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第一子育児中の記録:余計なこと

2007年4月21日のブログから

私は一言余計なことを言う癖がある。
前の彼氏にも言われたし、夫にも言われる。
自分でもわかってるんだが、なかなかなおらない。

この癖は母ゆずりのようだ。

今日も二回、母の一言で空気が変わった。
一回目はそばにいたわけではないが、
なんと父が殴られて警察沙汰にまでなった。
(落ち度は両方にあったが、相手が短気で喧嘩っぱやかったらしい)

母は結婚当初から姑に辛く当たられてきたとこぼしていたが
今にして思うと母の言い草が生意気だったんだろう。
可愛い息子を取られた上に生意気な口を聞かれて
祖母もいじめずにはおれなかったのかもしれない。
祖母がもっと違う性格ならよかったかもしれないが
あいにく癖のある人だったらしい。

母の教訓から、私は少しずつ余計なことを言わなくなってきてはいると思う。
それでもまだまだ足りない。
夫は空気の読める人で、まず余計なことは言わない。
さらに、必要なことは角を立てずに言う。
だから私は後ろに控えてご挨拶だけしていれば間違いはない。
もし仮に私が余計なことを言ったら
夫はあとでそれを諭してくれる。

母にもそういう人がいたら違うんだろうか。
私が母に言ったらいいんだろうか。
しかし、どうも母には言いづらい。
たぶん、母は少しひねくれ者で、
何か言われたら「嫌われている」と思ってしまうタチだと
私が思い込んでいるからだろう。

私は母に心から甘えることができないようだ。
たぶん、これって母を信頼してないんだろうと思う。

娘が私くらいになって、
子育てで辛いとき私に相談してくれないのも寂しいし
泣きたいときに泣いてくれないのも寂しいだろう。

でも私は母にそういう涙は見せられない。
泣くのなら、「悔しい」「悲しい」そんなときだ。
ただ泣きたいの、というような涙は見せられない。

夫には、ときどき涙を見せる。
子育てで言葉にならない不安を感じ、
ただ泣かせて欲しいときに肩を貸してくれる。ただ泣かせてくれる。
ほんの数分でも、貴重な時間だ。

夫には「ごめんね」も素直に言えるが、母には言えない。
夫には直して欲しい癖など「ここをこうしてくれたら嬉しい」と言えるが
母には指摘できない。

本当に母を信頼していないんだろうと思う。

母も、自分の実の母のことを信頼していない。
少なくとも私にはそう見える。

このままでは、母と祖母の関係を
私と母が繰り返してしまう。
これをなんとか断ち切りたいのに・・・
断ち切ったと思ったのに・・・・
娘が産まれたこと、母が年をとってきたことで
また昔と同じ悩みが生まれてきた。
解決する方法ってないんだろうか?

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