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冬のスイッチ

こんにちは。
移住者ネットワークの須田暁憲です。

移住の話の中で、良く出る話題が「北陸の冬」。
「曇りが多くて気分が沈む」「雪が多い」「寒い」などあまりよくない印象で語られることが多いように感じます。

でも、関東で育った私としては、北陸の方々の「冬のスイッチ」が非常に興味深いと感じています。

晩秋以降の雷が多くなる時期や、初雪が降ったりすると、冬に対してなんとなく身構える感じであったり、むしろちょっと嬉しそうな感じになったり、冬を迎える“独特の盛り上がり”のようなスイッチが入ることを感じることがあります。

私の住む町会では、毎年12月初旬に自前で消雪装置を敷設しており、これも一つの「冬のスイッチ」だと感じます。

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日々の生活でも、雪が積もれば「そういうもの」と割りきり、家の中で過ごしたり無理に遠出しなかったり。

関東の冬は、寒いことは寒いものの、基本的には晴れが多く、日常的に不便を感じることはあまりありませんでした。
そうなると、あまり季節のメリハリもつかないんですよね。

でも、北陸の冬というのはそれこそ曇りばかりだったり雪が積もったり。晴れたかと思えばあられが降ってきたり、、

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安定しない天気だからこそ、それを受け入れた上で生活する感じがすごく合理的だと感じます。それを受け入れるための気持ちの上での準備の術をそれぞれの方が持っている気がしています。

抗いようのない北陸の冬に向かうというあきらめにも近い「冬のスイッチ」。
それは、雷鳴であったり初雪であったり。食材であったり家のストーブだったり。
それぞれの「冬のスイッチ」があることもここ金沢での楽しみの一つです。


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