッソにふわふわクリームを浮かべて・・・エスプレッソとクリームが半々という贅沢なドリンク。
日本では、ドリップした珈琲にクリームを浮かべます。
金澤屋流ウィンナー珈琲
深煎りの濃厚な珈琲+ふわふわホイップクリーム+隠し味にザラメ糖
苦味やコクのある深煎り珈琲にお好みでお砂糖を入れておきます。そしてその上にふわふわホイップを浮かべます。
寒いこの時期に特に飲みたくなるウィンナー珈琲。ホイップクリームは最初から混ぜずに一口目は、珈琲を味わって、二口目にはクリームとコーヒーを一緒に。
そして三口目には溶けたクリームで珈琲がまろやかにカップの底に溶けかけたお砂糖で甘味が持続。飲めば飲むほど甘味が伝わってくるほっこりドリンク。
おススメのコーヒー豆は↓
日本でアレンジされたウィンナー珈琲はホイップクリーム珈琲といってもいい位。本場ウィーン風の珈琲は日本のウィンナー珈琲とは違い。
現地の人にもウィンナー珈琲は通じず^^;
ウィンナーというとソーセージが。(笑)
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