2015秋ドラマ:「下町ロケット」
大変! 下町ロケットについて書いていなかった!
って、そんなに大変な話ではないんだけれども。
阿部寛の佃製作所は、なんか非常におおざっぱな感じがするのは私だけなのでしょうか。技術屋というところをアピールしたいんだろうけれど、なんつーか、技術屋というより不動産屋って感じがします。
身近に技術屋がいたので思うんですけれども、やはり技術で飯を食っている人間というのは、どうにもプライドが高くなりがちです。どんなに小さな町工場でも、自分の腕で何かを作り出しているという自負があるのでしょうけれど、小さなねじ一個だって、ものを作り出すチカラを持っているというのは、非常に尊いことなんでしょうね。だからといって、エラソーにしていいというわけではないのです。財前の父親のように勘違いして工場をつぶしてしまうのは、そういうところにあるのですよ。うんうん。
そんな、有象無象が集まったのが佃製作所です(笑)。
いやもう、ビジネス通り越して精神論にまで発達しているような気がしますよ。まあ、それはそれでいいんでしょうけれど。
NHK版も見ていたのですが、こちらのほうの演出はNHKのよりかなり明るめに作っているような気がします。見ていて気持ちが落ち込まない(笑)。
社会現象にまでなった『半沢直樹』の枠ですから、同じ池井戸潤原作ということで、ブレイクするといいなという気持ちもあるんでしょうけれど、半沢直樹よりちょっと地味かなー。まあ、扱う題材が違いますので、半沢ほどの視聴率にはならないでしょうね。
とにかく、日本人の大好きな小よく大を制すという題材ですから、見ていて楽しいとは思いますが、男ばっかり出てきて画面がほこりっぽいよ。
私の好きな安田顕さんが出ておりますので、ぼさぼさ頭のヤスケンを見る楽しみもございます。
安定の継続でしょうって、もう3回終わってますが(笑)。
ワタシ的継続率:90%
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