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金沢の銭湯めぐり
こんにちは。移住者ネットワークの須田暁憲です。
全国的にいわゆる「街の銭湯」が少なくなって久しいですが、金沢市でも2000年頃に約60軒あった銭湯も現在では20軒を切るほどになり、今も年に数軒が休業や廃業となっています。
ただ、実は総務省の「家計調査」によると金沢市の温泉・銭湯支出額は全国でも上位であり、金沢市民が外でのお風呂にお金をかけていることがわかります。
また、東京や大阪の銭湯の経営者には石川県をはじめとした北陸出身者が多いことも知られており、金沢は意外と「お風呂どころ」ではないかなと最近思い始めています。
県の公衆浴場組合も「石川銭湯王国」というサイトを運営しており、県内の銭湯のさまざまな取組を紹介しています。
私も、働き始めてから銭湯にハマり、これまで住んできた場所でさまざまな「街の銭湯」に通ってきました。
金沢に移住してからも、定期的に銭湯に通い、昨年ようやく「かなざわおふろ旅マイスター」の認定をいただきました。
最近、サウナで「ととのえる」ことが流行っていますが、私は街の銭湯で「ととのえて」います。
「都市湯治」という言葉もあり、街の銭湯で過ごす時間は頭の中を整理する貴重な時間です。
また、街の銭湯はスーパー銭湯とはまた違う趣があり、お店ごとに個性があることも通う中でわかってきました。
改装してきれいになった銭湯があったり、薪でお湯を沸かしている銭湯、眺めの良い銭湯などそれぞれ自分のお気に入りの銭湯が見つかると思います。
「お風呂どころ金沢」の銭湯を巡るのも、金沢での生活の楽しみの一つではないでしょうか。
また、全国の銭湯に目を向けるとユニークな取組をしている銭湯も増えてきています。
私は銭湯を使う側ですが、街の銭湯がもっと盛り上がるような取組をしていけないかと模索しながら過ごしています。。
※なお、トップ画像の「松の湯」は残念ながら2020年3月で廃業となってしまいました。