最終面接で本気の熱意を伝える裏ワザ
就活最後の砦である最終面接。
これをどう突破するかで無事に納得内定ルートに進むのか、始めから選考に戻るのか大きな分かれ道になります。
この記事では最終面接でやるべきことを整理し、効率よく効果的に内定を獲得する具体的アクションを紹介します。決して難しい内容ではなく、知っているか知っていないかで大きく結果が変わります。また知っていてもやらなければ意味がありませんので、これを実行できるだけで確実に他の学生とは大きな差を付けられます。
これをやって最終面接で落とされた場合は、もう仕方ありません。その企業には合っていなかったということです。
これをやり切ればほとんどのケースで内定を獲得できる自信のある方法になるので是非試してください。
最終面接は何を見ているのか?
最終面接は形だけ、意思確認という意見もありますが、実際はケースバイケースです。バンバン落とされる最終面接も存在します。
ただ、確実に共通しているのはあなたの「熱意」を見ているということです。言い換えれば、内定を出したら辞退せずに入社してくれるかということです。
企業側から考えると、一番嫌なのはせっかく内定を出したのに内定辞退されることです。一人に内定を出すのに数百人説明会に呼び、数十人面接を重ね厳選に厳選を重ねて内定を出すのです。
内定辞退されてしまえばそれまでの努力が水の泡です。もちろんある一定の割合で内定辞退が出るという前提で採用計画を作っているケースが多いですが、内定辞退が一番のリスクなのは間違いありません。
熱意を伝えるには?
では、本気であるという熱意を伝える為にはどうすればよいでしょうか?
「第一志望ですか?」と聞かれて全力で「第一志望です!」と答えるだけではもちろん不十分です。残念ながら、全員そう答えるからです。笑
それでも、本気で第一志望でずっとずっとあなたの会社にあこがれていたんです!という強い想いを上手に伝える方法をご紹介します。
大きくできることは3つに分かれます。これをしっかりやり切ればほぼ確実に内定獲得できます。
1.その企業を徹底的に調べる
2.独自レポートを作成する
3.入社理由のエピソードを3つ整理する
文字にすると非常にシンプルですがこれを誰もやらないレベルまでやることであなたの熱意は確実に伝わります。
1.その企業を徹底的に調べる
業界研究、企業研究は既にやっているよ!という方も多いと思いますが、今までにないレベルでやるということです。最後の砦まで来ているので時間を惜しまずにやり切りましょう。目安は5時間以上です。
まずは、下記サイトで徹底的にその企業のことを調べます。
・企業HP →企業理念、事業内容の見せ方(キャッチフレーズ等)、資本金、設立年、本社所在地をチェック、先輩社員のスケジュール等も見れるケースがあるのでチェックしておきましょう。
・採用HP(リクナビ、マイナビ等のサイト) →求めている人物像
・OpenWork「社員による会社評価」(https://www.vorkers.com/)→転職者にも人気のサイト、数多くの内部の方のコメントがたくさん載っています。
・社長のインタビュー記事 →社長名でのFacebook、Twitter等のSNSがあればどのような考えの社長なのか確認しましょう
<<上場企業は下記事項もチェック>>
・Yahoo!ファイナンス →過去の株価推移をチェックしましょう。
・IR情報(投資家向け情報) →特にパワーポイント等でわかりやすく整理されている「中期経営計画」や「決算報告会用資料」をチェックしましょう。細かい数字ではなく、どんな方針でどこが上手くいっているのか?を把握できればOKです。
2.調べたこと面接で自然と出す
調べたことをそのままにして終わりにしては意味がありませんので、しっかりと面接の中で出すようにしましょう。
一番出しやすいところは【逆質問】です。
この逆質問タイムは学生側から唯一攻められるチャンスタイムとして捉えられます。ここでここまで調べましたよ!ということを暗に伝えながら質問をしましょう。
「御社の中期経営計画について〇〇を強化とのことでしたが、具体的にどのような取り組みを進めているのですか?」
「競合A社と比較して、〇〇が強みだと分析しているのですが、〇〇さんから見て御社とA社の違いを教えてください」
「社長インタビューの記事で〇〇の風土が強いと拝見したのですが、実際にどのようなことを気を付けていますか?どのように感じていますか?」
志望動機で出す
御社を志望した理由で、しっかりと調べてきたことと自分のエピソードを交えて説得力を持って伝えられる場面です。
「〇〇業界の中でも御社と競合のA社とでは、風土は〇〇な違いがあり収益分野では〇〇な違いがあると分析しました。その結果私の性格と〇〇な経験から御社が第一志望です。」
このように質問に回答する中で調べたことを少しずつ出すことができるのでチャレンジしてみましょう。
3.独自レポートを作成する
今回の3つの作戦のうち、一番重要なのがこの独自レポートです。
独自レポートとは、提出を依頼されていないレポートのことです。これを勝手につくり、最終面接で持っていきそれを説明(プレゼン)することが何よりも本気度を伝える効果的な方法です。
勝手にレポートを持っていって説明って自分勝手じゃないの?と思われるかもしれませんが、これが非常に効果があるのです。こんなことする人ほとんどいません。そのため、確実に「独自レポートを持ってきた」という印象が強く残ります。面接内容でいくら力強く「第一志望です!」と言うより圧倒的に熱意が伝わる裏ワザ的レポートです。
ここから先は
¥ 980
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?