Ep.4 学校について話そう(2)SOGIESCと教育/お便りコーナー「最近見たドラマや映画の話が聞きたい」
番組概要
「今週末、SOGI研とポットラックしない?」略して「週末ポットラック」は、金沢大学SOGIESC研究室の学生による番組です!
ポットラックとは、参加者それぞれが好きな料理を持ち寄って、みんなで食べるパーティーのこと。この番組では、SOGIESCを中心としたさまざまなテーマで、私たちSOGIメンの素直な気持ちを美味しくシェアしちゃいます🧠
SOGIESCにまつわる悩みや、ちょっとしたモヤモヤを抱えているかもしれないあなたに...すぐ隣でそっと寄り添うSOGIメンの等身大をお届けします。
「最近もやもやしたことをだれかに聞いてほしい」
「SOGIメンはこれについてどう考えるのかな?」
「SOGI研にこんなイベントをやってほしい!」
などなど、お便りもいつでもお待ちしていますよ💭
あなたにとって、「週末ポットラック」が、日常のほっと安心できる居場所になりますように☕️
番組へのお便りは下のマシュマロからお送りください💌⇩
(ラジオネームを記載いただくと、一緒にご紹介させていただきます!)
Ep.4の音声配信はこちらからお聞きいただけます🎧⬇️
Ep.4 学校について話そう(2)SOGIESCと教育/お便りコーナー「最近見たドラマや映画の話が聞きたい」
参加メンバー:みずき(司会), みゆう, たなか
みずき:ということで、第4回SOGI研とポットラックしない?始まりました。
みずき:本日は、私みずきと
みゆう:みゆうと
たなか:たなかです。
みずき:はい、3人でお届けします。よろしくお願いします。初参加の方がちょっと1名いらっしゃるので、ちょっと自己紹介も最初にしたいなと思うんですけれども。私、みずきとですね、みゆうさんは第1回から何回か。私はそれだけかな、参加してるんですけど。
初めましてのたなかさん。ちょっと軽くご挨拶をお願いします。
たなか:金沢大学SOGIESC研究室のたなかです。お願いします。
みずき:はい、お願いします。
みゆう:お願いします。
みずき:金沢大学SOGIESC研究室に今年の4月から入っていただいた、たなかさんになります。はい、お願いします。
ちょっと緊張してますね。みんな緊張してる。
みゆう:(私は参加するのが)3回目のくせに(笑)大緊張で。
みずき:1人めちゃくちゃ参加してる人いるけど、私は2回目でたなかさんが1回目ってことですね。
ちょっと喋るのどうなんだろう。そもそもこの3人で喋るのがね、初めてになるので、ちょっとどんな感じかわかんないですけど。軽く雑談最初、
みゆう:ですね。
みずき:できたらね。はい。夏休み皆さん何してたかちょっとお伺いしたいんですけど。
早速ね。タナカさんはもう夏休み始まってすぐに台湾の方に行ってましたね。2週間。
たなか:はい。楽しかったです。
みずき:中国語のね、語学研修をね、してきたみたいで。いや、すごいよ。語学研修ってすごいな。中国語…
たなか:ちょっとだけ喋れるようになったかな、みたいな感じですけど。そんな、まだまだ。
みずき:いやいや、もうすごいな。
たなか:うん。ずっと勉強していきたいな、みたいな感じです。
みゆう:いいな。何が1番美味しかったですか。
みずき:食べ物の話?(笑)
そうやね。台湾は料理美味しい。そう。
たなか:え、全部美味しかったんですけど、うん。なんだろう。フルーツとか結構美味しかったです。
みずき:パイナップル、マンゴーね。
いいないいな。台湾ね。1回行ってみたいですね。いや、ありがとうございます。みゆうさんは、夏休みどうでした?
みゆう:私はちょっと、まず、滋賀に通ってた高校の勉強合宿のなんか講師みたいな感じで行って、その後、大阪、地元に帰って。で、その後友達がいる北海道に行って、北海道から宮城までフェリーで行って。で、宮城から次、ディズニーに行って、ディズニーから東京に行って、この間金沢に帰ってきました。
みずき:すごいですね。タフタフタフ。
みゆう:長旅でした。はい。
たなか:すごい。ぐるっと回ってる感じですね、本州を。
みずき:本州1周みたいな。
みゆう:はい、楽しかったです。
みずき:特に1番良かったのはどこでした?
みゆう:そうですね、小樽水族館に行ったんですけど、北海道に行った時に。それはそれはすごい可愛いペンギンがいまして。はい。うちのSOGIメンのレイさんと同じ名前のペンギンがいて…
みずき:レイっていう
みゆう:はい、レイっていう…めっちゃファンサしてくれました(笑)
やったら写真に写りに来てくれました。
みずき:なんかね、SOGI研のレイとは全然違う(笑)
みゆう:そうですか(笑)
はい、そんな感じでした。
みずき:いいですね。いつかレイとレイがツーショット撮れたらね、いいかも。
みゆう:はい。そんな感じです。みずきさんは…
みずき:私はですね、実家に帰省したりとか色々してたんですけど、最近ディズニーランドに行ってきて。
なんとね、7年ぶりだから、最後に行ったの本当に中学とかそれぐらいだったんですけど。家族で母親と妹と3人でディズニーランドに1日行ってきました。はい。
みゆう・たなか:お〜
みずき:めっちゃ楽しいね。ディズニーって。
みゆう:マジですか。
たなか:広くて。
みずき:そう、広いし…
たなか:ご飯も美味しくて…
みゆう:美味しくて!
みずき:ご飯も美味しかったしすごい、高いけどね〜(笑)
でもほんと、ディズニーってね、行ったら、すごいなんだろうな…びっくりするんだよね。その、帰る頃に「うわ、なんか夢の国だったな」って本当に思う。毎回だけど。
みゆう:確かに。
みずき:なんか次の日とかその次の日まで余韻に浸っちゃうくらい。やっぱ魔法がかかるなっていうの、すごいね、久しぶりに感じて楽しかった。
みゆう:なるほど。何が1番美味しかったですか?
みずき:美味しかった?ご飯?(笑)美味しかった、か…
え、でもね、私毎回思うのは、やっぱチュロスは美味しいんですよね。チュロス。
みゆう・たなか:あ〜
みずき:うん。チュロスは絶対食べた方がいい。で、今回食べたのがアップルシュガーみたいな。
みゆう:美味しそう。
みずき:めっちゃ美味しかった。そう。あれはめちゃくちゃおすすめかな。
いやあと、アトラクションでね、1個、私ずっと乗りたかったのが、多分2、3年前とかにできた「美女と野獣」、
たなか:え、そんなのがある…
みずき:そうそう、美女と野獣の新しいアトラクション。てかもう城がまずあって、美女と野獣の。なんかティーカップに乗って、ストーリーを巡っていくみたいなアトラクションがあったんですけど。それがね、本当に本当に良かったので、めちゃくちゃおすすめ ですね。はい。
みゆう:すごく楽しい…ひととき
みずき:うん、楽しいひととこ…ひとときでした(笑)
みゆう:ふふふ(笑)よかったです。
みずき:はい、夏休みね、みんなエンジョイできたってことで。
みゆう:まだあと3週間ほどね、夏休みありますね。
みずき:そうね、今収録時点でね。まだ、そうそう、これをね、多分投稿してる時にはもう大学が始まって、みんなちょっとね、まだテストではないけど、忙しくしてるんじゃないでしょうか。はい、やだね〜(笑)
私たちの制服ってどうだった?
みずき:今月10月(実際は9月)のテーマが一応「学校」をテーマにしているんですけど。前回の収録は、レイたち3人が学校について、ちょっとこう、お話してくれたんだけどね。なんか制服の話とか、文化祭・体育祭とか、いろんな話をしてくれてましたけど、みんな「制服」とかってどうだった?どんな制服着てました?高校まで。そもそも制服だった?みんな。
みゆう・たなか:はい。
みずき:制服か。そっかそっか、ブレザーとか…
たなか:いや、セーラー服と、詰襟と、
みずき:セーラー服と、詰襟ね。もうなんか、ザ・(制服ってイメージ)、分かんない、そういうイメージ。ザ・制服っていう、そんな感じで。
みゆう:私も中学の時はそんな感じで、高校生の時は、ブレザーでした。
みずき:あ、ブレザーか。高校になるとね、ブレザー増えたりするかも。
私はね、中高一貫校だったので、あれなんだよね、6年間、中高同じ制服着てたんですけど。なんかね、スーツセーラーみたいな。男子制服がブレザーで、女子制服がスーツの生地なんだけど、なんか、セーラー服みたいな、なんていうの。襟、でかい襟、 ああいうのがついてる感じの。
みゆう:へー、珍しい…
みずき:なんかね、そう、珍しいかもね。そう、そういうのだったんだよね。なんか、選択肢は本当に2つだけだった。男子の制服と女子の制服みたいな。
たなか:男子制服、女子制服っていうのがそもそもなくて。セーラーか詰襟、どっちか着たい方を着ればいいって感じです。
みずき:そうなんだ、へー。じゃあ、一応、選択肢はみんなに。ま、選択肢っていうか…
みゆう:2択…(笑)
みずき:なんか、別に2択だし。なんだろうね。暗黙のなんかね。別に選択の自由があるとは言えないけど。
たなか:そうですよね。
みずき:そっかそっか。でも、共用というか、決めつけられて、これとはされてなかったってことね。
たなか:それはまだ、
みずき:まだちょっといい。
たなか:まだちょっといい。
みずき:うんうんうん。みゆうさんは?
みゆう:うちは、同じ学年の子が1年生の入学式の直後に校長先生に直談判しに行って、 女子もスラックスが履けるようになりました。
みずき:すごい!そこで、同じ学年で改革が起きたんですか。
みゆう:はい、みんななんかそれで騒いでました。「革命起きた!」みたいな。
みずき:革命だよね、すごいね。しかも1年生で入学したばっかりで、直談判。すごいな、行動力が。
みゆう:すごかったです。
みずき:そういうの大事だね。歴史が変わったね。
みゆう:はい、変わりました。
みずき:すごいわ。
みゆう:みずきさんは…
みずき:私はね、うちはもう入学した時点で、冬の期間だけ基本的に女子の制服はスカートだったんだけど、冬は雪も降るし、 寒さ対策でスラックスOKですよっていう風には言ってたんだけど。実際履いてる人はね、本当1人2人ぐらいで、6学年の中で。全然浸透してなかった。
みゆう:あー。
みずき:っていうのも、合わないの。なんか、スラックスとそのスーツセーラーが。なんか、ダサくない?みたいな。なんか、寒いからスラックスもちろん履きたい人もいたと思うんだけど。あのね、ダサくて。なんか、もうちょっとデザイン考えてくれたらいいんじゃないかなって。なんか、作っときゃいいわけじゃないじゃんね。スラックスさ…
みゆう:確かに。
みずき:その、パンツだけ用意されても。うん、なんかちょっとデザイン的に履きたくないなって思って。なかなか浸透しなかったなっていうのはありましたね。
みゆう:確かにセーラーには合わないですね。
みずき:ね、別に、うん、気にせず履けないこともないんだけど、なんか制服ってさ、しかもなんかね、ちょっとデザインで選んで入学する子も別にいるじゃん、たまに。って考えたら、意地でもスカート履き続ける人、まあまあまあ、全然それはいいんだけどね。なんか、あるだけって感じだった、選択肢が。でも、ないよりはいいよね、ほんとに。
たなか:ないよりはいい。
みゆう:確かに。
みずき:ね。今どうなってるのかあれですけど、だいぶ選択肢の幅は広がってきたんじゃないかなって、なんとなくこう、ニュースとか見て思うところではありますが。まあ制服の話は、前回も話したので一旦終わりにしまして。
SOGIESCと教育について考えてみた
みずき:今週はちょっとSOGIとかセクシュアリティについて、みんな高校までどんなふうに考えてたのかなとか、 どういうふうに知っていったのかなっていうのを、なんかこう、学生時代のことを思い出しながら聞けたらいいかなって思うんだけど。
そもそも、その、みんな大学に入ってSOGI研っていうこの団体に入ってくれたと思うんだけど。それ以前に、高校までの間に、多分みんな、SOGIとか、ジェンダー・セクシャリティとかについて、考えたりとかする機会はあったのかな?って思うんだけど。大体どれぐらいから、その用語とか、自分で考えることとか、始めたとかってあります?
みゆうさんはね、前なんか話してくれてたけど…
みゆう:私は中学生になったぐらいからで、 きっかけは、いわゆる「百合」みたいなコンテンツがあって、それを好きになって。で、高校生ぐらいになった時に、なんかそれが消費してるだけなんじゃないかなっていう風に思って。 それをきっかけに、なんか色々知っていこうってなった感じですかね。
みずき:うんうんうん、そうだね。なんか、2.5回の回だっけ、いっぱい話してくれたし。
みゆう:長々と、すみません(笑)
みずき:全然全然…(笑)みゆうさんのね、きっかけをもうちょっと詳しく知りたい方は、2.5回視聴していただきまして。
たなかさんは、大体どれぐらいから、なんか考え始めたとか…
たなか:大体、中学生ぐらいから、中2、3ぐらいのときから。なんか、ジェンダーについて、 どういう感じなのかなっていう風に、考えたり。はい、してました。
みずき:そっかそっか。大体ね、中2、3とか、
みゆう:同じぐらい。
みずき:私も実は同じぐらいなんですけど、中学ぐらいの時に。あのね、本当にすごいきっかけをね、今からだーっと話すと、めっちゃ長くなるんだけど。
あの、『びじゅチューン』っていう番組、わかる?私、あれが大好きで。本当にもう、小学校、中学校と、youtubeをめっちゃなんかもう見てたの。とにかく、妹と一緒に。もう大好きで。
で、びじゅチューン知らない人に紹介すると、NHKでやってる美術作品を元にしたアニメーション?音楽?を紹介する短い番組なんですけど。それを制作してる井上涼さんっていうアーティストの方がいて。で、私はもうびじゅチューンにハマってから、井上涼さんの作品を、もうyoutubeとかでめっちゃ見てて。
そこで、井上涼さんが 所属してるっていうか、なんかやってる、やる気あり美さんっていうね、あ、わかる?
たなか:あ、わかります。知ってます。
みずき:わかる?LGBTとかの、なんだろう、 情報発信じゃないんだけど、コンテンツをね。youtubeとか、ネットの記事とかであげてくれてる団体がいて。で、私はそこのyoutubeの動画とかを見て、 すごいLGBTQ+とか、ジェンダー・セクシュアリティについて、だんだん自分事として考えるようになっていったっていうきっかけがあるんですけど。
そう、だからその、中学ぐらいから、それで。まあでも、本当にその、youtubeとにらめっこじゃないけど。本当、誰かと共有するわけでもなく、ただ自分とそのコンテンツの間でジェンダーについて考えてたかなっていう風に思っていて。
みんなはなんか、 他の友達でも、先生でも、家族でも、なんかジェンダーについて共有できる人とかいました?
たなか:全然いません(笑)
みずき:いないよね(笑)あんまね、なんか今でこそさ、まあ今でもちょっと難しいけど。なかなか話題にあげるのがすごいハードルが高いなって、どうしても思っちゃうよね。なんか、どういうところで、なんだろうな、シェアとか情報共有、情報収集してましたか?
みゆう:私はやっぱりネットとSNS…情報収集はネットとか本とかが多かったんですけど。なんか話したりとか意見交換みたいなのはやっぱりtwitterが多かったなって思います
たなか:一緒です、twitter。 すごい、めっちゃ言ってました。
みずき:自分でも言ってた?
たなか:まあまあ…
みゆう:すごい。めっちゃわかる。
みずき:もしかしたらあれかもね、繋がってたかもしれない、過去に(笑)リプとか送ってたかもしれない(笑)
やっぱネットがね、でかかったよね。twitter、youtubeも、もろもろ。もうなかったらね、なかなか、
みゆう:ないですね。
みずき:ね、ないよね。今の時代でよかったっちゃよかったなって思う、けれども。でもさ、ネットだと、本当に何が正しい情報なのかとか。
みゆう:いや、そうですよね。
みずき:そうそうそう。全然ね、わかんない。自分でそんな判断できないし、確認する術がなかなかなくて。
みゆう:なんかSNSでやってても、 結局すごい強い言葉で言ってる人とか、なんかすごいヘイトを向ける人とかもいて、うーん、自分でもそこは安心できる場所ではなかったような気がします。
みずき:そうだよね。twitterって、なんか私、それが怖くてなかなか踏み出せなくて。いろんな人がいるし、 いろんな意見を自分が目にすることができるんだけど。本当にね、言葉がね、攻撃的だったりすると、なんかこっちが傷ついちゃうかもしれないとかって思ったりしてね。なかなかネットって便利なものだけど、 危ない場所でもあるので。
みゆう:そうですね。
みずき:やっぱ難しいなって。
ってなると本当に、なんだろうな、学校での教育ってすごい子供にとって大事だなって過去を振り返って思うんだけど。今、なんだろうな、保健体育の授業ってすごいカリキュラムが多分、どんどん、どんどん変わってはいると思うんですけど。 私はほら、大学4年だから、4年前に高校卒業しましたけど。4年くらいね、ここ(みずき〈4年生〉と、みゆう・たなか〈1年生〉)には、ジェンダー、ジェンダーじゃないわ、ジェネレーションギャップがあると思うんだけど(笑)
なんか、保健体育ってどんな、どんなん教えて…そんなに教えてなかった…?
たなか:なんか全然、別にそういうのがなくて。
みゆう:保健体育じゃなかったです、うち。 保健体育も浅くあったけれど、そっちよりも、総合とか道徳の時間に、うちは1学期は部落差別のことやって、2学期にジェンダー・LGBTQ+のこと学ぼうみたいな。なんかそんな感じで、学期ごとにやってた感じやったんで。まあ他よりは多分深くやってたんちゃうかなって、思い返せば、思いますけどね。
みずき:なるほどね。
たなか:そういうの全然なかったです。もう本当に、政治経済の時間にちょっとだけ、なんか 同性婚について話し合ったりとか…話し合いもなかったような。先生が一方的にこう、言ってくるだけでっていう感じで。
みずき:そっかそっか。
たなか:そう、そもそも話がなかったです。
みゆう:高校ではないです。高校じゃない、中学の時の話でした。今の私は。
みずき:確かに部落差別とか、なんか「人権講話」みたいなのがうちは結構頻繁にあったから、そん時に、 うーん、言ってたかもしれないけど…。本当にだから、それぐらい、なんかその、印象にどうしてもね、なかなか残らないんだけど。やっぱりあれだよね、本当に1学期だけでばーってやったりとかだとは思うけど。ちょっとだけ耳にするぐらいはみんなしてたのかな。
なんか、今後どういう風に教育が変わってくかはわかんないけど、高校までってどれぐらい、どんなことをさ、教育したらいいんだろうね。
みゆう:でも、絶対知ってるっていう、知識があるっていうことがまず大事やなって私は思います。なんか、その選択肢すら知らないみたいな状態で、大きくなっていくのとは違うんで。そうですね…
みずき:そうだね。知ってるのと知らないのでも全然違うもんね、確かにな。
なんか私は本当に「導入」が本当に大事だと思うんだけど。なんか最近も言われてるけど、やっぱ「LGBT」って言葉、「LGBTQ+」とかっていう、そのキャッチーな用語だけが、1人歩きしてしまうのがすごい危ないというか、怖いなっていうのがあって。キャッチーなワードだからこそ、じゃあ最初に教育する時に、「LGBTQ+とは、こうこう、こういう意味です。」「こういうと、レズビアン、ゲイ、なんとかこうとか…」みたいな。もうバーって用語を説明したりとかするとさ、 なんか知識は入るんだけど、なんか特別な人たちみたいなさ、そういう認識、先入観みたいなのを持っちゃうんじゃないかなって、すごい思って。
もっとこう、なんだろうな、自分事として考えられる教え方をした方がいいのかなっていう風に思うから、やっぱりその、LGBTQ+って言葉ももちろん大事なんだけど、SOGIESCっていう言葉は本当にいいなって やっぱり改めて思って。SOGIESCはやっぱりセクシャリティの総称とかじゃなくて、誰もが持ってる要素の総称であるから。SOGIESCって言葉は高校までにみんな知っておいた方がいいんじゃないかなって、私は思う。
みゆう:たしかに。私、SOGIESCを知ったの、この団体を知った時でした。
みずき:え、そう、そうだよね。
たなか:知らなかったです。
みずき:私も大学入って、講義でね。SOGI研の先生の飯田先生の講義で、SOGIESCって言葉を初めて知ったから。本当にね、高校までは一切耳に入ってこなかったです。いつからあったんだろうね。SOGIESCとかは…
みゆう:あったんでしょうけど…
みずき:あったと思うけどね。全然、やっぱLGBTとかがさ、強かった。
みゆう:強かったです。
みずき:どうしても印象がね。そう、だから、LGBTもさ、大事なんだけど。存在をね、知ってもらうこともすごい大事なんだけど。やっぱり、 さっきも言ったけど、特別な存在とか、あと、「差別しちゃダメだよ」みたいなさ。なんか、そういう対象としてさ、話されちゃうとさ、 どうしてもなんか、腫れ物扱いじゃないけど、自分じゃない人たちとか、ちょっとこう、距離を感じちゃうとね、なんか逆効果というか。なんかむしろ、なんかね、なんていうの。なんか触れにくいトピックになっちゃうんじゃないかなって思うから。もっとこうね…
みゆう:もうちょっと身近にというか、自分の周りにそういう人がいるかも、みたいなぐらいの距離感で思える教え方があればいいなって。
みずき:あればいいよね。
<お便りコーナー>最近見たドラマや映画の話が聞きたい
みずき:続いてはお便りのコーナーです。週末ポットラックにありがたいことにまたお便りが届きました!
みゆう:はい。ラジオネーム、ハムさん🐹
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ポッドキャストスタートおめでとうございます。金沢大学卒業生です。初回、通勤中に聞いてほっこりしました。満員電車のストレスを吹き飛ばしてくれてありがとうございます。
SOGI研の活動の話や、最近見たドラマ、映画の話が個人的にもっと聞いてみたくなりました。
エンタメ系だと、最近私の周りではNetflixの『THE BOYFRIEND』を見ている人が多いですが、皆さんの間でも話題に上がってますか?
これからも楽しみにしてます。
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とのことです。
みずき:はい、ありがとうございます。ハムさんハムさん。
なんか、はい、金沢大学卒業生らしいですね。
みゆう:あら、先輩。
みずき:はい、先輩。何年先輩なんでしょうか〜(笑)
みゆう:活動の話からいきますか?
みずき:活動の話、活動の話か。活動の話…?は、いいんじゃ…
みゆう:いいんですか!?笑
みずき:ハムさんハムさん、ありがとうございます。SOGI研の活動ね、
みゆう:今頑張ってるのは、ポッドキャストとnoteと、インスタの投稿。で、夏休みはみんななんか忙しそうでしたよね。
みずき:ね、そうだね。ちょっとnoteとかね、みんなちゃんと書いてる?って(笑)
みゆう:わっ、あ、ごめんなさい。私や!私の話やった…(笑)
みずき:全然、そんなあのね、無理してね、活動しなくても大丈夫。みんな…
みゆう:…はい
みずき:き、気ままにね、できたらいいんですけれども。
そうそうそう、結構ね、意外とハードだよね。
みゆう:ですね。
みずき:うん。でもなんかこうやってお便りくれてさ。こうやって頑張って録音して収録して、投稿して。こうやって聞いて、ほっこりしましたって、ありがとうございますって言ってくれるとね、嬉しいですよね。
みゆう:はい。やる気も、とっても、
たなか:はい。
みずき:ね、頑張んなきゃって、続けなきゃって思いますよね。引き続き、noteもインスタも投稿していきますので。外部に向けた活動だったら、そういうSNS投稿とかね、学内のイベントだったりとか。あとは内部の話になりますけど、ミーティングとかね、しつつ、みんなで頑張ってますので、これからも,ハムさん含め皆さん応援よろしくお願いします。
みゆう:お願いします。
みずき:で、なんかね、ちょっとうずうずしている方が1名いらっしゃるんですけど(笑)なんかドラマとか映画の話もうちょっと聞きたいってハムさん言ってくれてるけど。
みゆう:はい、ありがとうございます。よくぞ聞いてくださいました(笑)
そうですね、最近見たドラマ、映画とのことなんですけど。でも、私も『THE BOYFRIEND』を見まして。あの、よかったな、と思いますし。
みずき:でもさ、『THE BOYFRIEND』知らない人いるかもしれないけど、私も見てなくて。
みゆう:なるほど。
たなか:聞きたいです。どういう話なのか。
みゆう:用意してなかった…笑
みずき:あああごめんごめん。一応ね、noteで。SOGI研のね、他のメンバー、今日ここにいないメンバーも『THE BOYFRIEND』、めっちゃどハマりして、すんごい愛のこもったnoteを書いてくれたメンバーがいるので、noteにも一応『THE BOYFRIEND』のね、紹介はあるんですけど。
みゆう:でも簡単に言うと、参加者全員がゲイまたはバイセクシャル、の人たちが集まって、やった恋愛リアリティショーになるんですけど。そうですね、なんか私は恋愛リアリティショーを見たことがなくて、多分うめさんも書いてたと思うんですけど、初めて見たんですね。で、最初は多分、今までの私と一緒やったら、これ多分 はまらへんなと思いながら、とりあえず1話見ようと思ったら、もうそれが最後。試験中なのにも関わらず、最後まで一気に、
みずき:おーすごい。
みゆう:見てしまいまして。で、何が良かったって、まあ他を見てないから、その、比べようがないっていうのはあるんですけど。なんだろう、なんかその、恋愛だけに焦点を当ててるのっていうよりは、その人それぞれの人間性みたいなのが見えて、そこが面白かったなって個人的には思いました。
みずき:そうなんだ。
みゆう:はい。で、その内容ももちろん面白かったんですけど、Netflixの twitter、公式twitterに上がってた番外編の方が私的には心に残ってて、『傷つけられた一言どう思う?』っていう題名の未公開映像がありまして。
みずき:うんうん。
みゆう:なんかそれの中に、今まで 自分たちが受けてきた差別とか嫌やったことみたいなことを話して、それに対してどう思ってるのかみたいなことを話してる短い動画があって。なんかその中で、なんか差別に対する考え方がすごい多種多様。それを、受け入れ…半分受け入れてる人もいれば、それは絶対良くないことやからって思う人もいるし。なんかそこが自分的には、「あ〜そっか、こういう考え方もあるんか」って思いました。っていう感じです!
みずき:なるほどね。ありがとうございます。
みゆう:よければ見てください。
みずき:その番外編はね、noteでウメさんも紹介してたり、しましたね。
あと、やっぱすごいね。1人1人への コメントがね、すごい。うめさんからの。
みゆう:あ〜そうですよね。
みずき:そう、愛があって。本当になんか、さっきみゆうさんも言ってくれたけど、なんか、1人1人の考え方とか言動みたいなところがすごいフォーカスされてるのかなって。こう、なんとなくね、感じたんですけど。ちょっと見てないから…私。
みゆう:あはは(笑)
みずき:田中さんも見てないからね(笑)
ちょっと感想言い合いっこ、みたいなのができないから…
みゆう:うめさんのnote見たら、多分だいぶ…
みずき:共感できる?
みゆう:できます。すごい文量で、めっちゃ熱く書いてて、
みずき:超熱いよね。『THEBOYFRIEND』に関しては、本当にnote。SOGI研の8月17日投稿のnoteをぜひ読んでいただけたら嬉しいです。
みゆう:では、私が最近見たドラマの、ドラマとか映画の話をすると、 ちょっと前になるんですけど、『パーセント』っていうドラマがあって。それはNHKでやっていたドラマなんですけれども、皆さんご存知ですか?
みずき:『パーセント』。
みゆう:はい、『パーセント』です。
みずき:『パーセント』。今ちょっとみんな必死で検索…(笑)
みゆう:私もちょっとあらすじを…(笑)
話したいので検索してるんですけれども。はい、皆さんお手元に。
みずき:え、待って!あ、わかるわかる!
みゆう:わかりますか?
みずき:私さ、この主演の俳優さんめっちゃ好きで、そう。だから、予告っていうか、見た。それだけ見た。でも結局観なかったわ。これ。観ろよ…観ろよ私(笑)
みゆう:あはは、観てくださいよ(笑)
あらすじなんですけれども、 吉澤未来(伊藤万理華)っていう主人公がいまして、その子がテレビ局のバラエティー班にいた人なんですけど、 ずっとドラマをやりたくって。で、自分が書いたドラマの企画が通ったんですけれども、上の人から「この主人公を障害者にしてくれ」って言われて。
それは、その局がやってる「多様性月間」っていうキャンペーンの一環として、 主人公とか登場人物に多様性をもたせてほしいみたいな感じで言われて。で、流れに逆らうこともできず、その障害者の方がいる学校に行ってみたりとか、劇団?とかがあって行ってみたりとかっていう風にしてる中で、宮島ハル(和合由依)っていう車椅子に乗った高校生に出会うんですけど。その子にめっちゃ才能を感じて、この子めっちゃいいやんってなって。で、二人三脚で作品を作っていくっていう話なんですけど。
これがすごく良くて、私は。なんかこの主人公は最初あんまり乗り気じゃなかったんですけど、 いろんなことを知っていったり、その、ハルちゃんと話したり、時にはぶつかったりしながら、こう、1つのドラマを作り上げるっていうところが良くて。ぜひ見てほしいなと。
みずき:え、観たい。観ようって思ってたのにな、なんかいつの間にか終わってたのこれ。
なんかテーマとしてはさ、やっぱりただ単に障害者がとか多様性がっていうのじゃなくて、なんていうか、 「多様性っていうものを作品とかコンテンツとしてどう扱うか」みたいなところも入ってるんだよね、きっとね。
みゆう:そうですね。うまく言っていただいて。
みずき:あはは(笑)
いやー見たいなー。
みゆう:なんか、わからない、お互いの、ハルちゃんも吉澤さんのことがわからないし、吉澤さんもハルちゃんのことはわからないんだけど。でもそれでも、 一緒に何か作ったり、もっと大きく言えば、一緒に生きていくっていうのはこういうことなんだ、みたいな感じのドラマです。すごくよかったです。
みずき:すてき。ありがとうございます。紹介していただいて。
パーセントもし観てた方いたら感想など送ってくれたら、
みゆう:ちょっと、私の浅い感想より、皆さんの感想が聞きたいです(笑)
みなさんはあんまり見ない2人でしたよね。
みずき:そうだね〜
たなか:うーん
みずき:ドラマとか映画とかね、あんま観ないんですよね。なんか、でも観たいの…観たい気持ちはあるんだよね。たなかさんもね。いや、わかるよ。私も観たい気持ちは あります。
みゆう:観たい気持ちはある…そんな観たい気持ちはある皆さんに!笑
もう1つ、
みずき:もう1つ(笑)
みゆう:もう1つおすすめしようかなと思うんですけれども。ドラマやと、『つくたべ』。
みずき・たなか:うんうんうん
みゆう:『作りたい女と食べたい女』っていう作品があるんですけど。それは1話1話が結構短くって、15分ぐらいなんで。 なんか初めて、初めてっていうか、あんまりドラマ見ない人でも観やすいなっていうのもあるし、うちの母がこのドラマを見てすごい考え方を、変わった?みたいなところもあるので。なんやろな、もう全人類におすすめって感じです。
みずき:その、考え方が変わったっていうのは、
みゆう:私がそもそも「ジェンダーの勉強をしたい」っていうことを軸に置いて大学を探したかったんですけど、なかなか言えなくって、親に。うーん、結構なんやろ、差別的?な考え方もある人やったから、これはどうしたものかと思ってたんですけど。『つくたべ』の主人公に比嘉愛未さんがいるんですけど、私も母も『コードブルー』が好きで、
みずき:あっ、出てるね。
みゆう:はい。出てるので、私が「比嘉さん出るんやったら観ようや」みたいな感じで誘ったら、なんか観てくれて、 一緒に観てたんですけど。その後に絶対母やったらそんな一言言わんやろって思ってたんですよ。ですけど、終わった後になんか「この2人がこのまま幸せだったらいいよね」みたいな話で終わってくれたので。なんかちょっと、自分でも言いやすくなったみたいな、上手く言えないんですけど。なんかすごい考え方とか物の見方変わったなって思ったきっかけの作品なんで、 全人類見てくださいっていう。
みずき:わーすごいね。
たなか:すごい。そんな力があるんやって…
みゆう:はい。そうです。
みずき:すごいですね。そっかそっか。一応ね、録画はしてるんです(笑)
残ってて、テレビに残ってるんだけど、未だにまだ観てなくて。ちょっと観ますね。
みゆう:お願いします。
みずき:考え方が変わるってすごい。やっぱりコンテンツ、ドラマとか映画、本とかなんでもだけど、やっぱメディアの力ですよね。そこはね。
すごいな、『つくたべ』、そんな力があるのか。
みゆう:そうなんです。結構感謝してます。ありがとうって感じです。
みずき:えーなんかさ、自分もそうだけど、やっぱ人に影響を与えるドラマとか映画ってすごいいいよね。ただ消費するだけじゃなくてね。
ちょっと、観ましょうじゃあ、たなかさん(笑)
みゆう:観たくなりましたか?
たなか:はい、なりました(笑)
みずき:なぜでも、観ないんだろうなー。
みゆう:えー、まあ、そんなもんですよ。
みずき:そんなもん。観よう観ようと思ってね、観ないみたいな(笑)
みゆう:はい(笑)
締めの挨拶
みずき:金沢大学SOGIESC研究室では、性自認や性的指向はもちろんのこと、 生まれた場所や肌の色、宗教の別に関わらず、様々な属性の共通点と差異を持つ人々が、どのように共にあることができるのかを考えます。
「最近もやもやしたことを誰かに聞いてほしい。」
「SOGIメンはこれについてどう考えるのかな?」
「SOGI研にこんなイベントをやってほしい!」
などなど、当番組へのお便りもいつでもお待ちしていますよ。
みなさんにとって「週末ポットラック」が、日常のほっと安心できる居場所になりますように。
みゆう:はい。次の配信でまたお会いしましょう!
全員:ばいば〜い!ありがとうございました〜