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読書記録 「ぐでたま理論」

とっても共感できる内容だった。やっぱり私は、ぐでぐでとした考えの方が好きらしい。

ぐでたまティスト:ぐでたまのような特徴を持った人々のこと。この本で主に取り上げられている人たち。


「ぐでたまティスト」チェックリスト

  • 夜は早く寝るのに、早起きが苦手 ・・・✖️

  • 満員電車は苦手なのに、歩くのはもっと苦手 ・・・⭕️

  • やる気はないが、やる気を出せばできると思っている・・・⭕️

  • 趣味に生きるタイプなのに、人に誇れる趣味はない・・・⭕️

  • マニュアルを渡されたらそつなくこなすのに、型にはまりたくない・・・⭕️

  • 褒められて伸ばされたいのに、褒められても伸びない・・・✖️

  • よかったことはすぐ忘れるのに、嫌なことはなかなか忘れられない・・・⭕️

  • 絶対目立ちたくないのに、結果、目立ってしまう・・・⭕️

  • プライドは高いのに、自分に自信はない・・・⭕️

  • 空気は読めるのに、気は遣えない・・・⭕️

  • ひとりでいたいのに、仲間外れにされるのは傷つく・・・⭕️

  • 事なかれ主義なのに、こじらせやすい・・・⭕️

  • 考えすぎるほど考えるのに、結論が出ない・・・✖️

  • 責任感は強いのに、逃げ腰・・・⭕️

  • 自由に憧れるのに、自由すぎると何もできない・・・⭕️

  • いい人に思われたいのに、感じの良すぎる人が苦手・・・✖️

  • 疑い深いのに、騙されやすい・・・⭕️

  • 完璧主義なのに、中途半端で終わることが多い・・・⭕️

  • 根は真面目なのに、リスクは負いたくない・・・⭕️

  • 人を観察するのは好きなのに、観察されるのは嫌い・・・⭕️


⭕️が0の人:「ぐでたまティスト」度0%
「ぐでたまティスト」の人の気持ちが全く理解できず、まるで未確認生物のように見てしまう。頑張ることが好き。

⭕️が1〜5の人:「ぐでたまティスト」度20%
 ぐでる気持ちもわからなくないが、自分に厳しく、律することができるタイプ。他人にも厳しい傾向がある。

⭕️が6〜10の人:「ぐでたまティスト」度40%
 ごく普通の人だが、他者への関心が薄い。どんなタイプの人とも上手に関係を築いていくことができる。

⭕️が11〜15の人:「ぐでたまティスト」度60%
 凹みやすく、心が折れやすいタイプ。「どうでもいい」が口ぐせ。立ち直りも早いので、思い悩みすぎることはない。

⭕️が16〜19の人:「ぐでたまティスト」度80%
 人生を斜めに見る傾向にあり、引きこもりがち。
 人に決めつけられることが嫌いで、自由が好きだが、自由を得ても何もしない。

⭕️が20の人:「ぐでたまティスト」度100%
 とにかく全てが面倒くさい。やる気もないし、頑張りたくもない。やる気も夢も希望もないが、どこか楽し気に見える。

 私は、16個の「ぐでたまティスト」度80% めっちゃわかる。

◯やる気がない

「ぐでたまティスト」の人たちの一番の特徴は、やる気がない。ぐだっとしていて、歩くのもだらだらで、覇気も薄い。

だからといって、全くやる気のないわけでもない。時と場合、目的によってはやる気になることがある。

だが、根っからやる気に満ち溢れている人間ではない。

そういう人たちは、ひとことでいうと、人生に疲れているらしい。

人生は失敗の連続。うまくいかないことばかりで、それなのに、少しでも休もうとすると、「頑張れ!」と聞こえてきて、世の中全般が頑張れモードなのである。

そんな目まぐるしい日々の中で、毎日を乗り切るので精一杯。疲れ果てて、「何もしたくない」という心境にもなる。(そんな状態に陥ることを「燃え尽き症候群という」)

頑張れない時に無理をすると、その反動が必ず返ってくる。

「ぐでたまティスト」は、燃え尽きないように低燃費で生きる人たちのこと

 ——めっちゃわかる。私も、頑張れない時でも休めなくて、無理して頑張らなきゃいけなくて。そんな時代があったからか、今ではぐでることも多くなった。

ぐでたまのように、のんびり低燃費で生きる人たちが魅力的に感じる。


◯高級な物に興味がない

「ぐでたまティスト」の人たちは、“物というのは、高級だから価値があるのではなくて、自分が欲しい物だから価値があるのだ” ということを知っている。
 
 特別欲しくないものを、他人に「高級なものだから」と押しつけられても、価値を全く感じない。

 世の中の価値って誰が決めるの?

 ——これもすごく共感する。超高級の外車、高級ブランドのバッグや時計、高級◯◯牛のステーキよりも、私にとっては、三ツ谷くんにまつわるグッズの方がよっぽど価値がある。食べ物に関しても、すき家のまぐろたたき丼の方がいい。

◯夢や希望は持たない

 「ぐでたまティスト」の人たちに、夢は何かと問えば、「趣味をぼちぼち楽しみながら、普通の生活をすることが夢」と返ってくる。

 「将来に希望を感じるか」と問えば、「希望はそんなに感じない」
  だからといって、人生に絶望しているわけではない。天地がひっくり返るような幸運に恵まれなくていいから、大きな不運にも見舞われない人生を望む。

 ——これに関しては、違う思いを抱いている。上の意見には大きく共感するものの、私にははっきりとした夢がある。「オリジナル小説をアニメにすること」と「好きな人・尊敬する人に会いたい」だ。
 まあ、そんなくらいで、趣味に重きを置いた生活をしていたい。その趣味に、めっちゃお金とか労力をかけたりとかはしてみたいけど。

◯海外旅行はしたくない

「ぐでたまティスト」の人たちは、すこぶる治安のいい日本に住んでいるのに、わざわざ危険な場所に行かなければならない理由が思い当たらないと考えるという。

 言葉も不自由で、文化の違いから嫌な思いだってするだろうし、水も食事も体に合わず、一度はお腹を壊すだろう。

 そんな思いをして海外に行かなくても、日本には何でもあるし、何でもできる。

 ——それもそうだな、と思った。私の場合は、どこか遠出をする度に、何か持ち物を紛失することが多くて、管理のしっかりしているテーマパークとかでないところで、スマホや貴重品を紛失したとなればもう終わり。それが恐ろしくて、日本国内であっても遠出はしたくない。なるべく家からは出たくない。
 ずっと家にいれば、安心安全。

◯飲まない

 飲まないのは、お酒。百害あって、一利なしだ。

大人になって、社会に出れば「飲みニケーション」という言葉がつきまとうらしいが、アルコールという毒に侵された頭で何を話そうが、何の発展もしないだろう。残るのは、毒に蝕まれた体とより悪化した人間関係ぐらいだ。

特にアルコールというのは、依存性が高く、その危険度は違法薬物と同等だという。それなのに違法にならないどころか、テレビでは積極的にお酒のCMが流れていることに遺憾の意を抱く。

お酒が好きで、よく飲んでいる人に聞いてみたいことだが、その人たちはお酒というものが違法薬物なみに危険な毒物であることを、ちゃんと知っている上で、それを承知の上で飲んでいるのだろうか。
飲み始めた時は、お酒がそういう毒物であることを認識した上で飲み始めたのだろうか。
もしそうだとしたなら(そうでなくとも)、自殺行為だな、と思う。

好きな声優さんや有名人がお酒の話をしているのを聞くと、複雑な気持ちになる。

私は絶対に飲まないことを、ここに誓う。
(上は、本の内容というよりかは、私個人の鬱憤)

「ぐでたまティスト」の人たちは、必要以上に人と関わろうとしなくても、それなりに毎日うまくやっているという。
 私もそういう人でありたいな。

◯運に任せる

「ぐでたまティスト」の人たちは、思いかけず起こった不審なども「仕方ない」と流れに抗わない。

 他力本願とは、思いどおりにならない人生にジタバタせず、自己中心的な考えを捨て、仏様のはたらきに任せて生きることを意味する。

 できないことはできないと、お手上げをして、人々の幸せを守ろうとはたらいてくれる仏様の力を信じる、そういう生き方が身についたら、人生はとても生きやすくなる。

他力本願万歳

 ——この考えは、見習いたいと思う。私は、不運に見舞われてしまうことを恐れてしまいがちだ。

お気に入りの言葉

  • ぐでぐでなるままに

  • 何でもどうでもいい

  • 危うきには一切近寄らず

  • 自意識故障

  • 他力本願万歳

  • ラクあればさらにラクあり

  • コスパ重視

  • 自由も不自由

  • 没個性という個性

  • ビリじゃダメなんでしょうか?

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