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インストラクターなら知らなきゃ損!解剖から紐解く『多裂筋』の3つの秘密
約200名の専門家が参加したオンラインセミナー!
今回のNote・セミナー動画を見れば、
・多裂筋とは、どんな筋肉かわかる
・多裂筋を解剖から理解できる
・明日からエクササイズで多裂筋を効果的に効かせられる
・多裂筋を伸ばせばいいのか、鍛えればいいのかわかる
です!
「インナーマッスルの多裂筋が姿勢に大事!」「多裂筋を鍛えましょう!」と聞いたことはありませんか?
確かに多裂筋は姿勢をキレイにしたり、体幹を安定させたり体にとって重要な筋肉であることは間違いありません。
ですが、その多裂筋の特徴を根本から理解できているでしょうか?
ただ多裂筋が大事だとわかっているだけでは、エクササイズ指導に活かすことはできません。
必要なのは解剖の知識です。
解剖が理解できていれば、多裂筋の鍛え方から代償動作まで考えることができるようになります。
ですが、解剖って難しいと感じたことはありませんか?
「専門用語が多すぎる」「細かすぎてわからない」など、初めから完璧に勉強するのは難しいですよね。
なので、今回は多裂筋を解剖からざっくりと理解し、多裂筋を効率的に鍛えるための方法をお伝えします!
解剖があるだけで、指導のレベルはグッと上がります。
明日から使える内容となっております!
ぜひ一緒に多裂筋を学んで、インストラクターとして1段階レベルアップしましょう!!
◆こんな人におすすめ◆
ピラティス・ヨガインストラクター、スポーツトレーナー、ダンサー、運動指導者、一般の方などの解剖学の知識を深めて現場で活かしたい方
◆内容◆
・多裂筋の解剖をざっくりと理解しましょう!(起始・停止・作用・筋肉の走行)
・多裂筋の重要な3つの役割とは?
・パッと見て予測する多裂筋が効いていない人の姿勢
・多裂筋と腰痛の関係性
・ぎっくり腰の人は多裂筋が働かない!
・多裂筋のエクササイズ(ストレッチ・エクササイズ)
・エクササイズで意識するポイントを解剖学から解説
講師:藤元 奏斗(Nピラティス)
動画セミナー時間:約1時間
多裂筋の3つの重要性
インストラクターなら、「多裂筋が大事」と聞いたことありませんか?
では、なぜ大事なのでしょうか?
多裂筋の働きとしては、以下の3つが挙げられます。
1、姿勢を整える
2、体幹を安定させる
3、脊柱の分節性
それぞれ解説していきます!
1、姿勢を整える
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多裂筋は背骨に細かく付いている筋肉です。
この多裂筋は背骨を反らす働きがあるんですが、
反らすよりも、背骨を圧縮して背骨を安定させる働きがあります。
つまり、背骨が過剰に動かないように背骨を止めてくれるんです。
なので、
体幹を使うピラティスでは、背骨を安定させる多裂筋が重要視されます。
2、体幹を安定させる
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多裂筋はインナーマッスルの1つです。
「横隔膜」「腹横筋」「多裂筋」「骨盤底筋」がそれぞれ作用することにより、腹圧が高まって、体幹が安定します。
よく聞くインナーマッスルです笑
腰痛に深く関わるのは、このインナーマッスルとして働くことが影響しています。
3、脊柱の分節性
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多裂筋には筋肉の動きを感知するセンサーが多く含まれます。
そのため、背骨の微妙な動きや位置を調整してくれるんです。
このセンサーは、
姿勢保持筋のようなインナーマッスルに多く含まれています。
ピラティスが姿勢変化を出しやすい理由は、
インナーマッスルを鍛えて、このセンサーを働きやすくするのも影響しています。
多裂筋を解剖から紐解く
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多裂筋は写真のように細かくついているのが特徴です。
これらの筋肉の起始・停止は、
起始:仙骨後面、上後腸骨棘、腰椎乳様突起、全胸椎横突起、第4〜5頚椎までの関節突起
停止:第一頚椎を除く2〜4椎骨上の棘突起
です。
キッチリと理解すると難しくないですか?
運動指導では、ざっくりと位置関係を理解しているだけでも代償動作が見抜けるようになります。
ですので、
まずはザックリと理解しましょう
ズボラVer
起始:仙骨・背骨
停止:2〜4個上の背骨
まずは、これくらいザックリでもOK
徐々に細かく理解していきましょう!
なんとなく筋肉の理解ができたところで、
さらに深く学んでいきましょう!
多裂筋は背中の筋肉の中でも、深層に位置しています。
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1番表層には、「僧帽筋」や「広背筋」
その下には「脊柱起立筋」
さらにその下に「多裂筋」
があります。
この位置関係が理解は非常に重要です!
サクッと頭に入れておきましょー!
今確認した通り、背中の筋肉はたくさんあります。
その中でも
なぜ多裂筋は腰痛や反り腰に関連があると言われているのでしょうか?
その理由がこちら、
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多裂筋は、腰の高さで割合が増えます!
腰では、多裂筋の筋肉が多いため腰痛や反り腰の原因になりやすいんです。
また、よく多裂筋と比較される脊柱起立筋は、
腰では共同腱になることがわかっています。
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つまり、
・腰では多裂筋が増える
・腰では脊柱起立筋が減る
ということ。
なんとなく多裂筋が腰の症状に重要なのが理解できてきたでしょうか?
多裂筋と姿勢の関係 伸ばす?鍛える?
なんとなく多裂筋わかってきた!
でも多裂筋って結局鍛えたほうがいいの? ストレッチしたほうがいいの?
と思った方いませんか?
姿勢や体の使い方は人それぞれなので一概には言えませんが、
姿勢によって、ある程度の予測はつけられます。
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この二つの姿勢は、周りにも多いのではないでしょうか?
これらはアプローチ方法が異なります。
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