TEDから学ぶ言語学習における大切な心構え
こんにちは!かなヲです。
今年1本目の記事で話した通り、僕は今年は英語の勉強を頑張りたいと思っています。
だけど、英語を勉強するのに何をするのが良いのか?というのがあまりわかっていないのでこの記事では、英語の効果的な学習方法について調査してみようと思います!
英語学習って調べると、あらゆる情報が検索にヒットしますよね。
英語系のYoutuberみたいな人の言っている方法も、よく分からないアフィリエイトサイトみたいなものも言っていることは様々だったりで、正直何が効率が良いのか分かりませんよね。
ということで、今回はその中でも、youtubeで「ted english learning」と検索して上位3つに出てきた動画を見て、効率の良い英語学習方法について調査してみたいと思います。
TEDから検索したのは、自分の成功体験がベースになっているyoutuberや、誰がやっているか分からないアフィリエイトサイトよりは、情報の信憑性や汎用性が高いかなと思ったからです。
①The secrets of learning a new language
要約
8ヶ国語を話せるポリグロット(多言語話者)の人のお話。
ポリグロット同士のコミュニティで100人に英語学習の方法を聞いてみた。
そうしたところ、100人聞いたら100人違う方法で英語学習を答えるだろうという。
ただし、一つの共通点がある。
それは「自分が楽しめるような言語学習のやり方を考えていた」こと。
効果的な英語学習には4つの原則を守ることをお勧めしている。
自分が楽しめる方法で学ぶこと
間隔反復を利用すること(忘却曲線に合わせた学習的なアレ)
意思力に頼らず英語学習を仕組み化する(通勤の30分は絶対英語の勉強をするなど)
すぐ流暢に喋れるようになるわけではないのですぐに伸びなくても我慢して、小さな達成感を一歩ずつ掴んでいく
感想
英語系のyoutuberがなぜみんな違う勉強方法を語っている原因がわかった。
そもそも、確かな勉強方法などはないのだ。また、英語学習というように勉強・学習ととらえることがあまり正しくないのかもしれない。
楽しんでやれて英語ができるようになるならそれが一番良いから何かしら自分の興味関心を持てる勉強を探す必要がありそう。
(海外の面白いYoutuberとか配信者とか知りたいな)
②How to learn any language in six months
要約
心理学の知見を生かして、効率よく外国語を勉強する方法を考えた人のお話。
外国語の学習がうまくいっている人たちの状況を観察して共通点を探していったところ、外国語は6ヶ月でマスターできるということがわかった。
まず二つの誤解があるのでそれを否定しておく。
英語は才能ではない
実際に外国に行く必要はない(逆にいうと環境に入るだけで英語はできるようにならない)
心理学研究に基づく5つの原則を守り7つの実践を行うことでそれは可能だと彼は言っていました。
5つの原則
自分に関係することを優先する
興味があることや、仕事で使いたいなら実用的な普段から興味を持てる方向から学ぶこと。そのほうが記憶にも残るから。
言語を実際に使う
下手でもいいから最初からその言語でコミュニケーションを取ろうとすること。英語は使わないと成長しない。
メッセージを理解すれば、自然とその言葉を習得している。
これは説明が難しいのですが、インプット仮説という仮説に基づいています。理解可能かつ学習者の1レベル上のメッセージを学習で取り入れることで無意識的に英語が身に付くということです。
英語学習は肉体的なトレーニング
頭で覚えるだけではなく、体(発音や口の動きなど)を使った練習が必要。また、毎日英語を喋って肉体的に染みつかせるという考え方がより近い。
楽しむ
ストレスを減らし、学習そのものをポジティブに楽しむ。
7つの実践法
たくさん聞く
言葉のシャワーを浴びるように、毎日多くの音声を聞く。
意味を先に知る
単語よりも、場面や状況から「何を伝えたいのか」を理解する。
単語を組み合わせる
文法にこだわらず、少ない単語でも組み合わせて伝える練習をする。
よく使う言葉に集中する
日常会話でよく使われる1000〜3000語を優先的に学ぶ。
優しい指導者を見つける
子どもを導くように、間違いを優しく教えてくれる「言語の師匠」を探す。
口や顔の動きを真似る
ネイティブの発音や表情を観察して、その動きを真似する。
イメージと結びつける
単語やフレーズを、絵や写真、体験と結びつけて覚える。
感想
1個目の動画より、実践的だと思いました。
心構え的な部分を5つの原則として、具体的にどのように勉強すれば良いのかのかを7つの実践法で示してくれています。
最初から詳細まで完璧に理解するのではなく、全体像をぼやーっと理解して、拙いながらもどんどん使って体に染み込ませていくというのが良いんだなと思いました。
英語をマスターするために、最初から完璧な英語を使えるようにしようとするより、最初は出川イングリッシュみたいな話し方でもよくて、それを実践しながらどんどん完成度を高めていくイメージですかね。
③Learning a language? Speak it like you’re playing a video game
要約
英語でのコミュニケーションをうまくするには英語のレベルより、英語への姿勢が大事というお話。
どういうことかというと、評価されているというような過剰な自己意識だったり、間違えることへの恐れが、外国語の学習を妨げているということ。
意味が伝われば、細かい文法や単語も間違えて良いということ。現在地球で話されている英語の96%はネイティブスピーカー同士のものではない。
学校での教育で、些細な文法やスペルミスで点数をおとし、英語教育自体が誤っており、現代でも、英語を自信を持って話せていない人が多い。
大事なことは、自分に対する意識を過度に持たずに、目の前の相手と、目的を達成できるかにコミットすることが大切。
感想
こちらは英語学習というより実用英語として会話をするためにはというお話でした。
確かに、自分も英語を喋る時に若干の恥ずかしさを感じている。発音が汚いって思われるんじゃないかと思うと、喋るのが恥ずかしくなるのは海外に行った時にも経験していました。
また、友達の話を聞いていても英語に関して、日本人はある種の負い目を感じているような人が多いんじゃないかなと思う。
日本人の人間性、島国という性質、日本の点数主義の英語教育、日本語という言語の異質さなど様々な要因がありそうだと思いました。
まとめ
3本の動画を見てみて、なんとなく英語を喋れる人たちの共通点だったり大事な心構えがわかった気がする。
自分が楽しめる方法で学ぶということ、そして少しのミスだったりに意識過剰にならずに、拙い英語でも使っていくことが大事だということ。
また、習うより慣れろの精神で、毎日定期的に英語使って体に覚えさせるというのが重要なんだなと思いました。
具体的に、自分の勉強スタイルは確立できていないですが、確立するための指針はできたかなと思います!
ここまで読んでくださりありがとうございました。